インターンシップの申し込みはいつから?どうやって申し込むもの?

インターンシップに参加するには、いつ、どうやって申し込めばよいのでしょうか。参加学生たちがインターンシップに申し込んだ時期や方法、提出書類、実際に申し込むときに困ったことなど、アンケートの結果を通して紹介します。

リクナビ2026では、インターンシップ等のキャリア形成支援プログラム4タイプの総称を「インターンシップ&キャリア」と呼びます。
この記事では、アンケート実施当時の「インターンシップ」について紹介します。

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インターンシップの申し込みが多い時期はいつ?

インターンシップ等(※)に参加したことのある2024年卒の学生にアンケートをとったところ、インターンシップ等の申し込みは、8月、7月、6月の順に多く、夏がピークとなっていますが、通年参加申し込みは可能だったようです。同調査によると、申し込んだインターンシップ等の開催時期は8月が最も多く、1月〜3月はやや少なくなるものの、そのほかの期間は一定数開催されていることがわかりました。

開催時期のピークとなる8月のインターンシップ等への申し込みを6~8月に行い、その後も翌年2月までは、何らかのインターンシップ等を探して申し込みを行っている傾向が読み取れます。
※「インターンシップ等」とは、インターンシップ等のキャリア形成支援プログラム(1day仕事体験含む)のことを指します

■インターンシップ等に申し込んだ時期(n=500、複数回答)

「インターンシップ等に申し込んだ時期」に関するアンケートの回答グラフ

先輩たちがその時期に申し込んだ理由は?

では、なぜ参加した学生たちはその時期に申し込もうと思ったのでしょうか?先輩たちの回答を紹介します。

  • 選考開始前に行っておいた方がいいと思ったから(1・2・3月に申し込み/1・2・3月に参加)
  • 8月ごろから就活を始めていたので本選考に応募をする前に参加をしたかったから(12月に申し込み/12・1月に参加)
  • 夏ごろから動き始めた方がいいという大学からのすすめと、本格的な就活が始まる直前にもう少し企業研究をしたかったため(6・7・8・11・12月に申し込み/5・6・7・8・9・10・11・12月に参加)
  • 3年の7月、8月に参加することで、就職活動を始めるにあたって自分にどのような企業や業種などが合っているか知りたかったため(7・8月に申し込み/7・8月に参加)
  • 業界によって募集する時期が異なるため、さまざまな業界を継続して経験したいと思ったから(5・6・7・8・9・10月に申し込み/6・7・8・9・10・11・12・1月に参加)
  • 2022年1月~2023年2月にかけて行いました。ゆっくり1年ほどかけて、業界や業種を絞らずにいろいろな企業を見たいと思ったため(4・5・6・7・8・9・10・11・12・1・2・3月に申し込み/4・5・6・7・8・9・10・11・12・1・2・3月に参加)
  • 夏は時間に余裕があるうえ、複数の企業が積極的に募集していたから。冬は採用試験直前に現場を体感して、面接でのアピールに信ぴょう性をもたせるため(7・8・9・1月に申し込み/8・9・10・1月に参加)
  • この時期にたくさんプログラムが出ていたのと周りの就活熱が高かったため(4・6・7・8・12・1・2・3月に申し込み/4・7・8・10・12・1・2・3月に参加)

アンケートのコメントから、春〜夏のプログラムはさまざまな企業を見たいとの思いから参加し、秋以降のプログラムでは選考を見据えて興味のある企業に参加するなど、時期によって参加・申し込み理由が異なる学生が多いことがわかりました。

また、インターンシップ等のキャリア形成支援プログラムは1年を通して開催・申し込みがありますが、学校が長期休暇に入る時期は「プログラムを開催している企業が多い」と感じている学生も多いようです。企業の選択肢も多く、自らも比較的時間が取れる夏季や冬季休暇に参加してみるとよいかもしれません。
なお、申し込みの受け付け時期は、企業によってさまざまです。ただ、アンケートでは、参加時期のおよそ1~2カ月前に申し込みをしている学生が多いことから、申し込み時期の一つの目安になるのではないでしょうか。

インターンシップいつから始める?参加時期・申し込み時期は?【先輩アンケート】

インターンシップの申し込みを検討する学生のイメージ

インターンシップ申し込みの窓口は?

申し込む際の窓口としてよく利用したものについて、参加した学生に聞きました。最も多かったのが、「インターンシップ等のキャリア形成支援プログラム・就活準備情報サイト」と回答した人で、52.0%。次いで「企業のホームページ」「学校のキャリアセンター」「学校の先生(授業の一環で単位認定があるもの)」という結果となりました。そのほかにもインターンシップ等のキャリア形成支援プログラムの紹介会社経由で申し込んだという人もいました。

■インターンシップ等に申し込む際に、最も利用した窓口を教えてください(n=300、単一回答)

「インターンシップ等に申し込む際に、最も利用した窓口を教えてください」に関するアンケートの回答グラフ

なお、窓口によってそれぞれ特徴は異なります。幅広い企業から探して申し込みたいという人には、インターンシップ等のキャリア形成支援プログラム・就活準備情報サイトがオススメです。なお、リクナビでは興味のある業種や実施場所、さらにフリーワードなどで検索し、該当する企業を一覧で確認できるので比較検討がしやすいのも特徴です。
「学校のキャリアセンター」「学校の先生」経由で申し込む場合、各学校が紹介しているインターンシップや学校の先輩たちが参加した体験談など、独自の情報を得られることも。また、学校によっては単位認定されるものもあるので確認しておくとよいでしょう。

インターンシップの選び方について詳しく知りたい人はこちらから↓

どうやって決めたらいい? インターンシップの選び方

インターンシップ申し込み時に提出する書類で多いものは?

申し込む際の提出物について、参加学生のアンケート結果では、「エントリーシート」が9割超に上り、履歴書も半数近くが提出していることがわかりました。

■インターンシップ等の申し込み時に企業に提出したもの(n=157、複数回答)

「インターンシップ等の申し込み時に企業に提出したもの」に関するアンケートの回答グラフ

エントリーシートや履歴書を提出する場合、「自己PR」や「志望動機」を記入するケースがあるので、早めに準備をしておきましょう。

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インターンシップで企業に提出する「履歴書」の書き方のマナーとポイント

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インターンシップの疑問解消! 自己PRの考え方・伝え方解説

インターンシップ参加にあたってのアドバイス

インターンシップ等のキャリア形成支援プログラムは、申し込み開始直後にすぐに満席になってしまうものもあれば、選考があるもの、選考なしで気軽に参加できるものなど、様々な種類があります。
選考がある場合は、エントリーシートなど、提出書類の作成に時間がかかることもあります。企業によっては、自己PRや志望動機などを書くケースもあるため、作成時間を考慮したうえで、申し込みをした方がよいでしょう。
また、添え状や書類の送り方、企業の担当者へのお礼メールの書き方なども事前に調べておくと安心です。
複数申し込みたい場合は、開催地と当日のスケジュールを、事前にきちんと確認しておきましょう。参加直前になって、前後の予定や滞在場所から遠いことに気がついて困るといったことがないように気をつけてください。

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【調査概要】
調査期間:2023年12月25日~2024年1月4日
調査サンプル:2024年3月に卒業予定の大学生、大学院生、短大生、専門学校生300人
調査協力:株式会社クロス・マーケティング

 

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記事作成日:2023年5月29日 記事更新日:2024年7月23日
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