「商品」を手に取って見ることも企業選びのヒントになる?!

「あの企業も見ておけばよかった!」と後悔しないために、「気になる会社が増える情報収集法25」では、いろいろな角度からの企業探しの方法を紹介しています。
その中でも、「Part.3 いろいろなメディアを使って探す5つのヒント」では、「商品」を手に取って見ることも企業選びにつながると、アドバイザーの「石黒さん」が大学生の「セイコさん」に説明しています。ぜひ、参考にしてみましょう。

いろいろなメディアを使って探す5つのヒント

  1. インターネット
  2. 新聞・テレビ
  3. 書店・書籍・雑誌
  4. 商品
  5. 店舗
「商品」を手に取って見ることも企業選びのヒントになる?!

メディア4:商品

フランス旅行をしてからワインが大好きになったセイコ。ワイン関係の仕事に就きたいと思ったものの、思い付くのはお酒のメーカーだけ。これでは、あまりに狭き門すぎる…。

【アドバイザー】石黒幹久(コンサルタント)
新卒でリクルート入社以来23年間、一貫して人材関連の仕事に従事。おもに企業の新卒採用・中途採用に関するコンサルティング業務に携わる。社会人や大学生向けのセミナーの講師も務め、学生向けセミナーは、述べ400回、受講者は8万人を超える。現在は、フリーのコンサルタントとして活躍中。

(セイコ)ワインを扱う企業で働きたいんですが、国内でワインを造っている企業って、本当に数えるほどなんです。

(石黒)いつも、日本のワインを飲んでるの?

(セイコ)いいえ。安めのフランスワインとか、イタリアワインとか…。

(石黒)ここにフランスワインがあるんだけど、ボトルの裏側を見ると…ほら、「輸入元」と書いてある。国産ワインもあるけど、やっぱり日本で飲まれているワインは輸入物が多いから、「インポーター」(輸入業者)が海外のメーカーと日本の販売店の間に介在しているんだよ。社名を知るには、いい方法だよね。

(セイコ)こんなふうに、商品のラベルを見るだけで、その商品にかかわる企業が見えてきたりするんですね。

(石黒)商品に直接書いてあることだけでは十分じゃない。商品を軸に、そのかかわり方を考えて調べてみるといいよ。

(セイコ)例えば…?

(石黒)ワインで例を挙げると…
● ワインを造ることにかかわる…全国のワイナリー
● ワインを売ることにかかわる…ワインショップ、ネットショップ、インポーター
● ワインのサービスにかかわる…レストランなど飲食店
● ワインを教えることにかかわる…ワイン学校
● ワイン関係のメディアにかかわる…ワイン専門誌の出版社

つまり、「売っているところは?」「情報が載っているところは?」などを具体的に考えてみることで、広がりが出てくる。商品が、コンピュータでも同じだよ。「造る」ならメーカー、売るならば量販店など、サービスならばサポート関係…。

(セイコ)いろいろなかかわり方があるんですね。

(石黒)商品がいくら好きでも、そのかかわり方に興味がなければ、仕事に面白みを見いだせないはず。商品を軸に企業探しをするなら、「その商品にかかわる、どんな仕事をしたいんだろう」と考えるべきなんだ。

 

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