就活用の靴下の選び方は?人事が気になるポイントは?

就活時に着用する靴下を選ぶ際、色や柄、丈はどんなものがよいのでしょうか?就活ファッションに詳しい「洋服の青山」のご担当者にスーツに合う靴下の選び方を聞きました。靴下を選ぶときのポイントや人事担当者に就活生の身だしなみとして靴下について気になる点を聞いたアンケート結果を紹介します。また、レデイ―ススーツにはストッキングをあわせるのが一般的ですが、選ぶときのポイントも解説します。

【プロが解説】就活時にはく靴下の選び方のポイント

就活時の身だしなみというと、スーツやワイシャツばかりに気を取られがちですが、意外に見られているのが「靴下」。選ぶ際に気をつけたい「色」「デザイン」「サイズ」「素材」の4つのポイントについて解説します。

ポイント1:色

まず気をつけたいのは、靴下の色です。就活で着用するスーツの色に合った黒の靴下を選びましょう。ビジネスシーンでは、スーツに白い靴下は適さないとされていて、気にする人事担当者もいることが考えられるので、気をつけましょう。

ポイント2:デザイン

デザイン性のない無地の靴下、または織り模様が縦じまのリブ編みの靴下などがシンプルでよいでしょう。ワンポイントが入った靴下は、就活ではスーツから見えると目立つため、避けた方が無難でしょう。

無地の靴下

▲無地の靴下

リブの靴下

▲リブ編みの靴下

靴下の長さは、すねの中央ぐらいまで隠れる「ミドル丈」がスーツに合わせるときは一般的です。ミドル丈の靴下をはくのは、座ったときにスーツの裾が上がっても、すねが見えないようにするためです。ですから、膝下までのハイソックスでも構いません。
くるぶしまでのスニーカーソックスは日常ではく機会も多いと思いますが、スーツ着用時はすねが見えてしまうので、避けた方がよいでしょう。

服装チェックをする際は、立ち姿だけでなく、座ったときに相手から足元がどう見えるかも意識するようにしましょう。

ポイント3:サイズ

25~27cm、27~29cmなど、サイズは小刻みでそろっています。選ぶ時は、自分の足のサイズが真ん中にくるもの、例えば足のサイズが26㎝の人なら、25~27㎝を選びましょう。なぜなら、靴が足にピッタリの場合、靴下が大きいと窮屈に感じますし、靴下が小さいとつま先が引っ張られて穴が開きやすくなるからです。

ポイント4:素材

季節を問わず、スーツに合わせる靴下は綿とポリエステルの混紡など、薄手のものが一般的です。ただ、例えば寒さが苦手であれば薄手でも保温効果の高い靴下などもあるので、季節によって靴下を使い分けるのもよいと思います。

また、一日中革靴を履いていると、蒸れによる臭いやゴムのきつさなどが気になる人もいるでしょう。最近は消臭効果があるものや、すねに当たるゴムの締め付けを軽減する仕様の靴下も売られています。そのほか穴が開くのを防ぐためにつま先やかかとを補強してあるものなどもあるので、購入する際は機能面もチェックしてみましょう。

靴下の買い替えの目安、長持ちのコツは?

どんなにスーツをきちんと着こなしていても、靴下が下がってくるぶしにシワが寄っていたりすると、だらしない印象になってしまいます。くるぶしのゴムが緩んでしまったり、色があせてきたりした場合には、新しい靴下に替えましょう。

靴下は手持ちの枚数を増やして、ローテーションで使うことで、傷みを防ぐことができます。また、枚数が少ないために、乾ききっていない靴下をはいて、臭いが気になることも防ぐことができます。
さらに、重要な面接の日のために新品の靴下を予備として用意しておくのもオススメです。

就活生の足元のイメージ画像

レディーススーツに靴下を合わせるのは?

レディーススーツの場合、ボトムスがスカートの時は靴下ではなく、ストッキングを着用するのが一般的です。ベージュなど肌の色に近いストッキングを着用し、「素足が見えないようにする」ことを心がけてください。パンツスーツの場合は、膝下丈のストッキングでもよいでしょう。
また、ストッキングは伝線しやすいので、予備を1足持っておくと安心です。

 

【人事に聞く】就活生の靴下、気になりますか?

人事担当者に、「就活生の身だしなみについて、どんな点が気になるか」を聞いたところ、「靴下」という回答は33.6%でした。

■就活生の身だしなみについて、どんな点が気になりますか?(n=330、複数回答)

 

具体的に聞いたところ、以下のように「色」や「デザイン」に関する声が上がりました。気になる人事担当者もいるので、就活時には黒の控えめのデザインの靴下をはいておくと安心でしょう。

・スーツに白い靴下は気になる(50代)
・スーツより明るい色の靴下をはいている(50代)
・派手なデザイン(20代)

そのほかには、以下のような点が気になると回答した人事担当者もいました。

・足首が出ていないか(30代)
・汚れていないか(50代)
・穴が開いていないか(30代)

中には「靴下は、細かいところまで気配りできているかを判断する材料になる」(50代)という意見もありました。選考や説明会に参加する際の靴下選びや服装チェックの参考にしてみてください。

 

そのほか、就活時のファッションについて知りたい人はこちら↓
社会人と接する最低限のマナー 服装編

 

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【調査概要】
調査期間:2018年12月8日
調査サンプル:過去5年以内に、新卒採用選考で就活生と接する機会があった人事担当者330人
調査協力:株式会社ジャストシステム

 

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記事作成日:2019年1月31日

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