テストセンターの英語試験、どんな問題が出る? 難易度はどのくらい?

適性検査「SPI」の受検方法の一つ、テストセンター。企業からテストセンターでSPIを受検するよう求められた場合、検査内容に英語の能力を測るものが含まれることがあります。問題内容や英語試験を課す企業の特徴、オススメの準備方法などを解説します。

(1)テストセンターとは?

テストセンターとは、SPIの受検方法の一つで、SPIの開発元であるリクルートキャリアが用意した会場(テストセンター)のパソコンで受検する方法です。

SPIには「性格検査」と「能力検査」がありますが、テストセンターの場合、これら2つに加えて、「英語能力検査」と「構造的把握力検査」を受検する可能性があります(「英語能力検査」と「構造的把握力検査」は、テストセンターのみで実施)。

4つのうちどの検査を受検するかは企業によって異なり、原則、テストセンターの日程・会場を予約する際にわかります(企業によっては、受検案内のメールなどで知らせてもらえる場合があります)。

テストセンターの受検の流れや会場の場所などについて知りたい人はこちらから↓
テストセンターって? リクナビ限定体験版を使ってみよう

(2)英語能力検査には、どんな問題が出題される?

英語能力検査によって測られるのは、英語能力のベースである語彙(ごい)・文法の理解力や文章の読解力。それらの力を多角的に見るために、以下の問題を中心に、20分間で30問程度、選択肢式で出題されます。

●語彙力を問う問題
(例:ある単語と同じ意味の単語を選択肢から選ぶ)

●英文の穴埋め
(例:正しい英文になるよう、空欄に当てはまる単語を選択肢から選ぶ)

●長文読解
(例:長文を読んで、その要旨として適したものを選択肢から選ぶ)

テストセンターでは、受検者の回答に応じて次に出題される問題が決まる、という方法が取られていますが、英語能力検査でも同様です。語彙、英文穴埋め、長文読解などの形式ごとに、中学・高校で英語を学んでいれば回答できるレベルからネイティブレベルまでさまざまなレベルの問題が出題されます。

したがって、「この問題が出れば合格ラインに達した」といったものはありません。

(3)英語能力検査はどんな企業で実施される?

英語能力検査が課されるかどうかは、企業によって異なります。傾向としては、入社後、英語での業務が必要となる企業、例えば、グローバルに事業を展開している企業などに多く見られます。

英語能力検査が課される場合、以下のいずれかの組み合わせで受検することになります。

●性格検査+能力検査+英語能力検査
●性格検査+能力検査+英語能力検査+構造的把握力検査

いずれにしても4つのうち、どの検査を受検するかは企業によって異なり、原則、テストセンターの日程・会場を予約する際にわかります(企業によっては、受検案内のメールなどで知らせてもらえる場合があります)。

また、過去1年以内にテストセンターを受検した経験があれば、最後に受検した結果を別の企業に送信することができます(前回結果送信)。性格検査、能力検査、英語能力検査、構造的把握力検査のそれぞれについて、新たに受検するか、前回結果送信を行うかを選択することができるので、「性格検査と能力検査は前回結果送信を利用して、英語能力検査のみ会場に行って受検する」など、必要に応じて活用しましょう。

なお、新たに受検したのか、前回結果送信を行ったのかが企業に通知されることはありません。

(4)どんな準備をすればいい? 受検時の注意点は?

1. 日ごろから英語力を高める学習をしておこう

英語能力検査の問題はすべて、「言葉の意味を適切に理解できているか」「英語で書かれている文章の内容が理解できているか」などを問うものです。したがって、一夜漬けで英単語を暗記すれば解けるというものではありません。

先述したように、英語能力検査を課す企業の多くでは、入社後の業務でも英語が求められる場合があるので、日ごろから将来のためにも、英語力を高めるための学習を継続的に行っておくとよいでしょう。

外国人留学生と会話する学生

2. 受検当日は、遅刻などに注意を

テストセンターで自分の力を十分に発揮できるよう、予約時や本番は以下の点に注意しましょう。

受検依頼メールが届いたら、早めに予約を

受検期限ギリギリに予約をしようとすると、自分の都合に合う日の席が埋まっている場合があります。そうなると、ほかの予定を変更してテストセンター受検の時間を確保する、などの調整が必要になる可能性があります。ですので、案内メールが届いたら早めに予約を行いましょう。

持ち物を忘れずに

持ち物は、「顔写真つき身分証明書」と「受検票」の2つです。これらを忘れずに持参しましょう。

注意したいのは、身分証明書の有効期間切れや、写真のかすれです。写真が不鮮明な場合、本人確認ができないため、当日受検できない場合があります。再発行してもらって新しいものを準備しておくなど、あらかじめ対処しておきましょう。

なお、携帯電話や時計、電卓の持ち込みは不可で、会場に応じて、かばんをロッカーにしまったり、足元に置いたりして受検します。筆記用具やメモ用紙も会場に準備されているものを使用します。不要なものが机上に置いてあれば不正と見なされる場合もあるので、注意しましょう。

15分前までに到着を

ピーク時は受付が受検者で混み合うため、本人確認から入室まで時間がかかることがあります。余裕を持って開始時刻の15分前までには到着するようにしましょう。

受検開始前の操作説明や練習問題は必ず確認を

当日、受検開始前の画面で、画面に表示される情報(進捗バー、時計など)や回答中の画面のタブの切り替え方法などの説明がされたのち、能力検査の言語問題と非言語問題が1題ずつ、練習問題として提示されます。

画面の操作や問題にかかわる重要な情報ばかりですので、飛ばすことなく丁寧に読んでおきましょう。そうすることで、本番中に戸惑うことも少なくなるでしょう。

(5)リクナビ限定の体験版を受けてみよう

リクナビでは、テストセンターを体験できるコンテンツ「テストセンター体験版」を提供しています。

「次の画面に進むと前の画面に戻れない」「正解・不正解の状況に応じて、次に出題される問題が変わる」などのテストセンターの機能が再現された画面で、本番さながらにテストセンターの「能力検査(言語問題・非言語問題)」の過去問を解くことができます。

また、受検後には、正答率や回答ペースなどを分析した「回答タイプ」と本番に向けたアドバイスが表示されるので、改善点を分析したり、テストセンターの形式に慣れたりするのにぜひ活用してください。

 

記事作成日:2017年8月31日

合わせて読みたい記事