インターンシップ応募用の写真、人事はどこを見ている?服装や髪型など気をつけるポイントは?

人の印象を決める重要な情報である「顔写真」。人事担当者はインターンシップ応募用の写真のどんな点を見ているのでしょうか?アンケート結果とあわせて、撮影時に心がけるポイントも紹介します。

(1)インターンシップ応募用の写真、人事が気になる上位3つは「表情」「髪型」「服装」

インターンシップ応募用の写真について、人事担当者はどんなところを見ているのでしょうか?1年以内に新卒採用に携わったことのある人事担当者500人にアンケートを実施しました。

■インターンシップ応募書類の写真を見るとき、どんな点が気になりますか?(複数回答、n=500)

「インターンシップ応募書類の写真を見るとき、どんな点が気になりますか?」人事担当者の回答グラフ

アンケートの結果から、約7割が「表情(70.4%)」が気になっていることがわかりました。次いで、「髪型(54.8%)」、「服装(51.4%)」を見ているようです。

また、「目線(40.8%)」や「姿勢(38.6%)」といった写真の撮り方について気になるほか、「写真の貼り方(24.2%)」や「写真の切り方(20.6%)」などのマナーについても見ていることがわかります。

それ以外にも「写真の質(8.4%)」、「背景の色(8.2%)」が気になるという意見もありましたが、「特に気にならない(10.6%)」という人事担当者も全体の1割いるようです。

(2)インターンシップ応募用の写真は、先輩たちの半数以上が「写真館」で撮影

続いて、インターンシップに参加した先輩たちは、応募用の写真をどこで撮ったのでしょうか。先輩242人に聞いたアンケート結果を見ていきましょう。

■インターンシップ応募用の写真はどこで撮りましたか?(n=242)

「インターンシップ応募用の写真はどこで撮りましたか?」インターンシップに参加した先輩の回答グラフ

過半数を占めたのが「写真館」。写真はきちんとプロに撮ってもらいたいというニーズが多いようです。それ以外には、「スピード写真(25.6%)」、「スマホやデジカメで自前で撮影(12.8%)」が続きました。また、写真撮影をしなかった人も5.4%いました。

次に、それぞれの撮影手段の特徴と先輩たちが選んだ理由を紹介します。

「写真館」を選んだ理由

写真館は、専用機材と証明写真用のスペースが用意されていて、顔が明るく見える照明、背景が整っています。表情や顔の角度などについて、カメラマンが細かく指示を出してくれることも特徴です。中には、ヘアメイク担当がいる、就活用写真を専門にしている写真館も。また、撮影にかかる費用も写真館によってさまざま。写真館を利用した先輩にかかった費用を聞いたところ、平均金額は、1000円台から1万円まで幅広い回答がありました。

    <先輩たちの声>

  • プロの方がいい写真を撮れると思った(男性)
  • 襟元や髪型や角度で指導があり、一番写りが良くなると思ったから(女性)
  • 正式な書類だからきちんとしたものを撮った方が良いかと考えた(男性)
  • ヘアメイクセットのコースがあり、プロに任せれば安心だと思ったから(女性)

「スピード写真」を選んだ理由

スピード写真は、肌の色などを補正できる機械もあります。ただ、背景や身だしなみ、表情の確認もすべて自分で行う必要があります。費用は写真館よりも抑えることができ、先輩たちも1000円以内で撮影した人が多かったようです。

    <先輩たちの声>

  • 時間を気にせずいつでも写真が撮れるから(男性)
  • すぐに必要だったから(女性)
  • 家の近くにあったから(男性)
  • インターンシップ用だから手軽に簡単に安く済ませたかった(女性)

「スマホやデジカメで自前で撮影」を選んだ理由

手軽に無料で撮影できるのがメリットですが、撮影・プリント時に自分で調整する必要があります。また、自撮りはカメラと体が正対できず、角度もついてしまうので、応募書類用の写真には使えません。ほかの人に真正面から撮ってもらいましょう。

    <先輩たちの声>

  • 無料で手軽にできるから(男性)
  • 何度でも撮り直せるから(女性)

(3)インターンシップ応募用写真の服装は「スーツ」が80%超、「普段着」は約2%という結果に

写真を撮るとき、「企業に送るものだからスーツがいいの?」「私服(普段着)でもいいの?」と迷う方もいるかもしれません。インターンシップに応募したことがある先輩たちに、どんな服装で写真を撮ったのか聞いてみました。

■インターンシップ応募用の写真は、どんな服装で撮影しましたか?(n=229)

「インターンシップ応募用の写真は、どんな服装で撮影しましたか?」インターンシップに応募したことがある先輩の回答グラフ

もっとも多かったのが、86.0%が回答した「スーツ」という結果に。スーツを選んだ理由には、「きっちりとした印象にしたかった」(男性)、「常識」(女性)などがありました。

次いで11.8%が「ビジネスカジュアルを意識した服装」と回答。具体的な服装を聞いたところ、スーツに近い「黒ジャケットに白シャツ」(女性)の人や、「白シャツ」(女性)で撮影に臨んだという声がありました。

「普段着」を選んだ人は、全体の1.7%という結果になりました。多くの先輩たちは、スーツやビジネスカジュアルなどを選んでいたようです。
 
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社会人と接する最低限のマナー 服装編

インターンシップ応募用の写真を手元に準備している学生

(4)インターンシップの写真撮影時・提出時に気をつけたい6つのポイント

写真を撮影する際、表情や髪形、服装、姿勢など、それぞれで気をつけたいことを紹介します。

1. 表情は、口角を上げて明るくほほ笑むように

歯が見えていると、応募用写真として笑いすぎている印象に見えてしまうことがあります。口角を上げてほほ笑む程度を意識して撮影しましょう。

2. 髪型は、顔がはっきり見えるように

髪型は、前髪が顔にかからないよう横に流したり、眉毛と耳が見えるようにしたり、顔がはっきりと見えるように整えましょう。

人事担当者は、応募書類と面接やインターンシップに参加した学生を照合するために写真を見ることもあります。眼鏡をかけて面接やインターンシップに参加する場合は、眼鏡をかけた状態で撮影するとよいでしょう。その際は、眼鏡に髪の毛がかからないように注意してください。
 
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プロが教える! 就活時の髪型のポイント

3. 服装・メイクは清潔感を意識しよう

スーツやビジネスカジュアルの場合、ジャケットやシャツは、シワやよれがあるとだらしなく見えてしまいます。アイロンをかける、クリーニングに出すなど事前に手入れをするほか、撮影前に着崩れている箇所がないか確認しましょう。

またメイクをする際も、清潔感とあわせて、写真撮影時と人事担当者に接するときのメイクがかけ離れすぎないように心がけてください。
 
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4. 姿勢は前傾姿勢にならないように胸を張って

猫背やあごが前に出ている姿勢は、自信のない印象を与えます。スピード写真であれば、後ろの壁に肩がつくくらい、姿勢を真っすぐに保ちましょう。

5. 写真を自分で撮影するときは、「目線の高さ」も気をつけて

目線が見上げたり見下ろしたりしていると、表情がきつく見えてしまうことも。スピード写真で撮影する場合、機械が「目線をこの線に合わせてください」と指示してくれます。撮影前に、イスの高さを調整するようにしましょう。

6. 写真の切り貼りは、丁寧な対応を

写真を切り取る際は、応募用書類の枠にしっかりと収まるようにきれいに切りましょう。のりづけする時は、写真の表側にのりがつかないように注意してください。また、万が一写真がはがれてしまっても、人事担当者が写真を認識できるよう、写真の裏には「学校名、学部名、名前」を書くようにしましょう。

 

【調査概要】
調査期間:2018年6月6日~6月29日
調査サンプル:インターンシップに参加したことがある学生および社会人1~3年目の男女242人
調査協力:株式会社ジャストシステム

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峯 陽子先生

【監修】峯 陽子先生

約20年の専業主婦の後、人材育成会社で企業の社内研修講師などを経て、独立。企業での社員研修の講師のほか、女性の社会復帰支援、学生へのキャリア育成セミナー・マナー講座なども担当。

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記事作成日:2018年7月24日 記事更新日:2018年8月31日

 

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