【質問例あり】インターンシップ面接でよく聞かれる質問と答え方のヒント

インターンシップの面接では、どんな質問がされるのでしょうか。面接で実際に聞かれている質問や先輩たちが回答に困った質問などを紹介しながら、回答を考える際のポイントを紹介します。

(1)インターンシップの面接で、よく聞かれる質問は?

1.「自己PR」と「志望動機」が代表的

インターンシップの面接で聞かれる内容は一般的に、「自分(学生)自身のこと」「参加目的」の2つに分類されます。そしてよく聞かれる代表的な質問が「自己PR」と「志望動機」です。

2.人事担当者が面接での質問を通して知りたいこと

企業の担当者はこれらの質問を通して何が知りたいのでしょうか?  インターンシップの選考に携わる人事担当者に「面接ではどんなことが知りたいですか?」と聞いた、アンケート結果を紹介します。

まず多かったのが、「人柄」や「人間性」といった、学生のことを把握したいという回答。

  • 本人の人柄を知りたい(不動産業界/男性)
  • 本人の性格、資質(専門商社/男性)
  • 学力では測れない人間性、性格、傾向(外食業界/男性)

また、今回のインターンシップについての意欲を把握したいとの回答も多くありました。

  • やる気、意欲(ソフトウェア業界/男性)
  • 熱意(建設業界/女性)

企業が「自分(学生)自身のこと」と「参加目的」を知りたい背景には、「自社の仕事で求められる能力や姿勢が、本人の能力や価値観と合致しているか」「自社のインターンシップにいかに積極的に取り組んでもらえるか」を見極めたいという狙いがあるようです。

インターンシップでは、現場同行、企画立案、チームでのリサーチ、ディスカッションなど、実務に近い体験をする機会が多くあります。学生が熱心に活動すればするほど学ぶものが多くなり、学生・企業双方にとって有意義な場となります。 面接で質問されることの多い「自己PR」と「志望動機」は、「自分(学生)自身のこと」「参加目的」を見極めるための質問の代表です。

上記のような企業の意図を理解して、例えば、自己PRでは熱心に取り組んできた行動の実績を、志望動機では今回のインターンシップに関する意欲の強さをしっかり伝えられるように回答のポイントを考えてみましょう。

3.そのほかによく聞かれる質問

そのほかに、「趣味」や「どのような学生生活を送っているのか」といった質問をされることもあります。この場合も、何に興味や関心があるのかはもちろんですが、企業に自分自身の強みや価値観が伝わるように「どのような行動をとっているか」を具体的に話せるように意識してみましょう。

また、「将来の展望」や「入社10年後にどのような社会人になっていたいか」のように、将来について質問される場合もあります。これは、自社の業界や業務について、どの程度興味を持っているのかを知る狙いがあるようです。選考前に、しっかりと企業について調べておき、今回のインターンシップで学びたいことや、その業界でどんなことをやってみたいかを、考えておくとよいでしょう。

面接では、コミュニケーション能力も見ていますから、その場の会話として適切かどうかも大切です。面接の場では、「とにかく早く答えなければ!」と慌てる学生さんも多いですが、急ぐ必要はありません。面接の場では、予想していない質問がくることもありますが、質問をしっかりと聞き、それに対する回答を考えてから話し始めて大丈夫です。

(2)【質問例あり】想定外の質問がきたときにも対応できる! 面接準備のポイント

インターンシップに参加した先輩たちにアンケートを実施し、面接でうまく答えられなかった質問を聞きました。結果を踏まえ、面接の準備をするときのポイントを紹介します。

1. 先輩たちが悩んだ質問は、自己PR や志望動機!?

先輩たちの回答で目立ったのが、「学生時代に力を入れたこと」や「自社をどうして受けたのか」など自己PR や志望動機といった定番の質問に、うまく答えられなかったというもの。面接前に自己分析と企業研究をしっかりしておくことが大切になります。

また、先輩たちの回答からは、企業によって質問の仕方が多様であることもわかりました。

【自己PRに関連する質問例】

  • 自己PRをしてください
  • 自身の強みと弱みを教えてください
  • 学生時代に頑張ってきたことは?
  • 熱心に取り組んできたことは?

【志望動機に関連する質問例】

  • どうしてこの業界なのですか?
  • なぜこの会社を選んだのか理由を教えてください
  • ほかにも多数ある中から、なぜ自社のインターンシップを選んでくれたのか?

同じ企業の面接でも、面接ごとに聞き方を変えて質問される場合もあります。その場合、回答の仕方も変わります。そのため、スピーチのように「この質問に対しては、こう答える」と一言一句覚えるのは効果的とは言えません。質問の仕方が変わったときでも回答できるように、伝えたいポイントを覚えておくことを意識してみてください。

面接に臨む前に、自己分析でどんなことを押さえておくとよいか気になる人はこちら↓
“自己分析“は就活でどうして必要なの? 方法は?

2. 想定外の質問はさまざまだけど、その意図は?

ほかにも、さまざまな想定外の質問がありました。

【質問例】

  • 自分を色に例えると?
  • 自分のアルバイト経験について
  • 嫌いな人の特徴は?

例えば、「自分を色に例えると?」という質問には、何色と答えたら正解、というように模範解答はありません。あくまで、皆さんの考え方を知るためなのです。 企業の意図は、志望動機や自己PRと同様に「価値観を知りたい」「自社のインターンシップに積極的に取り組んでくれそうかどうか」と捉えると答え方のヒントになります。

つまり、色に例えるのは、自己PRの変化系で、自分らしさをどう捉え、それを色にしてみると、どう表現できるか、ということになります。アルバイト経験など経験を絞って質問するのも、その経験の中での自己PRの要素を確認したい、という意図なのでしょう。 「嫌いな人の特徴は?」というのは、インターンシップの中で、ほかの学生さんとの協働ができそうかどうか、がポイントになります。誰しも、嫌いな人や苦手な人はいるかもしれませんが、単に嫌いということで終わらずに、その中でどのようにしてうまく接してきたのかなどを話すようすると、あなたらしさが伝わるでしょう。

インターンの面接

(3)「最後に何か質問はありますか?」と逆質問をされたら?

アンケートにも「逆質問の時間が長くて困った」などの回答があり、質問を求められて戸惑った先輩も多かったようです。それでは、どのように対応するのがよいのでしょうか。

1. 逆質問をする企業の意図は?

人事担当者のアンケートで、「何か質問はありますか?」と、尋ねるときの意図を確認すると、回答は3つの傾向に分けられました。

1つ目は「純粋に学生さんに聞きたいことを聞いてほしい」というものです。2つ目は、企業を知る貴重な機会を積極的に使うかどうか「意欲や積極性を見たい」というもの。3つ目は「当社のどこにひかれているか」、学生の興味・関心がどこにあるのかを知りたいというものでした。企業担当者の意図を踏まえると、折角の機会なのでぜひ質問はしておきたいところです。

2. 逆質問に対しては、どんな質問をするのがよい?

では、実際にどんな質問をするとよいのでしょうか? 大切なのは、「自分が知りたいことを確認するために質問をする」ということ。そして、質問の根底になるのは、志望動機と考えるとよいでしょう。

今回、なぜインターンシップに応募したのか、何を得ようと思っているのか。自分の志望動機に従って、説明会や募集要項で得た情報について、追加で確認したいこと、もっと知りたいことを聞いてみてください。なお、企業のホームページなどで調べればわかることは、事前準備で解決できるものが多いです。面接の場では、直接聞かないとわからないことを質問するようにしましょう。

(4)インターンシップ面接に臨むときの心構え

面接に臨む際に、気をつけておきたいことは、あくまでも、「対話」の場であるということ。「準備したことをしっかり話さないと!」と、“うまく話す”ことを意識がいきがち。 けれども企業が面接において把握したいのは、あくまで円滑なコミュニケーションができるか。質問に対して適切に回答ができるかどうかであって、すらすらと活舌よく話せるかどうかではないのです。

まずは何を質問されているのかをしっかりと聞いて、質問の意図を理解することを意識しましょう。 その後は、相手をしっかりと「見て」話すことを心がけてみてください。相手を見て話すことで、話すスピードが適切になったり、理解されているかどうかを感じたりできます。「うまく話す」よりも、「質問の意図を理解する」、「相手を見る」ことを意識してみると良いでしょう。
 

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【調査概要】
●企業調査 調査期間:2017年6月30日~7月3日 調査協力:楽天リサーチ株式会社 調査対象:インターンシップの選考に携わる人事担当者300人
●学生調査 調査期間:2017年7月5日~7月7日 調査対象:全国のインターンシップに参加したことがある短大生・大学生・大学院生354名 (うち男子学生125名、女子学生229名) 調査協力: 株式会社クロス・マーケティング

 

記事作成日:2017年8月23日

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