この記事でわかること
・受付から退室までが選考と意識し、会場へは10分前に到着し正しいノックの回数など基本動作を徹底しましょう。
・面接では担当者に「おかけください」と勧められてから着席し、面接中は背筋を伸ばして座り相手の目を見て自然な笑顔で話しましょう。
・面接後は感謝の気持ちを込めて丁寧にお辞儀をして退出し、建物を出るまでが面接だと意識して行動しましょう。
・リクナビの独自調査では、採用担当者が面接中のマナーで最も印象に残るとしたのは「言葉遣い・敬語」(28.4%)、次いで「表情・笑顔」(19.3%)でした。
面接のマナー
立ち居振る舞いのマナーを最初に実践する場が、面接選考だ。企業への意欲があっても、態度が悪いとその気持ちは伝わりにくい。おじぎや姿勢に注意して、失礼のないよう振る舞おう。
1. 受付

学校名と氏名を告げ、何の用件で誰に会いに来たかを簡潔に伝えよう。会場に着いたときから面接は始まっているという意識で、マナーのある振る舞いを心がけよう。時間には余裕を持って、10分前には会場に到着しておくように。
2. 待機

大きな声でおしゃべりをしたり、携帯をいじったりせず、姿勢を正して待とう。緊張するかもしれないが、周りを観察できるくらいの心の余裕を持てるとよい。携帯電話の電源は切っておくか、バイブレーターをオフにしたマナーモードに。
3. 入室

ノックはゆっくりと3回行う。2回は空室確認を、3回は入室確認を意味するので、面接の場合は「コン、コン、コン」と3 回ノックしよう。ゆっくりとノックしている間に気持ちを落ち着け、「どうぞお入りください」と言われたら扉を開けよう。入室したら扉のほうに向き直り、扉を静かに閉める。後ろ手に扉を閉めるのはNGだ。閉め終わったら、面接担当者のほうに向き直り、扉の前で「失礼します」と一礼してからいすに向かおう。いすの左側か後ろに立ち、「○○大学の××××です。よろしくお願いいたします」と言って一礼を。着席するのは面接担当者に「おかけください」と勧められてから。「はい、失礼いたします」と言って着席しよう。
4. 面接

かばんは足下に置き、姿勢を正して、面接担当者の目を見ながら自然な笑顔で受け答えしよう。アイコンタクトでのコミュニケーションが大切。
ポイントをCHECK

いすの半分くらいの位置に座り、あごを引いて背筋を伸ばし、心持ち肩を後ろに引いて胸を張ると美しい。背中をそる、足を投げ出す、猫背になるなど、崩した姿勢はだらしなく見えるので注意。
5. 退室

面接が終わったら、着席したまま一度「本日は、ありがとうございました」と一礼し、起立していすの横で再度「ありがとうございました」と一礼する。時間を取っていただいたことに対する感謝の気持ちを込めておじぎをしよう。ドアの手前で面接担当者のほうに向き直り、「失礼いたします」とあいさつし、退出する。退出すると気を緩めてしまいがちだが、だらしない態度をとったり、携帯を確認したりするのはNG。建物を出るまでが面接だと意識して行動しよう。
<独自アンケート調査>面接マナーで最も印象に残るポイントとは?
【リクナビ独自調査結果】
就活生・採用担当者ともに最も多かったのは「言葉遣い・敬語」(就活生23.9%/採用担当者28.4%)、次いで「表情・笑顔」(就活生20.9%/採用担当者19.3%)で一致した。
一方、「姿勢・座り方」は就活生12.6%に対し採用担当者は4.5%と8.1ポイント低く、逆に「あいさつ・お辞儀」は就活生6.9%に対し採用担当者11.3%、「身だしなみ・身なり」は12.6%に対し16.5%だった。姿勢を整えることよりも、相手に向けた振る舞いのほうが印象に残っている。
就職活動経験者493人と採用担当者772人にアンケートを行い、面接マナーについて尋ねた結果、就活生が最も気をつけて臨んだポイントは、以下の順になった。
- 言葉遣い・敬語:23.9%
- 表情・笑顔:20.9%
- 身だしなみ・身なり(服装・髪型など):12.6%
- 姿勢・座り方:12.6%
- あいさつ・お辞儀:6.9%
- 視線・アイコンタクト:6.9%
- 入室・退室の所作:6.3%
- 特に気をつけたことはない:9.9%
■<就活生回答>面接マナーで、最も気をつけて臨んだポイントを選択して下さい。
*本調査は、当サイトの独占コンテンツとして独自に調査したものです。

調査概要
調査期間:2026年7月31日~8月7日
調査対象:2025年~2026年に卒業した就職活動経験者493人
調査協力:株式会社メンバーズ
一方、採用担当者が最も印象に残りやすいとしたポイントは、次の順だった。
- 言葉遣い・敬語:28.4%
- 表情・笑顔:19.3%
- 身だしなみ・身なり(服装・髪型など):16.5%
- あいさつ・お辞儀:11.3%
- 視線・アイコンタクト:7.6%
- 入室・退室の所作:6.7%
- 姿勢・座り方:4.5%
- 特に印象に残るポイントはない:5.3%
■<採用担当者回答>応募者の面接中のマナーで、最も印象に残りやすいポイントを選択して下さい。
*本調査は、当サイトの独占コンテンツとして独自に調査したものです。

調査概要
調査期間:2026年7月31日~8月7日
調査対象:新卒採用業務担当、もしくは経験した社会人772人
調査協力:株式会社メンバーズ
最も印象に残るのは「言葉遣い・敬語」。就活生の意識とも一致
面接マナーで最も印象に残るポイントは、就活生・採用担当者ともに「言葉遣い・敬語」だった。就活生は23.9%、採用担当者は28.4%で、どちらも全回答数の2割以上を占めている。また、2位も「表情・笑顔」(就活生20.9%、採用担当者19.3%)で一致した。
上位2要素については、就活生が気をつけていることと、採用側が見ていることがほぼ重なっている。本記事で紹介した”面接担当者の目を見ながら自然な笑顔で受け答えする”という基本は、そのまま印象を左右するポイントになっているといえる。
「姿勢・座り方」は就活生12.6%に対し、採用担当者は4.5%
両者の差が最も大きかったのは「姿勢・座り方」だ。就活生では、12.6%が最も気をつけたポイントに挙げた一方、採用担当者で「最も印象に残る」としたのは4.5%にとどまり、両者は8.1ポイントの開きがあった。
逆に採用担当者の注目度が高かったのは「あいさつ・お辞儀」(就活生6.9%、採用担当者11.3%)と「身だしなみ・身なり」(就活生12.6%、採用担当者16.5%)だった。
ただしこの結果は、”面接時には姿勢を気にしなくてよい、という意味ではない”と考えるほうがよい。アンケートで聞いているのは「印象に残りやすいか」であり、姿勢が崩れるとだらしなく見えてしまいマイナスの印象になるのは、本記事で紹介したとおり。つまり姿勢は、整えておけば減点されない“守り”のマナーだと理解しよう。
また、就活生のうち9.9%は「特に気をつけたことはない」と回答した。これに対し採用担当者側で「特に印象に残るポイントはない」としたのは5.3%にとどまる。ほとんどの面接担当者は、何らかのマナーを見ているといえる。
姿勢を正して座ることは前提として押さえたうえで、入室時のあいさつ、当日の身だしなみ、受け答えの言葉遣いにも意識を配ろう。マナーは自分の緊張を整えるためだけのものではなく、相手に敬意を示すためのもの。そう考えると、力を入れるべきポイントが見えてくるはずだ。
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※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。
