夏休み期間に実施されるサマーインターン(サマーインターンシップ)は、興味のある業界や自分のやりたい仕事について詳しく知ることができる、就活準備にもってこいの機会。これから準備を始める人の中には、サマーインターンへの参加を検討している方もいるのではないでしょうか?サマーインターンの内容や、新型コロナウイルスの影響で増えてきたオンラインでの選考のポイントなどについて紹介します。
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就業体験を通じて、仕事や企業、業界、社会への理解を深めることができるインターン(インターンシップ)。明確な時期の定義はありませんが、学校が夏休み期間に当たる7〜9月ごろに実施されるものを「サマーインターン」と呼ぶ場合が多いようです。
※この記事でも、7~9月に実施のインターンのことを「サマーインターン」として紹介していきます。
サマーインターンの実施期間は、企業によってまちまちです。数日間のものから数週間、1カ月以上のものもあります。 「多くの企業の仕事を体験したい」という人は短期のインターンにたくさん参加し、さまざまな業界や企業を知るきっかけにするのもよいでしょう。「じっくり仕事を体験したい」という人は、長期のインターンへの参加がオススメです。
なお、リクナビでは1日のみの開催のものを「1day仕事体験」、2日以上のものを「インターンシップ」と呼んでいます。
サマーインターンのプログラム内容も企業によってさまざまです。例えば、営業同行をして実際のクライアントを訪問するといった業務遂行が含まれているプログラムや、グループワーク、プロジェクトを組んで新規事業提案を行うなど、仕事の疑似体験ができるものもあります。
ただ、2020年から流行し始めた新型コロナウイルスの影響で、社会全体でテレワークの活用や、ソーシャルディスタンスへの配慮が求められています。働き方や企業活動のあり方が変化している中、サマーインターンの内容も、従来型では実施できないケースが多く、Web(オンライン)での選考や参加が増えることも想定されます。
Web選考を経験したことがない場合、「自分の話が伝わるかどうか」と不安を感じる方が多いと聞きます。しかし、今後の社会変革に適応していくチャンスと考え、ぜひ前向きにチャレンジしていってほしいです。
Web選考や開催になっても、学生に企業理解を深めてもらう機会として、インターンが重要であるという企業側のスタンスは変わっていません。新型コロナの影響から、実施内容や時期に変更が出る可能性もありますが、インターンの実施要項や時期についての情報収集は積極的に行っておくことをお勧めします。
また、それぞれのプログラムを通して、得られる知識やスキルは異なりますので、さまざまなタイプのインターン参加してみるのもよいでしょう。 具体的にどんなプログラム内容だったのか、サマーインターン(7~9月に開催されたインターン)とそのほかの時期のインターンの両方に参加したことがある先輩たちに実施したアンケートのコメントをご紹介します。
サマーインターンに参加するメリットはなんでしょうか。7~9月とそのほかの時期のインターン両方に参加した先輩たちに、そのほかの時期のインターンと比較して、サマーインターンのどんなところにメリットを感じたのかを聞きました。
実施したアンケートでは、多い順に「就活準備が早めにできた」(46.7%)、「スケジュールの融通がつきやすい」(35.5%)、「インターンシップの選択肢が豊富にあった」(23.9%)、「就活を進めるに当たっての人間関係ができた」(17.8%)という結果になりました。
●サマーインターンに参加するメリット(n=259、複数回答)
次に、それぞれのメリットについて、具体的な先輩たちのコメントを交えて紹介します。
インターンに参加して実際の業務を体験することで、仕事や企業、業界、自分自身の志向への理解が深まります。サマーインターンに参加して、より早いタイミングで就業体験をしたことが就活準備に役立ったと感じた先輩が最も多かったようです。
7~9月は学校が夏休みのことが多く、スケジュールの調整がしやすかったという先輩の声もありました。これはサマーインターンならではのメリットだと言えるでしょう。
ほかの時期よりプログラムの種類、募集人数、実施期間などのバリエーションがあったと感じた先輩たちの声もありました。
ほかにも、「採用選考の説明会で人事と再会したとき、名前や顔を覚えられており、話をすることができた。(4社のインターンに参加/女性)」「ほかの大学の友達と情報交換できた(10社のインターンに参加/女性)」のように、人事担当者や就活同期との人脈が早めにできたことをメリットに挙げてくれた先輩もいました。
※アンケートコメント内の参加社数は、サマーインターンとそのほかの時期を合計した社数を記載しています。
次に、サマーインターンの参加時期・申し込み時期について解説します。
インターンに参加した先輩たちのアンケートでは、8月に参加した人が72.2%と最多で、次に多かったのが9月(49.0%)という結果になりました。
●先輩たちがインターンに参加した時期(n=259、複数回答)
サマーインターンの申し込みを企業が受け付ける時期は、さまざまです。ただ、インターンに参加した先輩たちのアンケートでは、インターンの申し込み時期は、多い順に7月(55.6%)、6月(45.6%)、8月(39.4%)となっています。同調査によると、サマーインターンの参加時期のピークが8月になっていることから、8月に開催されるサマーインターンの申し込みを6~7月に行っている傾向が読み取れます。
●先輩たちがインターンに申し込んだ時期(n=259、複数回答)
では、サマーインターンに参加したいと思ったら何をしたらよいでしょうか?ここでは、サマーインターンを探して応募し、参加するまでの流れを紹介します。ほかの時期のインターンも同じ流れになるので、ぜひ押さえておきましょう。
サマーインターンを探し始める前に、まずは自分の興味のあることは何か、自分が向いている仕事はどんなものか、などを考えてみましょう。自分が働く上で大事にしたいことや企業選びで重視したいことに気づくかもしれません。
上述したように、先輩たちアンケート結果では、サマーインターンの申し込みを6~7月にした人が多いようです。リクナビなどの就活準備サイトや企業ホームページ、インターンの合同企業説明会などでサマーインターンを探してみましょう。
新型コロナウイルスの感染状況によっては、サマーインターンや合同企業説明会の対面開催が見送られる可能性もあります。その場合も焦らずに、就活準備サイトのWeb企業説明会などを活用して、企業やプログラムの情報を収集しましょう。
実施期間やプログラムの内容は、サマーインターンもほかの時期のインターンも企業によってさまざま。募集要項を見て、気になるインターンを探してみましょう。学校のキャリアセンターに募集要項が届いている場合もあるので、確認してみるとよいでしょう。
サマーインターンの選考内容には、書類選考、適性検査・筆記試験、面接などがありますが、選考方法は企業によって異なるので、募集要項をチェックしましょう。選考のないサマーインターンもあるので、調べて応募してみるのも一つの手です。
新型コロナウイルスの影響で、対面面接ではなく、Web面接を行う企業が増えていくでしょう。従来の対面面接では、話す際の姿勢やしぐさ、表情など、非言語コミュニケーションも見られましたが、Web面接では、話す内容自体がより重視される傾向があります。
Web上のコミュニケーションに慣れていない場合には、選考を受ける前に、友人や家族などとWeb上の模擬面接をしてみるのも一つの方法です。自分の考えがしっかり伝わったか、客観的な感想を聞いてみるといいでしょう。
インターンの選考について詳しくはこちら↓
どんな形式がある? インターンシップの選考方法を紹介!
サマーインターン当日までに、服装や持ち物などを確認しておきましょう。また、インターン参加時に先輩社員にどんな質問をしたいかを事前に整理しておくのもよいでしょう。
詳しくはこちら↓
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インターンシップにどんな服装で参加した?先輩たちのコーディネート例を紹介!
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実際にサマーインターンに参加する際に心がけておきたい3つのポイントを紹介します。
「できるだけ多くの社員と話す」「サマーインターン中に接した社員に仕事のやりがいを必ず聞く」「自分に足りない力、伸ばすと良い力を知るために、毎日その日の業務の振り返りをする」など、参加することで得たいものを明確にし、自分なりに目標を立てて参加しましょう。
サマーインターン中は、人事担当者や社員が仕事の説明をしてくれたり、職場の雰囲気を体感したり、たくさんの情報が受動的に入ってきます。一方で、情報の波にのまれてしまうことも。自分の得たい情報を意識して、積極的に聞くように心がけてみましょう。
参加しておしまいではなく、サマーインターンで経験したことから何を学び、経験を基に今後どのように成長していきたいと考えているのかを振り返ってみるのがオススメです。ここで紹介したポイントは、ほかの時期のインターンでもぜひ心がけてみてください。
サマーインターンに参加することで、早くからやりたい仕事・やりたくない仕事や、興味のある業界・企業などについて考え、自分なりの企業選びの軸を見つけることができます。ぜひ目的意識を持って参加し、就活準備に活用してください。
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【調査概要】
調査期間:2018年3月14日~18年3月19日
調査サンプル:全国のサマーインターン(7~9月に開催されたインターン)とそのほかの時期のインターンに参加したことがある大学生・短大生・大学院生と1年目の社会人259名(うち学生184名、社会人75名)
調査協力: 株式会社クロス・マーケティング
監修:就職みらい研究所所長 増本 全
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