みんなのインターンシップ体験談 Vol.1

興味のなかったインターネット関連業の面白さを実感。第1志望の業界に

Profile 法学部 法律学科 4年
サッカーサークルで活動するとともに、2年次からは司法書士の資格取得を目指して専門学校とのダブルスクールを開始。塾講師のアルバイトと1日8~9時間の試験勉強で忙しい毎日を送っていた。3年の6月になってゼミの同期がインターンシップの話をし始めたのを見て、自分もとりあえず経験しておこうと思い、応募。

もともと商社や広告会社に何となく憧れていましたが、インターンシップでは自分が知らない業界も見てみようと思い、ソーシャルメディアやソーシャルゲーム、システム開発などIT・インターネット関連の事業を行っている会社にも応募。そのうちの1社、インターネット関連企業での経験が進路を大きく変えました。

4~5人のチーム対抗でビジネスコンテストを行う1週間のコースで、前半はスマートフォンアプリの企画、後半はあるテーマに応える広告の企画が課題。それぞれ最初に講義を受けてアプリや広告の基本知識を得たうえでグループワークに入り、チームに2~3人ずつついてくださった社員の方からアドバイスを受けながら進めました。

企画を完成するために1週間のうち半分は徹夜するなど、ハードな経験でしたが、この企業のインターンシップを通して、インターネット業界に対する見方が変化。それまでは何をしているのかよくわからない業界という印象でしたが、コース全体や社員の方の「インターネットを使って、自分たちが世の中を変えるんだ」といった話から、アプリや広告を企画することで何かを動かせる可能性やインターネット業界の成長性を感じ、もっとこの業界やインターネット・ITの仕組みについて知りたいと思うようになったのです。そうして、ソーシャルメディアやソーシャルゲームを企画・開発している企業を中心に就活をすることに決めました。

また、ITコンサルティング会社の2週間のコースにも参加しました。そこでは、営業部門で自席とパソコンを与えられ、業務を体験。自社が開発したソフトウェアを顧客企業に導入してもらうための模擬プレゼン資料を作ったり、営業の方に随行して顧客を訪問するなど、9時から18時まで社員の方と同じように過ごしたことで、営業の現場をリアルに体感できたのはよかったです。

一方で、営業先で製品の詳細を説明するのは開発したエンジニアだという事実には違和感を感じました。働くなら自分が主体となって動きたいという気持ちが強かったので、先にインターンシップに行ったインターネット関連会社のように企画からかかわれる仕事をしたいという気持ちが確認できました。

目的を持ってインターンシップを選び、参加してほしい

インターンシップを振り返っての反省点は、最初のころはよくわからないままに選考を受けていたことです。自分でも傲慢だと思いますが、「何かをつくりあげてやろう」という気持ちだけはあり、応募先の企業の事業内容もよくわからないまま「自分はこれをやりたい」ということを選考で伝えてしまっていました。その結果、最初に受けた企業は落ちてしまったので、「やりたいことがわからないので、それをするために参加する」「ホームページからわかることには限界があるので、現場を知りたい」という考えに切り替えました。すると面接も通るようになりました。

皆さんへのアドバイスは、自分の意思で参加してほしいということです。「周りがやっているからやっておいた方がいいのかな」などと流されて参加しても得られるものは多くはありません。僕の場合は、「興味のない業界を見てみたい」「ほかの人が行かなそうな会社に行ってみたい」と考えを持って企業を選んだので、前向きに取り組めたと思います。

参加DATA

エントリー数:5社 / 参加社数:4社

■インターネット関連会社 (実施期間:1週間)

エントリーシート、グループディスカッション(6人/1グループ)、
個人面接3回(すべて学生1:面接担当者1)

■ITコンサルティング会社 (実施期間:2週間)

エントリーシート、個人面接1回(学生1:面接担当者2)
※インターンシップ期間中は交通費支給

■システムインテグレーター (実施期間:2日間)

Webテストのみ

■専門商社(実施期間:2日間)

エントリーシートのみ

■選考で聞かれた質問

「なぜインターンシップに参加したいのか?」「学生時代に頑張ったことは?」
「なぜこの業界に応募するのか?」「インターンシップを通して何を学びたいか?」はよく聞かれた。

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