寒い時期の就活では、スーツの上から羽織るコートが必要になることも。スーツに合わせるコートは、どう選べばよいのでしょうか。スーツに合うコートの選び方について、就活ファッションに詳しい「洋服の青山」のご担当者にうかがいました。
ビジネスシーンには、シンプルで落ち着いたデザインが多いステンカラーコートかトレンチコートが適しているでしょう。
ステンカラーコートは襟を折り返して着るコートで、飾りが少なくシンプルなデザインです。
トレンチコートは、肩当てやベルトなどの飾りがついているのが特徴。ビジネスシーンでは着合わせたときに正面に来るボタンがダブルボタンのものが一般的ですが、シングルボタンのコートもあります。
以下でメンズとレディースそれぞれのステンカラーコートとトレンチコートの例を紹介します。選ぶときの参考にしてみてください。
画像提供:青山商事株式会社
就活用のコートを選ぶ際に注意したいのが、コートの丈。スーツの上から着た際に、ジャケットが出ないよう、やや長めの丈にしましょう。ももと膝の付け根の間を目安に選んでみて下さい。
メンズ、レディースともに、就活用のコートを選ぶ際に注目したいのが、色、素材、サイズの3つ。スーツに合うコートを選ぶ際のそれぞれのポイントについて聞きました。
黒や濃紺などのスーツに合わせるなら、ベーシックな色を選ぶのがよいでしょう。
落ち着いた色がよい場合は黒をはじめとしたダークカラー、明るい色がよい場合はベージュがオススメ。どちらもスーツの落ち着いた雰囲気に合うでしょう。
コートの素材は、大きく分けてナイロンやポリエステル製、コットン(綿)製、ウール製のものがあります。
軽さや汚れにくさを重視するなら、ナイロンやポリエステル製がオススメ。暖かさを重視するならば、防寒性の高いコットンやウールタイプのものが良いでしょう。それぞれの素材の特徴を知ったうえで、選ぶようにしましょう。
軽い、汚れにくい、防水性が高い、コットンやウールに比べると防寒性が低い
ナイロンやポリエステルと比べると重い、防水性が低い、防寒性が高い
スーツの上に着るものなので、肩や袖に余裕のあるコートを選びましょう。そのためには、ジャケットの上から試着するのがオススメ。肩のラインがスーツに合っていないものや、袖がきつく作られているものを選んでしまうと脱ぎ着しにくくなってしまいますので、注意しましょう。
服装のマナーや身だしなみについて知りたい場合はこちら↓
社会人と接する最低限のマナー~服装編~
面接や会社説明会、OB・OG訪問などで、コートを着て企業に行く際は、玄関やビルの入り口でコートを脱ぐようにしましょう。帰る時も玄関やビルを出るまで着用しないのが一般的なマナーなので、覚えておきましょう。マフラーの場合も、コートと同じタイミングで巻く・外すことを意識しましょう。
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社会人と接する最低限のマナー 立ち居振る舞い編
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