【例文あり】内定式の自己紹介や挨拶はどんなことを伝えるの?気を付けるポイント解説

内定式や内定者懇親会では、プログラムの1つとして内定者一人ひとりが自己紹介を行うことがあります。先輩たちはどのような場面で自己紹介をしたのか、具体的にどんなことを話したのでしょうか?また、自己紹介や挨拶するときに良い印象を持ってもらうためにはどんなポイントに気をつければよいのでしょうか?先輩たちの声と専門家のアドバイスを紹介します。

内定式では、いつ自己紹介や挨拶をした?伝えた項目は?先輩アンケート実施

内定式では、8割以上の先輩が自己紹介をした

■就活の内定式で自己紹介をしましたか?(n=223、単一回答)

「内定式で自己紹介をしましたか?」アンケート結果のグラフ

就活経験者である社会人1〜5年目の先輩223人にアンケートを実施し、「新卒就活の内定式で自己紹介をしましたか?」と尋ねたところ、自己紹介をしたという人は87.9%にのぼりました。「いいえ」と答えた人も約1割いましたが、少数派といえます。内定式では自己紹介があるものと考えて準備しておいた方がよさそうです。

内定式のプログラムの中で自己紹介をした人が半数以上

■内定式では、どんなときに自己紹介をしましたか?(n=196、単一回答)

「内定式では、どんなときに自己紹介をしましたか?」アンケート結果のグラフ

続いて、内定式で自己紹介をしたという先輩196人に「内定式では、どんなときに自己紹介をしましたか?」と尋ねてみました。

最も多かったのは「内定式のプログラムの中に自己紹介パートがあった」ケースで、59.7%。次いで、「内定式後の内定者懇親会で自己紹介パートがあった」というケースが28.1%に上りました。内定式または内定式後の内定者懇親会の場で自己紹介をするパターンが多いことがわかります。

このほか、プログラムとして自己紹介が設定されてはいなかったものの、「内定者懇親会でフリートークの時間があり、そのときに同期や先輩社員に自己紹介をした」というケースも8.2%ありました。

内定式の自己紹介では、「自分のこと」「学生時代のこと」「企業のこと」に触れるのが一般的

自己紹介では、基本情報として名前・学校名・学部名  を最初に伝えるのが一般的です。今回はこれらの基本情報以外に、先輩たちは内定式の自己紹介でどんな項目を話したのか聞きました。

■内定式の自己紹介ではどんなことを話しましたか?(n=196、複数回答)

「内定式の自己紹介ではどんなことを話しましたか?」アンケート結果のグラフ

最も多かったのは「趣味」(37.2%)でした。また、内定式の場ということで「入社後の意気込み」(36.2%)や「志望理由」(30.6%)を話した人も少なくありませんでした。

また、「部活・サークル」(30.1%)、「ゼミ」(29.1%)、「バイト」(21.4%)について触れる人もいるようです。

アンケート結果からは、先輩たちは「自分のこと」「企業のこと」「学生時代のこと」について伝えていることがわかります。また、項目ごとの割合の差も特に見られませんでした。ですから、自分自身が話やすいものを1つ、ないし2つ程度ピックアップして、自己紹介では伝えると良いでしょう。

内定式の自己紹介・挨拶をするときに良い印象を与えるコツ

内定式や内定者懇親会では自己紹介や挨拶をするケースが多いことを踏まえ、良い印象を与えるコツを知り、事前に必要な準備をしておきましょう。

ビジネスの場だということを意識して

まず考えておきたいのは、内定式での自己紹介や挨拶はあくまで「ビジネスの場」で行うものだということです。就活の面接ほど堅く考える必要はありませんが、例えば「タメ口」を使うなど、フランクな話し方は避けた方がいいでしょう。

明るい表情ではきはきと話す

内定式で行う自己紹介や挨拶の目的は、会社の先輩たちや同期入社する内定者と、今後のために関係性を深めることにあります。その第一歩として、まず自己紹介は明るい表情でしっかり前を向き、はきはき話すことを心がけるのが良い印象を持ってもらうためのポイントといえます。その場にいる人たちの顔を見て一人ひとりアイコンタクトを取るようにしながら、語りかけるような口調で話すと自己紹介の内容が伝わりやすくなるでしょう。部屋全体にしっかり声が届くようにするには、おなかに力を入れて話すのがコツです。

なお、下を向いて話すのは暗いイメージを与えやすく、声も通りにくくなるので、気をつけたいところです。「人前で話すのが苦手でどうしても声が小さくなってしまう」という人は、自己紹介の前に深呼吸をしてみるのが効果的です。息をしっかり吸うことを意識すると、吸った分だけしっかり声が出るようになります。

内定式で自己紹介をする女子学生

端的に伝えるように心がける

自己紹介の長さは、具体的に「1分間で」などと時間を指定された場合はそれを意識して時間内に収めるようにしましょう。時間を指定されない場合も、あまりダラダラと長く話すのは避け、1〜2分を目安にします。

あなたの人となりが伝わるエピソードを選ぶ

自己紹介の内容は、名前、学校、学部・学科などのほか、自分のことを知ってもらい、周囲との距離を縮めていけるような話を盛り込むとよいでしょう。

アンケート結果からもわかるように、サークル活動やゼミ、アルバイト経験のほか、趣味や興味を持っていること、得意なことなどを話すのが一般的のようです。

このほか、入社に向けて楽しみにしていることや、入社後にやりたい仕事などを話すのもいいと思います。最後は「よろしくお願いします」のひと言でまとめましょう。

内定式の自己紹介・挨拶の例文紹介

内定式で自己紹介・挨拶をする場合の例文を紹介します。

○○大学□□学部○○学科のりくなび太郎です。

大学では◯◯を専攻しています。卒論のテーマは□□で、△△について調査・研究しました。

趣味は映画鑑賞で、SF作品をよく見ています。SF映画が好きな方がいらっしゃったら、ぜひオススメの作品を教えてください。私が特に好きな1本は、◯◯監督の『□□□□』です。

就活の際は◯◯部門の□□さんのお話に感銘を受け、私も□□さんのような仕事ができればと思い入社を決めました。いずれは◯◯部門で仕事ができればと思っています。

皆さんと一緒に働けるのを今からとても楽しみにしています。どうぞよろしくお願いします。

内定式に臨む際は、自己紹介・挨拶を事前に考えておこう

自己紹介をする機会は内定式に限らず、入社式や配属先で、あるいは新入社員研修の場などでも考えられます。内定式を1つのきっかけに、いつでも1~2分の自己紹介ができるよう、話すべき内容を準備しておくのがオススメです。

「1~2分ならこの自己紹介で」というように事前に決めておけば、「30秒で自己紹介してください」などと言われた場合にも「1分の自己紹介の話題を削ってみよう」などと柔軟に対応できるようになるでしょう。

 

内々定または内定を得た企業について、業界の情報をチェックしてみよう。

 

【調査概要】 
調査期間:2018年8月14日
調査サンプル:就活を経験した1~5年目の社会人223人
調査協力:株式会社ジャストシステム

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峯 陽子先生

【監修】峯 陽子先生

約20年の専業主婦の後、人材育成会社で企業の社内研修講師などを経て、独立。企業での社員研修の講師のほか、女性の社会復帰支援、学生へのキャリア育成セミナー・マナー講座なども担当。

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記事作成日:2018年9月10日

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