長所一覧30!就活でのアピールポイントの見つけ方と効果的な伝え方【例文あり】

就活では、自分の長所を上手にアピールしたいもの。でも、「どんな長所ならESに書ける?」「どうやってアピールすればいい?」など、悩みは尽きません。今回は、ESや面接でアピールできる長所を、さまざまな企業の人事・採用コンサルティングを手掛ける採用のプロ・曽和利光さん作成のリストで一挙に紹介!企業が長所を聞く理由と、効果的にアピールするためのポイントや例文も解説します。

企業が長所を聞く意図

最初に企業がエントリーシート(ES)や面接で長所を確認する意図を理解しておきましょう。

自己認知ができているかどうか確認するため

まず挙げられるのは、学生が自分自身の能力・特徴を自己認知できているかどうかを知りたいからです。自己認知ができている人は、自分は何を学ぶべきか、どこを改善するべきかを知っていることが評価されます。さらにその中で、どんな能力・特徴を自分の長所と考えているのかを知りたいという意図があります。

自社で活躍してくれそうかを判断するため

学生の長所が、自社の求める能力・特徴と合致しているか確認したいという思いもあります。能力や特徴が自社の求めるものと合致していれば、入社後にその特徴を発揮できるかどうか判断しやすくなるためです。

そのため、自分ではその自分の特徴が気に入っていたとしても、その企業が求めていない能力や特徴を長所として答えるのは意味がありません。自分の能力・特徴のうち、企業が選考時に重視するものを選んだ上で、長所として伝えることが大切です。

社風に合っているかどうかを確認するため

長所からは、学生の人となりや人物タイプ、仕事に対する姿勢なども伝わります。そこから、自社の文化や風土に合いそうか確認するケースもあります。入社後に社風にミスマッチを感じるのは、企業と学生双方にとってマイナスになってしまいます。それを避けるための質問でもあるでしょう。

企業が重視する長所30を紹介

ESや面接で伝える長所を考えるときに参考にしてほしいのが、曽和さんが作成した「企業が選考時に重視する要素リスト」。1位の「コミュニケーション能力」から5位の「誠実性」は、経団連が調べた、企業が選考時に重視する能力・特徴のランキングで、多くの企業がこれらの能力・特徴を求めていると考えることができます。

ただ、「コミュニケーション能力」「主体性」「チャレンジ精神(挑戦心)」「協調性」「誠実性」は、いずれも多義的で抽象的な言葉です。そこで、人事担当者や経営者がこれらの言葉を使うときに、意図している能力・特徴を具体的に示したのが、リストの「よくある意味」と「内容」です。ここに挙がった30の能力・特徴を見て、自分の長所に当てはまるものがあるか探してみましょう。
 
企業が選考時に重視する要素リスト

    よくある意味 内容 別の表現/関連する表現/似た表現 悪く言えば
1位 コミュニケーション能力 1 論理的である 論理的な筋道を立ててわかりやすく考えたり、説明したりすることができる 論理的思考力、ロジカル 理屈っぽい
2 客観的である 自分の価値観や先入観、偏見に引きずられずに、客観的な思考や話し合いができる 冷静、批判精神、フラット、クリティカル 冷たい、クール
3 感受性が豊か 相手の感情や思いを想像したり、集団の空気を読んだりすることができる 敏感、センシティブ、空気が読める 敏感、ストレスに弱い
4 表現力が豊か 自分の考えていることを、例え話や適切な言葉遣いで表現することができる 話がうまい、わかりやすい、語彙が豊富 口だけで中身が伴わない
5 交渉力がある 実現したいことをするために人を納得させる交渉ができる 対人影響力、説得力、ネゴシエーション ゴリ押し、圧が強い
6 社交的である 人が好きで、たくさんの人とうまくやっていくことができる 人が好き、仲良くなれる力、協調性 孤独が苦手
2位 主体性 7 自律的である 人から言われなくても、自分自身で考えて、動き始めることができる 自発的、自分から動く、自走 自分勝手、自由すぎる
8 責任感がある なにか問題が起こった時、自分の責任だと考えて、当事者意識を持って行動できる 自責性、使命感、当事者意識 自分を責めてしまう
9 活動量が旺盛 何をするにしても、高いエネルギー量で活発に行うことができる エネルギー量、バイタリティー、活発、意欲的 暑苦しい
10 独立心がある 自分一人だけでも、やらなくてはいけないと思ったことは行動に移すことができる 自立心、自立している、孤独に強い 仲間に入ろうとしない
11 前向きである チームの目標に対して、常に前向きに意味付けして、取り組もうとする ポジティブ思考、楽観的、意味付け力 能天気
12 創造力がある 既にあるものではなく、自分から新しいアイデアを生み出すことができる 発想力、クリエイティブ 既知のことへの無関心
3位 チャレンジ精神(挑戦心) 13 好奇心がある 経験したことのない新しいことでも何でもやってみようと思う 知的欲求、知識欲、新しいもの好き 飽きっぽい、すぐ別のことをする
14 達成意欲がある 夢や理想、目標、志が高く、それらを達成したい、やりきりたいと強く思う 目標達成意欲、理想主義、野心家、意欲的 欲求不満、喜べない
15 向上心がある 自分の能力やスキルを高めていきたいと強く思う 成長意欲、熟達志向、学習能力 意味がわからないと動けない
16 冒険心がある やったことがないことやリスクのあることも、頑張ればできるという自信が持てる 危険を厭わない、未知志向、リスクテイカー 向こう見ず、慎重でない
17 変革力がある 今あるルールや環境などの制約条件にとらわれずに、必要に応じて変えようとする 革新的、改革者、変える力、ルールブレイカー 言うことを聞かない
18 曖昧耐性がある 不確実で曖昧なことに対しても、あまり不安に思うことなくいることができる 楽観的、肯定的、根拠のない自信、ストレス耐性 きちんとしない、だらしない
4位 協調性 19 和を重視する チームで物事を進める場合、全体の和を重視して、自分のすべきことを考える 調和志向、協力的、控えめ 同調する、流される
20 役割意識がある 自分の特徴をよく理解していて、チームの中で果たすべき役割がわかっている ポジショニングがうまい、責任感 受動的、自分を出さない
21 貢献心がある 人や所属するチームに対して、貢献したいと強く思う 忠誠心、利他的、感謝欲、For the team 個を大事にしない
22 統率力がある 自らが率先して、チームの和や一体感を作り出そうとすることができる リーダーシップ、チームマネジメント 強引、ワンマン
23 適応力がある やらなければならないことは、素直に前向きに、フットワーク軽く始めることができる フットワーク、スピード感、すぐやる 無思慮、慎重でない
24 落ち着いている どんなことが起こっても動揺することなく、安定して行動することができる 情緒安定、鈍感力、自信 鈍感、テンションが低い
5位 誠実性 25 真面目である 期待されていることや役割について、しっかりとこなそうとする 勤勉、信頼できる、責任感 融通がきかない
26 継続力がある やり始めたことは、途中で困難なことが起こっても諦めずに続ける 粘り強い、やり切る力、ストレス耐性 方向転換が苦手
27 正直である 嘘をついたり、話を盛ることはせず、事実に基づいて、人と正直に相対する 飾らない、よく見せようとしない バカ正直、嘘も方便がない
28 素直である 自分がわからないことや、間違っていると思ったときは、言われた通りにやってみる 従順、まずやってみる、批判的でない 従属的、だまされやすい
29 几帳面である どんなことでも正確に丁寧に間違いがないようにしようと行動する 正確性、慎重、きっちりしている 遅い、曖昧さを許せない
30 信念が強い 抵抗や障壁があっても、自分が正しいと思う信念に基づいて行動する 正義感、ポリシーがある 頑固、考えを曲げない

(経団連調査より、株式会社人材研究所作成)

「志望企業が求める長所は何か」を考えよう

例えば、志望する企業が「チャレンジ精神」を求める人物像として挙げている場合、具体的にどんな能力・特徴を求めているのか、推し量る必要があるでしょう。広告代理店のようなクリエーティブであることを大切にする企業であれば「好奇心がある」ことを重視していると考えることができます。あるいは、後発組として新規参入してナンバーワンを目指す企業なら「達成意欲がある」ことが評価されやすいかもしれません。
企業が求める能力・特徴は、企業理念と結び付いているケースが多いので、企業の経営理念や採用ページにある説明などから類推してみましょう。

長所の見つけ方

自分が持っている能力・特徴について、これといってすぐに思い当たるものがない場合は、以下の方法を試してみましょう。

自己分析をしてみる

自分自身で長所を見つける方法です。まずは、過去の成功経験や挫折経験など、自分のこれまでを振り返る中で気づいた自分の特徴を書き出してみましょう。「企業が選考時に重視する要素リスト」の「よくある意味」に照らし合わせながら考えると、洗い出しやすいかもしれません。

自己分析について詳しく知りたい人は、こちら↓

【自己分析のやり方】手軽にできる9つの方法や目的・志望動機の作り方まで

自分をよく知る人に聞いてみる

なかなかやりにくいとは思うのですが、身近な人に「私の特徴は?」と質問して客観的な意見を仰ぐ、他己分析も一つの方法です。自分では気づかなかった、思いもよらない長所や短所、個性や持ち味などが洗い出されるかもしれません。その際は、友人や家族、学校の先生など、普段の自分をよく知る第三者を選びましょう。

他己分析について詳しく知りたい人は、こちら↓

他己分析のやり方は?自己理解を深める質問例、深掘りの仕方、就活での生かし方を解説

長所がどうしても思い浮かばない場合は短所から考える

「なかなか長所が見つけられない」「短所しか思い浮かばない」というときは、「企業が選考時に重視する要素リスト」にある「悪く言えば」の欄を見てみましょう。長所と短所は表裏一体。ある状況ではプラスに働いた特徴が、別の状況ではマイナスになってしまう可能性がある一方で、その逆もあり得るのです。

例えば、「自分には、理屈っぽいところがある」と感じているのであれば、それを裏返して「論理的である」という長所に言い換えることができるでしょう。

長所を伝えるときのポイント

ESや面接で長所を伝えるとき、その裏付けとなるエピソードとセットにすることで、信ぴょう性が増します。長所をより効果的に伝えるために意識したいこと、エピソードを選ぶときのアドバイスを紹介します。

伝える長所は1つに絞る

自分のことをアピールしたい思いが強くて、一度に多くの長所を伝えようとする人がいますが、逆効果となる可能性が高いでしょう。詰め込み過ぎの印象を与えるだけでなく、一つひとつの長所が浅くなってしまうからです。
企業に好印象を与えたいのであれば、その企業が求める人物像に合った1つの長所に絞って、深く掘り下げて伝えた方がよいでしょう。

数字や固有名詞などを使って具体的に示す

エピソードは、なるべく数字や固有名詞を使って、具体的に伝えるようにしましょう。
例えばカフェでのアルバイト経験であれば、「都心にあるカフェで、お客さまの声に耳を傾けて、ニーズに寄り添った提案をしていました」といった漠然とした表現は避けた方がいいでしょう。具体的な地名や、チェーン店などであれば店名など、誰にでも伝わる固有名詞を使う方が、どのくらい忙しい店舗なのかがより伝わりやすくなります。

さらに「テイクアウトのお客さまが多かったので、こぼれにくい梱包の仕方を研究して、スタッフ同士で共有した」など具体的なエピソードを交えて表現すれば、圧倒的に情報量が多くなり、活躍ぶりを思い描くことができます。守秘義務などの関係で固有名詞が出せない場合は、一日の利用客数など、忙しさや規模の目安になるような数字を補足するのも有効です。

長所を的確に表すようなエピソードを伝える

裏付けとなるエピソードが、長所を的確に表すものになっているかどうかも確認しましょう。

「私の長所は忍耐強さです」と言っているのに、それを裏付けるエピソードが実は「継続力」を指している…などといったことがよくあります。こうしたラベリングの間違いを防ぐためには、友人や家族などに、まずはエピソードだけを読んでもらって、それがどんな長所を表すのかを一緒に考えてもらうやり方がオススメです。

またエピソードを選ぶ際は、以下の4つのポイントを意識するとよいでしょう。すべてのポイントを満たす必要はありませんが、なるべく多くのポイントを含んでいる方が、より効果が増すでしょう

1. 長期にわたって発揮しつづけた能力・特徴を選ぶ

短い期間での出来事よりも、長期にわたる出来事を通じて説明する方が効果的です。長期の活動であれば、入社後もその能力・特徴が発揮できる、つまり再現性があることを裏付けられるからです。アルバイトなら、単発の仕事よりも、月単位、年単位で継続した仕事を通じて長所を生かした経験の方がよいでしょう。

2.「好きなこと」よりも「義務」や「ルーティンワーク」を選ぶ

趣味や娯楽のような「好きなこと」よりも、学業やトラブル対応、ルーティンワークなど、「義務」「好きではないこと」において発揮された能力・特徴の方が、仕事の場面でもその能力・特徴が発揮されることの証拠として、説得力が増すでしょう。

人間の能力は、「好きなこと」では発揮できても、「好きではないこと」では発揮できないことが往々にしてあるものです。その点、「好きではないこと」でも発揮できた能力・特徴であれば、より広い領域で発揮できると印象付けることができます。

3. 成功談よりも苦労話を選ぶ

「売り上げを1.5倍に伸ばした」「イベントの参加者数が倍増した」といった、わかりやすい成果や実績を伴う成功談よりも、苦労や試行錯誤を重ねた経験の方が、その人の人となりが伝わりやすい傾向にあります。

仮に目覚ましい成果が上がっていたとしても、そもそもさほど難しい課題ではなかった可能性もあり、必ずしもその人が能力を出し切った結果とは言い切れないケースが多々あります。一方で、目標を達成するまでもがき続けたプロセスを伝えれば、たとえそれが最後に失敗で終わったとしても、その人の特徴がより伝わりやすいのです。

4.自己完結した出来事よりも集団・対人での出来事を選ぶ

サークルなど集団の中や、接客アルバイトなど対人の場面で成し遂げたことの方が、自分だけで完結した出来事よりもアピール力が高い傾向にあります。

仕事は、基本的にチームプレーで行われるものです。そのため、「人との関係性の中」で成し遂げたエピソードの方が、入社後の活躍イメージが湧きやすく、評価されやすいでしょう。

他己分析をしている学生のイメージ

長所の伝え方の例文

長所を伝えるときは、最初に長所を示してから、裏付けとなるエピソードを続けましょう。エピソードは、「どのような状況でどのような行動を取り、それがどのような成果につながったのか」という流れを意識するとよいでしょう。
企業が選考時に重視する要素リストに挙げられている長所を参考に、長所を伝える例文を5つ紹介します。

1. 「交渉力がある」ことを伝える例文

私の長所は交渉力があるところです。一日の平均来客数が約500人と忙しい回転寿司店でホールを担当していたとき、「混雑時に商品の提供やお客さまの案内が遅れがちなのは、社員からアルバイトへの指示がバラバラなせいだ」と考えた私は、社員の方に指示系統を整えることを提案。初めは「忙しいのにそこまで手が回らない」と言われましたが、いったんアルバイトリーダーの私に指示を下ろしてもらうことで合意を取り付けました。

評価ポイント

一日の来客数を具体的に示したことで、忙しい中で工夫を凝らし交渉力を発揮したことがより明確に伝わります。

2. 「活動量が旺盛」なことを伝える例文

私の長所は、行動力に加えて実際の行動量も多いことです。体育会のバスケットボール部でスタメンから外れたとき、メンバーに戻るために、試合に出ている仲間と自分を比較して、守備に課題があることを発見。仲間の意見を聞いたり、プロの選手の試合を見たりして、体の使い方やポジショニングを研究し、それらを意識した練習を繰り返しながら、同時にフィジカル強化のため体幹トレーニングを毎日行いました。その結果、3カ月でスタメンに戻れましたが、それからも課題発見のための観察やトレーニングなどの活動を続けています。

評価ポイント

「3カ月でスタメンに戻れた」のように、長所を発揮した成果を具体的な数値と結果で示すと、長所の信ぴょう性が高まります。

3. 「変革力がある」ことを伝える例文

私の長所は、変革力があるところです。例えば、アルバイトとして働いていた洋菓子店で、私たち学生アルバイトの出勤率が悪いことが問題となっていたときは、学生2人を1組とする「バディ制」の仕組みをつくり、お互いを気にかけながら出勤して助け合うことを提案して実行。ほかの学生アルバイトともなるべく同じ時間に休憩に入れるようにシフトを調整するなどして、一体感を高め、皆のバイトへの意欲を高めることで、出勤率は徐々に改善されました。

評価ポイント

出勤率の改善という成果を示すことで、入社後も長所を発揮して活躍してくれそうだと印象付けることが可能です。

4. 「役割意識がある」ことを伝える例文

私の長所は、役割意識を持って自分の役割を果たすことです。例えば、大学のゼミでグループごとにプレゼンテーションを行うときなどは、皆の意見がバラバラでまとまりにくいことが多いので、「調整役」に徹するようにしています。皆の意見を聞きながら、それぞれの良いところを評価するように努めたところ、話し合いが円滑に進むようになりました。多くの場合、最後に全員が納得する結論に達することができています。

評価ポイント

自発的に「調整役」となって行動したエピソードを具体的に示すことで、個性や持ち味が伝わります。

5. 「几帳面である」ことを伝える例文

私の長所は、几帳面なところです。塾講師のアルバイトでは、教材を講師同士で共有しているのですが、棚に無造作に戻す同僚が多く、いつも乱雑な状態で、必要な教材がすぐに見つからず、アルバイトを始めた当初から、不便に感じていました。そこで、自ら率先して棚に仕切板を設けて見出しをつけ、学年や科目ごとに区切ることで、すぐに取り出せるように配置を改善。それでも元の位置に戻っていない教材は、こまめに自分で直すようにしています。塾長や同僚からも感謝されています。

評価ポイント

第三者から評価されている事実に触れることで、「仕事でも生かせる長所」としてアピールできています。

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曽和利光さんプロフィール写真

【監修】曽和利光さん
株式会社人材研究所・代表取締役社長。1995年、京都大学教育学部教育心理学科卒業後、リクルートで人事コンサルタント、採用グループのゼネラルマネージャーなどを経験。その後、ライフネット生命、オープンハウスで人事部門責任者を務める。2011年に人事・採用コンサルティングや教育研修などを手掛ける人材研究所を設立。『「ネットワーク採用」とは何か』(労務行政)、『人事と採用のセオリー 成長企業に共通する組織運営の原理と原則』(ソシム)など著書多数。最新刊に『コミュ障のための面接戦略』(星海社新書)がある。

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記事作成日:2023年7月25日 記事更新日:2025年3月7日
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