業界研究のやり方・ポイントを徹底解説!

志望業界や志望企業を絞り込んだり、志望動機をまとめたりするうえで、業界や業種への理解を深めるために「業界研究」を行うことが大切です。具体的にどこに注目し、何を調べれば良いのでしょうか。業界研究を行う際のポイントを紹介します。

リクナビ オンエアでは、会社のリアルや就活準備のヒントが見つかる様々な動画を視聴できます。人事担当者、著名人、OBOGなど、多彩な出演者によるオリジナルコンテンツの中から気になる動画があるかチェックしてみましょう!

業界研究とは

「業界研究」は、世の中にある業界の種類や特徴を知り、興味を感じ、自分が行きたいと思う業界を見つけるために行います。

自己分析や企業研究と同様に、就活においてとても重要な作業です。

まず、世の中にはどんな業界があるのかを知ることから始め、興味のある業界については、さらに詳しく掘り下げながら進めていきましょう。

業界研究の目的

目的1. 志望する業界の知識を得る

業界研究は、興味がある、あるいは自分が志望している業界について知識を深めていくために行います。

業界研究を通じて、その業界に抱いていたイメージを再確認したり、イメージとは違う点について認識を改めたりすることができます。

目的2. 志望する業界を絞る

数ある業界の中から、自分に合う業界を絞り込むうえでも、業界研究は有効です。

「働きたい」と思える業界を見つけるには、その業界で自分が働いているイメージを思い描きながら業界研究をするのがお勧めです。

業界研究のポイント

ポイント1. 業界全体を「広く浅く」把握する

業界全体の構造や動向を大まかに把握します。

マーケットの規模とその推移、代表的な企業の顔ぶれやシェアなど、まずはその業界の置かれている状況を理解することから始めましょう。

ポイント2. 業界内の事情を「狭く深く」調べる

業界内のさらに詳しい現状や課題、今後の可能性を調べます。

業界内の各企業の違いや、企業相互の資本関係・提携関係、業界内での業績推移、業界全体の成長の見込みなどをリサーチして、志望業界や志望企業を絞り込みましょう。

 

業界研究のやり方

リクナビの「業界ナビ」を活用する

リクナビの業界ナビでは、さまざまな業界について、それぞれ特徴・仕組み・近年の動向などを解説しています。

業界研究の最初の一歩として、まずは業界ナビでいくつかの業界について調べてみるのがオススメです。

業界ナビを使った先輩の声

大学3年8月ごろから就活を意識するようになったのですが、どの企業の説明会に参加すればいいのかがわからず、まずはリクナビの「業界ナビ」をはじめとした業界解説のインターネット上の記事を読み込むことからスタート。記事に貼られているリンクから、その業界の企業情報を調べ、その業界にどんな企業があるのかがわかりました。大企業について調べるときは、グループ企業についても見ることで、業界内でのグループ企業同士の違いについても知ることができました(不動産業界内定・人文学系学部)

「業界ナビ」を使って業界研究をしてみましょう↓
業界ナビ トップページへ

業界団体のホームページを活用する

インターネットでは、最新の情報をタイムリーに入手できるという強みがあります。

「〇〇業界協会」「〇〇業界団体」などといった、各業界の企業が加盟している任意団体のホームページでは、業界の概況などを発表していることがあります。

新聞・ニュースを活用する

業界団体のホームページと同様に、定期的にチェックすることでタイムリーな情報を入手できます。

紙の新聞を読むのに抵抗がある人や、テレビニュースを見る暇がないという人は、新聞社やニュースサイトの専用のアプリなどをダウンロードすれば、自分のスマホやタブレットでチェックすることも可能です。

本(書籍)を活用する

『○○業界の~~』といったタイトルのついた“業界本”は、各業界の動向や特色に加えて、その業界で働く場合の具体的な職種などについても解説されています。

また、業界地図、と銘打った書籍も毎年、複数の出版社から発刊されています。このような書籍を参考にするのも一つの方法です。各業界の動向だけでなく、多くの業界の全体の流れも把握できるでしょう。

発刊から時間がたっていると、情報が古くなるので、発刊年を確認したうえでチェックしたいものです。

業界研究セミナー・合同企業説明会を活用する

合同企業説明会の会場内や、学校内で開催されることが多い「業界研究セミナー」も、業界全体の動向を知るのに有効です。

同じ業界の企業ブースを回って、各企業の違いを探るのも、業界研究の一つのやり方です。

合同企業説明会を使った先輩の声

興味のあったインターネット関連企業が多く参画しているベンチャー企業の合同企業説明会に参加。インターネット業界にどんな企業があるのか、どんなメディアを展開しているかといった情報収集ができました。大学3年6月には、大手企業も参画している合同企業説明会へ。志望しているインターネット関連や広告業界に絞って企業ブースを回り、各社の事業の強みや特徴を比較したことで、志望企業を絞り込むことができました。(インターネット関連業界内定・外国語学部)

使えるツールは最大限に活用して業界研究を進めよう

業界研究を通じて世の中にある業界の種類や特徴を知ることができれば、より広い視野から業界選び、企業選びができるようになります。

使えるツールは最大限に利用して、業界研究に生かしましょう。

インターンシップ&キャリアや就活準備に役立つ情報をX(旧Twitter)でも発信中!

リクナビ」公式Xアカウントはこちら

記事作成日:2017年6月29日 記事更新日:2024年1月25 日

※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。