実際に「店舗」に行くことが企業選びのヒントになる?!

「あの企業も見ておけばよかった!」と後悔しないために、「気になる会社が増える情報収集法25」では、いろいろな角度からの企業探しの方法を紹介しています。
その中でも、「Part.3 いろいろなメディアを使って探す5つのヒント」では、「店舗」に足を運ぶことが企業選びにつながると、アドバイザーの「石黒さん」が大学生の「コウヘイくん」に説明しています。ぜひ、詳しく見てみましょう。

いろいろなメディアを使って探す5つのヒント

  1. インターネット
  2. 新聞・テレビ
  3. 書店・書籍・雑誌
  4. 商品
  5. 店舗
実際に「店舗」に行くことが企業選びのヒントになる?!

メディア5:店舗

人を喜ばせることが好きで、「人と接する仕事」に就きたいコウヘイ。サイトを見ると、どの企業も「顧客満足」を第一に掲げている。「働く」という視点で見たとき、それぞれの企業の違いがよくわからない…。

【アドバイザー】石黒幹久(コンサルタント)
新卒でリクルート入社以来23年間、一貫して人材関連の仕事に従事。おもに企業の新卒採用・中途採用に関するコンサルティング業務に携わる。社会人や大学生向けのセミナーの講師も務め、学生向けセミナーは、述べ400回、受講者は8万人を超える。現在は、フリーのコンサルタントとして活躍中。

(石黒)人と接する仕事って、どんな仕事をイメージしているの?

(コウヘイ)人に喜ばれる仕事です。もちろん、どんな仕事だって人に喜ばれると思うんですが、僕のサービスによって人々を笑顔にする仕事がしたいんです。

(石黒)飲食店とか?

(コウヘイ)そうですね。ほかにも旅行会社や、ブライダルビジネスにも興味があります。

(石黒)実際に店舗に行ったりしているの?

(コウヘイ)…そうですね、居酒屋にはよく…。

(石黒)サービス系の企業を志す人は、わざわざアポイントを取らなくても、多くの企業に「客」として訪問することができる。「店舗」が最大の「情報源」なんだよ。

(コウヘイ)でも、例えば飲食店に行っても、メニューの違いや見た目の違いはわかるんですが、「働く」という意味では違いがよくわからなくて…。

(石黒)「来店客に喜んでもらいたい」という気持ちが強いなら、まずは「自分が喜べるか」を判断すればいい。「顧客満足」をうたっていても、本当に自分が満足できるのか。サービスはどうか、料理と価格のバランスはどうか、掃除が行き届いているか、居心地がいいか…まずはそんな点から判断できる。

(コウヘイ)働きやすさという点では、何かヒントはありますか?

(石黒)従業員の表情は一つのヒント。疲れた顔をしていたり、イライラした感じが伝わってきたりしたらちょっと危険。いい笑顔で働いているかどうかは大事だよね。それから、飲食店であれば、オーダーしようとしてもなかなか係りの人が来なかったり、料理が出てくるのがあまりにも遅いのは、人の数が足りていない可能性もある。

(コウヘイ)そうか単にイライラして待っているだけじゃ駄目なんだ…。

(石黒)また、店長の年齢や性別にも注目するといい。年齢に関係なく、また女性も活躍できる企業であれば、「封建的」な企業ではないよね。

(コウヘイ)旅行会社なども同じですか?

(石黒)飲食店と違って、そんなに頻繁に利用するところではないと思うけど、店舗に行ってパンフレットを見ながら、そこで働く人を観察してみよう。ブライダル産業など顧客とするターゲットが明らかに学生ではなかったり、高級品を扱うお店は、店舗を利用するわけにはいかないけれど、店頭をのぞくことはできる。でも、詳しく知りたいなら、やっぱり先輩訪問が早道だろうね。

(コウヘイ)わかりました!

(石黒)どんな業種でも大事なのは、同業種の店舗を何社か訪れて比較すること。「どんなふうに人々を喜ばせたいのか」が見えてくるはずだよ。

 

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