インターンシップの申し込みはいつから?どうやって申し込むもの?

インターンシップ等のキャリア形成支援プログラムに参加するには、いつ、どうやって申し込めばよいのでしょうか。参加学生たちが申し込んだ時期や方法、提出書類、実際に申し込むときに困ったことなど、アンケートの結果を通して紹介します。
※この記事では、インターンシップ等のキャリア形成支援プログラムを「インターンシップ等」と表記して紹介します。

リクナビでは、さまざまな「インターンシップ」「オープン・カンパニー&キャリア教育等」のプログラムを見ることができます。気になるプログラムがあるか見てみましょう。

インターンシップの申し込みが多い時期はいつ?

インターンシップ等は通年で開催されていますが、いつごろ申し込んでいる人が多いのでしょうか。参加したことのある2025年卒の学生にアンケートを取ったところ、申し込んだ月は、6月、8月、7月の順に回答した人が多く、夏がピークとなっています。
また、申し込んだインターンシップ等の開催時期は8月が最も多く、1月〜3月はやや少なくなるものの、そのほかの期間は一定数開催されていることがわかりました。
開催時期のピークとなる8月に向けて6~8月に申し込み、その後も翌年2月までは、何らかのインターンシップ等を探して申し込んでいる傾向が読み取れます。

■インターンシップ等に申し込んだ時期(n=213、複数回答)

「インターンシップ等に申し込んだ時期」に関するアンケートの回答グラフ

先輩たちがその時期に申し込んだ理由は?

では、なぜ参加した学生たちはその時期に申し込もうと思ったのでしょうか?先輩たちの回答を紹介します。

  • 特に長期のものや対面で行われるものなどは、長期休みの間に都合のつくものが多かったため(6・7・8・9・2・3月に申し込み/7・8・9・2・3月に参加)
  • 興味のあった企業がその時期にインターンシップの受付を行っていたから(7月に申し込み/7月に参加)
  • 早めに内々定を得て、国家試験に専念したかったから(4月に申し込み/4月に参加)
  • 私の周りでは大学3年生の夏から準備を始める学生が多く、学校でもそのように促されていたため3年生の年8月から参加を決めました(8・9・10・11・12・1・2・3月に申し込み/8・9・10・11・12・1・2・3月に参加)
  • 本選考が本格的に始まる前からインターンシップに参加することで、本選考に向けて準備をしたかったため(6・7・8・9・10・11・12・1月に申し込み/8・9・11・12・1・2月に参加)
  • できるだけ視野を広げるため。自分に合う企業を見つけるため(6・7・8・9・10・11月に申し込み/7・8・9・10・11・12月に参加)
  • 6月、7月は多くの企業のサマーインターンを申し込みたかった。また9月、10月は志望企業のインターンシップに参加したくて申し込んだ(6・7・9・10月に申し込み/7・8・9・11・12月に参加)
  • 8月はまだビジョンが明確ではなかったため、「取りあえずどこかに申し込まないと」という気持ちになったから。12月はやりたいことが明確になってきたことで、それに関連した企業に行こうと思った(8・11・12月に申し込み/8・11・12月に参加)

アンケートのコメントから、時期によって参加・申し込み理由が異なる学生が多いことがわかりました。例えば春〜夏に開催されるプログラムには、「さまざまな企業を見たい」「早めに内々定が欲しい」との思いから参加した様子がうかがえます。また、秋以降のプログラムでは「本選考を見据えて、志望度が高い企業のインターンに申し込んだ」という意見が目立ちました。

また、インターンシップ等は1年を通して開催・申し込みがありますが、学校が長期休暇に入る時期は「プログラムを開催している企業が多い」と感じている学生も多いようです。企業の選択肢も多く、自らも比較的時間が取れる夏季や冬季休暇に参加してみるとよいかもしれません。
なお、申し込みの受け付け時期は、企業によってさまざまです。アンケートでは、参加時期のおよそ1~2カ月前に申し込みをしている学生が多いことから、申し込み時期の一つの目安になるのではないでしょうか。

インターンシップいつから始める?参加時期・申し込み時期は?【先輩アンケート】

インターンシップの申し込みを検討する学生のイメージ

インターンシップ申し込みの窓口は?

申し込む際の窓口としてよく利用したものについて、参加した学生に聞きました。最も多かったのが、「インターンシップ等のキャリア形成支援プログラム・就活準備情報サイト」と回答した人で、62.9%。次いで「企業のホームページ」「学校のキャリアセンター」「学校の先生(授業の一環で単位認定があるもの)」という結果となりました。そのほかにもインターンシップ等のキャリア形成支援プログラムの紹介会社経由で申し込んだという人もいました。

■インターンシップ等に申し込む際に、最も利用した窓口を教えてください(n=213、単一回答)

「インターンシップ等に申し込む際に、最も利用した窓口を教えてください」に関するアンケートの回答グラフ

なお、窓口によってそれぞれ特徴は異なります。幅広い企業から探して申し込みたいという人には、インターンシップ等のキャリア形成支援プログラム・就活準備情報サイトがオススメです。

リクナビでは業種や開催地、開催期間などの条件を指定して、自分が参加できる時期に開催される興味のありそうなプログラムを一覧で確認することができます。

学校のキャリアセンターや先生経由で申し込む場合は、各学校が紹介しているインターンシップ等や学校の先輩たちが参加した体験談など、独自の情報を得られることも。また、学校によっては単位認定されるものもあるので確認しておくとよいでしょう。

インターンシップの選び方について詳しく知りたい人はこちらから↓

どうやって決めたらいい? インターンシップの選び方

インターンシップ申し込み時に提出する書類で多いものは?

申し込む際の提出物について、参加学生のアンケート結果では、「エントリーシート」が9割超に上り、履歴書も半数近くが提出していることがわかりました。

■インターンシップ等の申し込み時に企業に提出したもの(n=145、複数回答)

「インターンシップ等の申し込み時に企業に提出したもの」に関するアンケートの回答グラフ

エントリーシートや履歴書を提出する場合、「自己PR」や「志望動機」を記入するケースがあります。申し込もうと思っている時期より早めにどんなことを書くか準備し始めておくと、申し込む際に焦らずに済むでしょう。

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インターンシップ参加に当たってのアドバイス

インターンシップ等は、申し込み開始直後にすぐに満席になってしまうものもあれば、選考があるもの、選考なしで参加できるものなど、さまざまな種類があります。

選考がある場合は、エントリーシートなど、提出書類の作成に時間がかかることもあります。企業によっては、自己PRや志望動機などを書くケースもあるため、作成時間を考慮した上で、申し込みをした方がよいでしょう。
郵送で提出する場合は、添え状や書類の送り方なども事前に調べておくと安心です。
複数申し込みたい場合は、開催地と当日のスケジュールを、事前にきちんと確認しておきましょう。参加直前になって、前後の予定や滞在場所から遠いことに気がついて困るといったことがないように気をつけてください。

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【調査概要】
調査期間:2024年12月4日~2025年1月7日
調査対象:2025年3月に卒業予定の大学生、大学院生、短大生、専門学校生213人
調査協力:株式会社クロス・マーケティング

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記事作成日:2023年5月29日 記事更新日:2025年3月7日
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