【チェックリスト付き】インターンシップ参加準備ガイド

インターンシップに参加する際には、前もってどんな準備をしておくとよいのでしょうか? 参加にあたっての心構えと、服装や持ち物といった「モノ」の準備の両方について、具体的にどんな準備をすればよいのかを紹介します。

リクナビ2026では、インターンシップ等のキャリア形成支援プログラム4タイプの総称を「インターンシップ&キャリア」と呼びます。
この記事では、アンケート実施当時の「インターンシップ」について紹介します。

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(1)まずは、「参加の目的」を確認しておこう

インターンシップに参加する前に、なぜそのプログラムに参加するのかという目的を明確にしておきましょう。「インターンシップで何を学びたいか」「インターンシップが終わった時にどのように成長していたいか」という目的意識を持って臨むことで、より多くの成果や収穫が期待できます。「業界や企業に関する知識を得るため」「自己理解を深めるため」「スキルを身につけるため」「人脈を築くため」など、プログラムに応じた自分の目的を確認し、インターンシップをより実り多い経験にしましょう。

(2)「持ち物」の確認をしよう ~持ち物チェックリスト~

インターンシップに必要な持ち物は、プログラムの内容に応じてさまざまですが、一般的なものとして、以下のようなものが挙げられます。

 

□ インターンシップ開催場所の連絡先や地図
スマートフォンのバッテリー切れに備えて、紙の状態で持っておくと安心

 

□ 手帳やスケジュールアプリ
期間内での予定や、その後の説明会などの予定を書き込み、先の予定をチェックするため

 

□ ノートやメモ帳と筆記用具
連絡事項や仕事の段取りをメモするため

 

□ 印鑑
交通費が支給されるプログラムの場合、必要なことが多い

 

□ 名刺入れ
自分の名刺がない場合でも、受け取った名刺を保管するために用意するのが望ましい

 
また、インターンシップ先の企業から指定された持ち物がある場合は、忘れずに持参しましょう。

 

インターンシップの持ち物について詳しく知りたい人はこちらから↓
【当日までに確認!】インターンシップ参加時に役立つ持ち物は?

 

(3)「身だしなみ」を整えておこう ~身だしなみチェックリスト~

参加時の服装、身だしなみは、プログラムの内容に応じて、その都度異なりますが、以下のような項目をチェックしておきましょう。

 

□ 髪型
髪の色は染色しないのが無難。髪の長い学生は、なるべくまとめた方がよい

 

□ ひげ
無精ひげは清潔感に欠けるので、当日の朝に、きちんとそっておく

 

□ シャツ・ブラウス
色は白が一般的。アイロンをかけてシワのないように

 

□ スーツ・ジャケット
落ち着いた色で、肩の幅や丈が身体に合っていることがポイント

 

□ スカート
スカートの長さは膝丈が目安。座った状態で膝から上が見えすぎないようにチェック

 

□ ネクタイ
何本か替えを持っておくと安心。シャツの襟の形に応じた結び方を選ぶ

 

□ バッグ
A4サイズの書類が入り、床に置いても倒れないものが望ましい

 

□ 靴下
スーツに合わせた濃い色が無難。ストッキングの場合は、肌の色に近いものを

 

□ 靴
シンプルなデザインで、かかとがすり減っていないかチェック。

 

□ メガネ、腕時計
メガネのフレームは、表情を隠さないようなものを。カジュアルな腕時計は避けたい

 

□ アクセサリー・ネイル
アクセサリーをつけるなら、極力シンプルに。マニキュアも派手にならないように注意

 

□ 爪
爪が伸びすぎていないかをチェックし、清潔感のある長さに切っておく

 

なお、「私服で」と指定がある場合は、インターンシップ先の企業の社風やプログラムの内容に応じて、ふさわしい服装を選びましょう。一般的には、襟付きシャツにチノパンやカットソーにスカートなど、スーツよりもややカジュアル感のある素材やデザインのビジネスカジュアル路線が無難です。

 

服装や身だしなみについて詳しく知りたい人はこちらから↓
社会人と接する最低限のマナー~服装編~

 

インターンシップに準備万端で参加できた学生

 

(4)先輩たちに聞いた! 「インターンシップ参加前に準備しておけばよかったことは?」

実際にインターンシップに参加した先輩たちは、どんな準備をしておけばよかったと考えているのでしょうか。「インターンシップに参加する前に準備しておけばよかったことはありますか?」という質問に対するインターンシップ経験者たちの声を、紹介します。

 

●「メールを送るたびに『こんな文面で大丈夫だろうか』と不安だったので、メールの送り方をマスターしておくべきだった。慣れておけばその後の就職活動でもかなり役立つと思う」(大学4年生)

●「ネクタイを締めることが多いので、時間をかけずに結べるように練習しておきたかった」(大学4年)

●「早起きがつらかったので、事前に早寝早起きの習慣をつけておけばよかった」(大学4年)

●「パソコン作業があったから、基本的な操作は取得しておくべきだった」(大学2年)

●「急に自己紹介をするように言われて戸惑ったので、いつでも自己紹介できるように内容を考えておけばよかった」(大学4年)

●「会社や業界について詳しく調べておくべきだった。その上でインターンシップ先の社員と話せば、より内容の濃い会話ができたと思う」(大学2年)

●「敬語をしっかり身につけておくべきだった」(大学1年)

 

先輩たちからは、基本的なパソコンスキルや敬語・メールの送り方などのマナー面、業界や企業についての情報収集、身だしなみや生活習慣などついての準備不足を悔やむ声が多く聞かれました。先輩たちの反省を生かして、周到な準備を行いましょう。

 

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【調査概要】
調査期間:2017年7月5日~17年7月7日
調査サンプル:全国のインターンシップに参加したことがある短大生・大学生・大学院生354名 
調査協力: 株式会社クロス・マーケティング

 

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記事作成日:2017年8月18日

 

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