【先輩に聞く】就活の選考がうまくいかないときの気持ちの切り替え方

就活を進めていく中では、自分が希望した通りの結果にならないこともあります。特に、興味がある企業に提出したエントリーシートや面接などの選考に通過できないと、気分は落ち込んでしまいがちです。では、先輩たちは就活中にそんな沈んだ気持ちを、どのように切り替えてほかの企業の選考に臨んだのでしょうか?先輩たちにアンケートで聞いてみました。

エントリーシートの選考に通らなかったとき、どのように気持ちを切り替えた?

エントリーシートが選考に通らず悩んだ先輩たちが、どのように解決しようとしたのか、アンケートのコメントを紹介します。

  • 先生や保護者に相談したり、学校のキャリアセンターで、助言をもらったりした
  • 学校のキャリアセンターでエントリーシートを添削してもらった
  • キャリアセンターや大学の就活支援をしてくれる職員、エントリーシートを添削してくれる企業、友人などさまざまな人に添削をお願いした
  • 自己分析をやり直してエントリーシートの精度を高めた
  • 何がいけなかったのか自分で振り返り、分析した

キャリアセンターの担当者や家族、友人などに目を通してもらうなどして、エントリーシートをブラッシュアップしたという先輩が多かったようです。納得がいくまでエントリーシートを仕上げておけば、後から「ああ書けば良かった」などと後悔を引きずることもなく、次の行動に移れるでしょう。
志望する企業でその能力を存分に発揮できるかどうかは、仕事内容や風土などの相性次第。たとえエントリーシートが選考を通らなくても、「エントリーシートに書いたことが否定されたわけじゃない。合わなかっただけなんだ」と考え、割り切って前に進むのも一つの考え方です。

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面接の選考に通らなかったとき、どのようにして気持ちを切り替えた?

面接がなかなかうまくいかず 悩んだ先輩たちが、どのように解決しようとしたのか、アンケートのコメントを紹介します。

  • 面接を振り返ってどのように答えるべきだったか改めて考えた
  • 友人や先輩、キャリアセンターの人に、面接で話す内容を見てもらった
  • ある程度用意していた原稿を見直し、就職エージェントの方に面接練習をしてもらった
  • 面接ごとに聞かれた質問をノートにまとめて見返した
  • 早めに面接会場に行き、時間をかけて緊張を解す工夫をした

友人や先輩、学校のキャリアセンターの職員、就職エージェントのキャリアアドバイザーなど、信頼できる人に見てもらい、面接での受け答えの内容をブラッシュアップした人が多かったようです。
また、面接で聞かれた内容を振り返り、反省材料として次の面接に生かしたり、面接に落ち着いた状態で臨めるように時間に余裕を持って行動したりした、などの声もありました。

【参考記事】

就活の強い味方、大学のキャリアセンターってどんなところ?

今だからこそ言える! 後輩へのアドバイス

就活で悩んだ先輩たちから、同じような悩みを抱えている現役就活生へのアドバイスを紹介します。

  • 1人で悩みすぎず時には周りの人に手助けしてもらうのが良いと思います
  • 面接は数をこなせばうまくできるようになるから、練習が大事!
  • 就活の軸を決めておくことで面接時にその会社に就職したい理由を明確に話せるようになります。軸は確実に決めておくようにしましょう
  • 落ちても人間性を否定されているわけじゃないので、あんまりめげないでください
  • たくさん不安はあると思いますが、意外と何とかなるものです!気楽に構えていた方がかえって物事がうまく運んだ気がします
  • 就活が思うように進まなくても、キャリアセンター等に相談しながら焦らず着実に就活を続けていけば内定は得られる
  • 面接は受かろうとせず、 “自分を知ってもらおう”という姿勢でぜひ臨んでください
  • 就活において一番大切なことは考え込みすぎないことです。面接に通らなくても「自分を通さないなんてこの企業もったいないな」ぐらいの気持ちで挑んだ方がメンタルも安定するかと思います
  • とにかくあきらめないことが大事です。メンタルが一番大事なので息抜きをしっかりしてほしい
  • 選考になかなか通らない人もいるかと思いますが、終わったら結果を問わず十分に振り返り、改善点を見つけてください
  • 面接で聞かれることは大体同じなので、自己理解や企業理解を深め言語化しておけば面接は乗り越えられます
  • 面接はそんなに簡単に通るものではないので、落ちるものだと思って、落ちたら自分なりに反省点をしっかり洗い出して、次に生かしていきましょう
  • たくさん悩むことは大変なことではあるけれど、その分自分自身と向き合える大切な期間なので、将来設計という明るい一面にも目を向けて楽しんで就活することをおすすめします
  • 他人に自分のことやエントリーシート、面接の質問に対する回答をみてもらうのは非常に重要だと思います

多くの先輩たちが言うように、エントリーシートや面接が選考に通らなくても、それは、自分がその企業と合わなかったということがおおいに考えられます。就活を“より自分らしく働ける企業と出会うための機会”と捉えてみると、選考の進み具合から受ける気持ちのダメージが和ぎ、よりポジティブな姿勢で就活に向き合うことにつながるようです。「別の角度から考える」「悔いの残る経験を反省材料と考えて次に生かす」「誰かと会って自分の思いを話す」など、気持ちを切り替えて前を向くためにできることは、いろいろありそうです。ぜひ立ち止まらずに、これからの出会いを自分からつかみにいきましょう。

【調査概要】
調査期間:2024年3月14日~3月19日
調査サンプル:2024年3月卒業予定で、企業から内々定を得た全国の専門学校生・短大生・大学生・大学院生300名
調査協力:株式会社クロス・マーケティング

 

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記事作成日:2016年11月9日 記事更新日2024年8月30日 
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