【プロが解説】就活で使う靴選びのポイント

この記事でわかること

・就活用の靴は、ビジネスシーンに相応しい黒のシンプルな革靴やパンプスを選ぶのがおすすめです。
・歩きやすい靴を選ぶために、足がむくみやすい夕方に試着を行い、自分に合うサイズを選びましょう。
・靴を長持ちさせるために、ブラッシングやクリームでの保湿など定期的なお手入れや、適切な保管を行いましょう。

就活では、スーツに合わせて靴も用意する必要があります。でも、「どんな靴を選べばいいかわからない」と悩んでいる方もいるのでは?今回は、靴選びやお手入れのポイントについて、就活ファッションに詳しい「洋服の青山」のご担当者にうかがいました。

(1)就活にふさわしい靴の種類

就活のときに履く靴は、ビジネスシーンで違和感のない、シンプルなデザインの革製の靴を選ぶことをお勧めします。

革靴の素材には、本革と合成皮革があります。本革は、履き続けるうちに足になじんできますが、水に弱く、こまめに手入れが必要です。また、合成皮革は本革に比べ、水や汚れに強いですが、傷が目立つ、長持ちしにくいといった特徴もあります。

<アンケート結果>就活生の靴事情と採用担当者に与える印象

2025〜2026年卒の就活生と新卒採用担当者を対象に調査したところ、「革靴・パンプス」が最も多く履かれ、かつ好印象を持たれていることがわかりました。就活中に最も履いた靴として「革靴・パンプス」と回答した就活生は65.4%、採用担当者が「好印象」と回答した割合は69.0%と、双方の認識はおおむね一致しています。

■<就活生回答>就職活動中に最も履いた靴を選択してください。

*本調査は、当サイトの独占コンテンツとして独自に調査したものです。

「<就活生回答>就職活動中に最も履いた靴を選択してください。」に関するアンケート結果

調査概要

調査期間:2026年6月26日~30日
調査対象:2025年~2026年に卒業した就職活動経験者289人
調査協力:株式会社メンバーズ

■<採用担当者回答>応募者がどんな靴を履いていると好印象と感じますか。

*本調査は、当サイトの独占コンテンツとして独自に調査したものです。

「<採用担当者回答>応募者がどんな靴を履いていると好印象と感じますか。」に関するアンケート結果

調査概要

調査期間:2026年6月26日~30日
調査対象:新卒採用業務担当、もしくは経験した社会人416人
調査協力:株式会社メンバーズ

一方で、就活中に「スニーカー」を履いていたと回答した就活生は34.3%に上りました。これに対し、採用担当者で「スニーカーが好印象」と答えたのは10.8%にとどまりました。「靴で印象が左右されることはない」と回答した19.2%を含めても、スニーカーを好印象と感じる採用担当者は約30%程度です。

つまり、企業訪問時の移動のしやすさなどから歩きやすいスニーカーを選ぶ学生は一定数いるものの、採用担当者の多くは革靴・パンプスを標準的なマナーとして捉えていると考えられます。靴を選ぶ際は、このギャップを念頭に置きながら、「歩きやすさ」と「きちんと感」を両立できる靴を選ぶことが大切です。

ここからは、そのポイントを詳しく紹介します。

メンズシューズ

メンズシューズは、黒のひも靴が一般的です。ひもを結ぶタイプは足にもフィットしやすいため、歩きやすいという利点もあります。デザインで言うと、甲の部分に縫い目がない“プレーントゥ”か、爪先に横一本の縫い目がある“ストレートチップ”の2種類です。 プレーントゥが一番シンプルで、ビジネスシューズとしては定番ですが、ストレートチップもスーツによく合います。就活の場面では、どちらも違和感ないでしょう。

画像提供:青山商事株式会社

レディースシューズ

スーツに合わせやすいレディースシューズは、黒のパンプス(足の甲があいた靴)。ヒール部分が高すぎず、ある程度太いものだと、安定感があり、歩きやすいでしょう。ピンヒールだとグラグラと不安定になり、疲れやすくなります。パンプスを履き慣れていない人は、ストラップ付きのパンプスを選ぶのも一案です。ストラップで足に固定する分、歩きやすくなります。

なお、パンプスが足に合わない場合は無理に履かず、足に負担がかかりにくくスーツに合う靴を探してみるという選択肢もあるでしょう。

女性用_靴
画像提供:青山商事株式会社

(2)就活で使う靴選びのポイント

就活では、履きやすく歩きやすい靴を選ぶことが重要です。1日に何社もの企業を訪問したり一日中歩き回ったりする可能性があり、しかもそれが何日も続くケースもあります。革靴やパンプスを履き慣れていない場合には、なおさら、歩きやすい靴を選ぶ必要があるでしょう。

ここでは靴選びの重要なポイントを解説します。

  • 歩きやすい靴を選ぶには、サイズが重要
  • 靴を選ぶ際は、夕方に試着して買うのがオススメ

歩きやすい靴を選ぶには、サイズが重要

歩きやすい靴の条件として、サイズが合っていることが大切です。サイズが大き過ぎると、歩くときにかかとがカパカパと浮いてしまい、歩きにくくて疲れやすくなってしまいます。

靴を選ぶ際は、夕方に試着して買うのがオススメ

靴を購入する際は、できるだけ試着して選ぶようにしましょう。できれば、足がむくんでくる夕方に試し履きするのが理想的。午前中に試着してピッタリな靴が、夕方になってきつくなってしまうこともあるからです。

両足で試着したら、それぞれかかと側に手の指を1本入れてみてください。すっぽり入ってしまうようなら、大き過ぎるということ。加えて、数歩、歩いてみたときの感覚でも選んでみてください。なお、厚手のスポーツソックスなどを履いているときは、お店で薄手の靴下やストッキングを貸してもらい試着するようにしましょう。

(3)靴の手入れの仕方

靴を買った後、よい状態で長持ちさせるためには手入れが必要です。就活中は、一日中履き続け、さらにそれを連日繰り返す可能性もあるため、きちんと手入れをしないと傷んでしまいます。普段から手入れをし、なるべくよい状態を保てるようにしましょう。

週に1度のメンテナンス方法

一般的に革製品は、以下のようなステップで週に1度か、あるいは2週間に1度、手入れをします。

ステップ1.ブラシで靴の表面の汚れやホコリを除く

ステップ2.汚れ落としのクリームで靴に残っているクリームを落とす

ステップ3.革靴用の栄養クリームを塗ってあらためて靴に栄養を与える

ステップ4.靴の色に合った色の靴墨を塗る

ステップ5.防水スプレーを吹きかける

メンテナンス用品は、一つひとつそろえるのが面倒なら、ブラシやクリーム類がひとまとめになったキットもあります。最初にキットを買ってすべてそろえておき、あとは使い終わったものを買い足していくと手間になりません。

保管する際はシューキーパーを使う

メンテナンス以外に、保管方法も気をつけたいポイントの一つ。家に帰ったらスーツをハンガーにかけるのと同様に、毎日、靴にもシューキーパーを入れましょう。靴についたシワを伸ばし、型崩れを防止する効果があります。また、木製のシューキーパーなら、汗や雨などでついた靴の湿気を吸ってくれるので、次に履くときに、よりよい状態で履けるでしょう。

かかとが減ったときは定期的にゴムを交換

定期的にかかとのゴムを交換するのも靴を長持ちさせるために重要です。靴のかかとやパンプスのヒールは数十分で交換できるので、説明会や面接の合間に靴の修理ショップなどに立ち寄って交換を済ませることも可能です。

また靴のサイズが大き過ぎると、歩く際にかかとが脱げ、地面と擦れてしまうので、ゴムが擦り減るスピードも速くなります。ジャストサイズの靴を選ぶことは、そういった意味でも重要です。

(4)就活用の靴は、試着とメンテナンスが大事

就活用の靴を選ぶ際は、歩きやすさを確かめるためにも、一度は試着してみることがポイント。そして、靴選びの後は、定期的なメンテナンスも大切です。よい状態で長持ちさせて、いつ見られても恥ずかしくない足元にしておきましょう。

インターンシップ&キャリアや就活準備に役立つ情報をX(旧Twitter)でも発信中!

「リクナビ」公式Xアカウントはこちら

※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。