社会人と接する最低限のマナー 服装編

  1. 社会人の心得 編
  2. 服装 編
  3. 敬語 編
  4. 電話 編
  5. メール・手紙 編
  6. 立ち居振る舞い 編
  7. 面接 編

【監修】峯陽子先生
約20年の専業主婦の後、金融会社での新規事業立ち上げ社内研修講師などを経て、株式会社人財育成大重塾に入社。企業の会社研修の講師のほか、女性の社会復帰支援、学生へのキャリア育成セミナー・マナー講座なども担当。

服装のマナー

ビジネスシーンにおける服装の基本となるのがビジネススーツ。ここでは、一般的に言われている「スーツの着こなし」を紹介する。また、節電・クールビズの影響で、スーツ着用を問わない企業もある。その場合は指示にしたがうのが賢明。ポイントは、「相手に不快感を与えないこと」。ビジネスの場面にふさわしいかどうか、一歩引いた視点でチェックしよう。

 

男性の服装マナー

 

男性服装

①髪型、顔

あまりにも奇抜な髪型や、伸び放題、寝癖がついていたりするのはNG。髪を立てるのも、ビジネスの場では浮いて見えるので避けたほうがよい。また、無精ひげは清潔感に欠けるので、きちんと剃っておこう。

②シャツ

色は白が基本。業界や企業を問わずに着られるので一枚持っておくと使い回しがきく。好みの色・デザインのものを着てもよいが、あまりにも派手な色や変わったデザインはNG。首回りのサイズが合っていないと美しくないので、人差し指が1 本入るくらいのサイズのものを選ぼう。また、肌に直接触れる襟、袖の汚れに注意すること。しわだらけのシャツはだらしなく見えるので、アイロンがけを忘れずに。

③ネクタイ

ネクタイを替えると気分転換にもなるので、何本かバリエーションがあるとよい。青色ははっきりとした印象になり、黄色は顔がやわらかく見える。結び方は襟の形に合わせる。レギュラーカラーの場合は小さい結び目の「プレーンノット」、ワイドカラーの場合は結び目が大きい「ウィンザーノット」で。

④スーツ

ボタンが2つまたは3つ、色はネイビーやチャコールグレー、ブラウンなどの落ち着いた色が一般的。必ずしも「リクルートスーツ」である必要はないが、ビジネスライクなもの、肩の幅がきちんと身体に合っていることがポイント。パンツは裾が靴に軽くかかるくらいの長さを選び、折り目をきちんとつける。

⑤バッグ

リュックサックなどは避け、ビジネスシーンにふさわしいものを選ぶ。配布される書類やパンフレットなど、A4サイズが余裕を持って入れられる大きさのものを。持ち手がしっかりして、床に置いても倒れないものがよい。

⑥靴下

スーツに白い靴下やスニーカーソックスを合わせるのはNG。スーツの色に合わせて紺や黒などの濃いめの色を選ぼう。

⑦靴

プレーンな革の紐靴など、シンプルなものを選ぶ。装飾がついているものやスリッポンはNG。汚れがないか、かかとがすり減っていないかなどをしっかりチェックし、こまめに磨くこと。

メガネ、時計

メガネのフレームは、個性が強く表情を隠してしまう太いものなどは避けたほうが無難。レンズは汚れが目立たないように、しっかりと磨いておこう。また時計は、ダイバーズウォッチなどの遊び感覚あふれるものや、装飾が派手な時計は避けたい。

「私服で」と言われたら

「私服」といっても、着たいものを着るのではなく、会社に合わせることが大切。
許される範囲を見極め、社会人としてどこに出てもおかしくない清潔感のある服装を心がけよう。コーディネートは以下の点に注意しよう。

  • ジャケット…ネイビーのブレザーや、コットンのジャケットなどがおすすめ。
  • シャツ…ノータイでもかっこよく着られる、ボタンダウンや襟が高いものを。色も清潔感があるものであれば、白以外でも可。柄もストライプやチェックにしてみると雰囲気が変わる。
  • ネクタイ… 着用する場合は、ニットタイなどカジュアル感のあるものがおすすめ。
  • 靴…スリッポンなど紐靴でないものでも可。スニーカーなど、カジュアルすぎるものは避けよう。

 

女性の服装マナー

 

女性の服装

①髪型、顔

髪が長い場合は、おじぎをしたときに髪が顔にかからないようにまとめたほうがよい。フェイスラインと耳を出すと、顔が明るく見える。髪の色はビジネスシーンでも浮かないように、できるだけ自分の色で。顔は、ノーメイクだと不健康に見られがち。だからといってビジネスシーンに合わないほど派手なメイクはNGだ。アイシャドーや口紅は薄めの色で、顔色が冴えないときはチークをプラスするなど、ナチュラルで健康的に見えるメイクをあらかじめ研究しておこう。

②ブラウス

写真のような首もとのボタンがすべて閉まるレギュラータイプと、スキッパータイプの2種類がある。スキッパータイプの場合、襟はジャケットの外に出しても内側に入れたままでもよい。顔映りや襟の開き具合を見て美しく着こなせるほうを選ぼう。色は白が基本。

③ジャケット

黒はシャープに、チャコールグレーはやわらかく、ネイビーは落ち着いた印象に。ボタンは1つ~3つボタンタイプから、襟のVゾーンのあきが自分に合うものを選ぼう。ウエストがほどよくシェイプされたものを選ぶと、よりすっきりとしたシルエットになる。

④スカート、パンツ

長さは膝丈が目安。座ったときに膝から上が見えすぎないように、必ず座ってみて着丈を確認しよう。太ももが見えるようなミニスカートはNGだ。動きやすいよう、ヒップに多少余裕があるサイズを選ぶとよい。
女性のスーツはパンツスーツでももちろんOK。スカートと両方用意できるのであれば、たくさん動き回る日や寒い日にはパンツを活用したい。折り目をきちんと付けて着るようにしよう。

⑤バッグ

肩からかけられ、床に置いたときに倒れず、A4の書類が余裕を持って入るつくりのものがおすすめ。合皮などできるだけ軽い素材だと疲れにくい。

⑥ストッキング

色や柄のない、肌の色になるべく近いものを選ぶ。外出先で伝線したときのために予備を携帯しておこう。

⑦靴

黒いプレーンなパンプスがベスト。ヒールは高すぎると疲れやすいので、歩き回ることが多い場合は、3~5cmの低めのものを選んだほうがよい。

ネイル、アクセサリー

アクセサリーはつけてもよいが、なるべくシンプルなものを。マニキュアはラメやネイルアートなどの派手なものは避け、薄いピンクや透明色程度に。爪の伸びすぎもNG。

「私服で」と言われたら

男性と同様、社会人として恥ずかしくない服装を心がけるのが基本。

  • ジャケット… 黒、カーキ、ベージュなどのベーシックな色(落ち着いた色)がおすすめ。
  • インナー… 黒のジャケットには白や黒、カーキやベージュのジャケットには黒、白のほか、オレンジやグリーンなども相性がよい。カットソーはラウンドネックやVネックが、シャツは襟立ちが美しく、体型に合ったものがおすすめ。
  • スカート… 会社にもよるが、プリント柄やデザインスカートもおすすめ。デスクワークが多い人はしわになりにくい素材を選ぶとよい。
  • パンツ… 黒やグレー、茶色、ネイビーなどベーシックな色で、自分の体型を一番美しく見せてくれる形を。ももが張っている人や足の太さが気になる人は、足のラインが目立たないワイドパンツを試してみるとよい。

 

 
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