大学2年生でインターンシップに参加できる?メリットや見つけ方を専門家が解説

楽しく仕事をする3人のビジネスパーソン

昨今の就活では、インターンシップの重要度が高まっています。大学2年生のうちから、「もう参加した方がいいの?」と気になっている人もいるでしょう。

本記事では、インターンシップを含めたさまざまなプログラムのうち、2年生から参加できるものや、今から参加するメリットを解説します。疑問を解消し、自分に合った一歩を踏み出す際の参考にしてください。

リクナビ オンエアでは、会社のリアルや就活準備のヒントが見つかる様々な動画を視聴できます。
人事担当者、著名人、OBOGなど、多彩な出演者によるオリジナルコンテンツの中から気になる動画があるかチェックしてみましょう!

この記事のまとめ

  • 大学2年生が参加できるのは「オープン・カンパニー」「キャリア教育」です
  • 今からオープン・カンパニーやキャリア教育に参加することで、時間をかけてキャリア観を深められ、自分に合った就活がしやすくなります
  • オープン・カンパニーやキャリア教育は、就活準備情報サイトや大学のキャリアセンターで見つけられます。どのようなプログラムがあるのか、試しに見てみるのも良いでしょう

大学2年生で参加できるインターンシップ&キャリアはある?

そもそも一般的にインターンシップと呼ばれるものは、大学生向けに行われる就職関連イベント「インターンシップ&キャリア」の一つに位置付けられています。

インターンシップ&キャリアには「オープン・カンパニー」「キャリア教育」(※1)「インターンシップ」の3つがあり、それぞれ期間や参加できる学年など、実施する上でのルールがいくつか決まっています。

インターンシップ&キャリアとは

このうち2年生が参加できるのは、「オープン・カンパニー」と「キャリア教育」の2つで、「インターンシップ」は3年生から参加できるプログラムです。今から就活に向けて動き出したい場合は、まず「オープン・カンパニー」や「キャリア教育」のプログラムを探してみましょう。

オープン・カンパニーは、主に企業が主催するイベントです。その業界や企業に関する情報を発信する説明会のほか、オフィスの見学や社員との交流会などが中心のプログラムとなっています。1日で終わるプログラムや、オンラインで実施されるプログラムも多く、学業の合間に参加しやすいのが特徴です。

キャリア教育は、学校や、学校と企業が連携して実施するプログラムです。グループワークを通じて自分の興味・関心を深めたり、将来像を考えたり、社会人へのインタビューや講演会から働き方を考えたりと、さまざまなプログラムが実施されています。大学の授業の一環として実施されることが多いですが、社会貢献活動として企業が開催するプログラムもあります。

なお、キャリア教育も、インターンシップのように就業体験を実施する場合があり、プログラムによってはインターンシップに近い経験ができる可能性もあります。

※1 リクナビではオープン・カンパニーとキャリア教育の総称として「オープン・カンパニー&キャリア教育等」と呼称しています。

大学2年生でオープン・カンパニー&キャリア教育等に参加するメリットは?

大学2年生でオープン・カンパニー&キャリア教育等に参加すると、じっくり時間をかけながら、業界や企業への理解を深め、自分に合った進路やキャリアを考えられます。具体的なメリットを一つひとつ見ていきましょう。

自己分析を深めることができる

特に低学年対象のオープン・カンパニー&キャリア教育等では、過去の経験を振り返って自分の強みや価値観を整理したり、グループワークを通じて自分の考え方や行動の特徴を把握したりと、就活準備の入り口として自己分析に取り組むプログラムがよく見られます。

何から自己分析を始めたらいいかわからない人も、ワークや講義に沿ってスムーズに進められるでしょう。また、社員やほかの参加者からフィードバックを受けられる場合もあります。

幅広い業界や企業の情報を集めて比較・分析ができる

2年生から動き出すことで、より多くの就活関連イベントに参加できます。結果として、さまざまな業界や企業の知識を得られるでしょう。また、個々の業界や企業を見比べて、より自分に合ったキャリアを考えることもできます。

興味のある業界や企業の仕事内容について広く知ることができる

オープン・カンパニーの中には、企業を訪ねて社員の話を聞いたり、質問できるプログラムがあります。参加することで、企業の雰囲気や社風、社員の考え方など、ホームページや求人情報だけではわからないさまざまな情報に触れられます。

また、社員との交流や仕事体験を通じて、その仕事のやりがいや大変な点、求められるスキルなどを具体的に知ることもできます。自分のイメージと実際の仕事内容のギャップを確認する機会になるでしょう。

志望する企業が見つけやすくなる

オープン・カンパニー&キャリア教育等を通じて自己分析や業界・企業研究を進めるうちに、自分が大切にしたい価値観や、働く上で重視したい条件も明確になります。就活の軸ができることで、自分に合う企業を判断しやすくなり、志望する企業を見つけやすくなるでしょう。

余裕のあるスケジュールで就活の準備ができる

大学2年生から就活本番までは、十分な時間が確保できます。焦らずに就活準備を進められるでしょう。

また、早い段階で志望業界や企業への理解を進めておくことで、その後の採用選考にも余裕を持って臨みやすくなります。

社会に出てからの将来像が描きやすくなる

企業で働く人を見たり、コミュニケーションを深めたり、新たなキャリアの選択肢を知ることで、これからのキャリアパスや理想の将来像を描きやすくなります。

社会で役立つスキルを早い段階で知ることができる

例えば、キャリア教育の中には、「社会人基礎力」のように社会に出てから求められるスキルを伸ばす講座がよくあります。また、オープン・カンパニーも含めて、企業で働く人とコミュニケーションを取ったり、仕事を体験したりする中で、社会に出て活躍する上で必要なスキルを実感することもできます。スムーズに社会人生活を始めるための予行練習になるでしょう。

人脈が広がる

オープン・カンパニー&キャリア教育等は、さまざまな人と出会う機会になります。例えば、同じ時期に就活準備に取り組む仲間ができれば、就活関連の情報を交換したり、就職に向けた悩みを相談しやすくなるでしょう。また、企業の社員の方と知り合えば、働き方ややりがいについて、会社説明会では得られなかった詳しい情報が聞けるかもしれません。

大学2年生から参加できるオープン・カンパニー&キャリア教育等はどうやって見つければいいの?

オープン・カンパニー&キャリア教育等は、「リクナビ」のような就活準備情報サイトのほか、大学のキャリアセンターで見つけることが可能です。具体的な調べ方や、そのほかの見つけ方について解説します。

就活準備情報サイトなどで検索する

「リクナビ」をはじめとした就活準備情報サイトは、オープン・カンパニー&キャリア教育等を見つける代表的な手段の一つです。特に企業が開催するオープン・カンパニーが見つけやすいのが特徴です。

多くの就活準備情報サイトでは、プログラムをさまざまな条件で検索することが可能です。条件はサイトによって異なりますが、例えば「リクナビ」の場合は対象の卒年度で検索したり、締め切りが近いプログラムを優先して表示したり、オンラインで開催するプログラムだけを見つけたりできます。

実際にどのようなプログラムがあるのか、一度検索してみるのも良いでしょう。

2年生が参加できるオープン・カンパニー&キャリア教育等を
「リクナビ」で見てみる

大学のキャリアセンターに相談する

大学のキャリアセンター(就職課)は、キャリアに関するガイダンスの開催だけでなく、オープン・カンパニー&キャリア教育等に関する情報提供や、求人紹介など、さまざまな就活支援を行っています。就活の進め方や将来のキャリアについての個別相談を実施していることもあるので、一度足を運んでみると良いでしょう。

企業のホームページやSNSをチェックする

企業によっては、自社のホームページや採用ページ、SNSなどでも、オープン・カンパニー&キャリア教育等の情報を掲載している場合があります。興味のある企業が決まっている場合は、新しい募集がないか、小まめにチェックしてみましょう。

先輩や友人に聞く

すでに就活を始めている先輩にアドバイスをもらったり、就活準備に取り組んでいる友人と情報交換したりするのもお勧めです。どのようにオープン・カンパニー&キャリア教育等を見つけたか、どのようなサイトやイベントを活用したのか、参加してどのような気づきや学びを得られたか、を聞いてみましょう。話を聞くうちに、新しい業界やプログラムに興味が出て、就活準備がスムーズになったり、就活の視野が広がったりするかもしれません。

リクナビを使用した先輩たちはどうやって見つけた?

リクナビが行ったアンケートでは、先輩たちがインターンシップなどの説明会の情報を見つけた方法で最も多かったのは「インターンシップ・就活準備情報サイト」の活用でした。また、SNSをチェックしていた先輩たちも少なくありませんでした。

そのほか、就活エージェント会社からの紹介で見つけた先輩も一定数見られました。

Q. インターンシップなどの説明会の情報は、どのように探しましたか(n=81、複数回答)

「インターンシップなどの説明会の情報は、どのように探しましたか」に関するアンケート結果

大学2年生でオープン・カンパニー&キャリア教育等に参加する際のQ&A

Q. オープン・カンパニー&キャリア教育等に何件くらい参加すべき?

A. 一つの業界につき2、3件を目標にするのがお勧め

絶対に必要な件数は特にありません。ただ、複数のプログラムに参加した方が、企業同士を見比べられたり、視野を広げたりしやすいでしょう。例えば一つの業界につき2、3件のオープン・カンパニー&キャリア教育等に参加するのがお勧めです。

とはいえ、優先すべきは学生生活の充実です。無理のない範囲で参加すれば十分です。

Q. 参加する際に気をつけることはある?

A. 業界やビジネスマナーの基本知識を身につけておこう

せっかくオープン・カンパニー&キャリア教育等に参加するなら、最大限の学びを得たいところです。そのためにも、参加する企業の事業内容や、属する業界のビジネスの流れなど、簡単な基本知識を予習しておきましょう。参加当日の理解度がより高まります。

また、オープン・カンパニー&キャリア教育等が行われるのもビジネスの場であるため、最低限のビジネスマナーも勉強しておきましょう。選考の予行練習にもなります。

Q. どんな業界がいいかまだわからないけれど、参加してもいいの?

A. もちろんOK!まずは気軽に参加してみよう

進みたい業界ややりたいことが明確でなくても、オープン・カンパニー&キャリア教育等に参加して大丈夫です。特に2年生の場合、オープン・カンパニー&キャリア教育等を通じてこれからのキャリアを考えていく人の方が多いでしょう。ぜひ、自分に合ったキャリアを考えるきっかけにしてください。

可能なら、プログラムが終わったら参加した感想や新しく得られた学びについて振り返り、書き留めておきましょう。そこで気づいた価値観が、今後の就活の軸を決める指針になるかもしれません。

まとめ

大学2年生でも参加できるオープン・カンパニー&キャリア教育等は数多くあります。参加することで、これまで知らなかったさまざまな業界や企業、仕事への理解が深まるでしょう。そして業界や企業、仕事を比較することで、自分のキャリア像を固めやすくなります。単なる就活準備としてだけでなく、学業など、今後の学生生活をより有意義に過ごすヒントも得られるかもしれません。就活準備情報サイトや大学のキャリアセンターなどを活用し、興味のあるプログラムを見つけてみましょう。

「リクナビ」にも、2年生向けのさまざまなプログラムが掲載されています。気になるプログラムがあるか、見てみましょう。

【アンケート概要】

先輩アンケート
調査期間:2026年3月6日〜2026年3月23日
調査対象:2026年3月に卒業予定の大学生、大学院生、短大生、専門学校生81人
調査協力:株式会社クロス・マーケティング

インターンシップ&キャリアや就活準備に役立つ情報をX(旧Twitter)でも発信中!

「リクナビ」公式Xアカウントはこちら

監修:株式会社インディードリクルートパートナーズ リサーチセンター 上席主任研究員 栗田貴祥

※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。