インターンシップにどんな服装で参加した?先輩たちのコーディネート例を紹介!

インターンシップに参加する前、「どんな服装で行くといいのだろう…」と悩む人も多いのでは?インターンシップに参加したことがある2025年卒の先輩たちに、どんな服装で参加したのかをアンケート。4人の先輩が実際に参加したときに着ていたコーディネートを、写真つきで紹介します。

リクナビでは、さまざまな「インターンシップ」「オープン・カンパニー&キャリア教育等」のプログラムを見ることができます。気になるプログラムがあるか見てみましょう。

先輩たちはインターンシップにどんな服装で参加した?

インターンシップ等(※)に参加したことがある2025年卒の先輩213名に、どんな服装で参加したのかアンケートを実施しました。
※「インターンシップ等」とは、インターンシップをはじめとした、オープン・カンパニーやキャリア教育を含むキャリア形成支援プログラムを指します

■インターンシップ等にどんな服装で参加しましたか?参加時に最も多く選んだ服装を教えてください(n=213、単一回答)

「インターンシップ等にどんな服装で参加しましたか?参加時に最も多く選んだ服装を教えてください」に関するアンケートの回答グラフ

先輩たちの約7割が「スーツ」で参加

先輩たちの7割超は、「スーツ」で参加したと回答しています。
「スーツ指定だったから」というケースもあれば、「無難だと思ったから」「自分の強みの“真面目さ”が伝わる服装だと思い、パンツスーツを選んだ」「気持ちが入るから」など、自分の考えでスーツを着用するかどうかを決めているケースもありました。
一方、「ビジネスカジュアル」、「普段着に近いビジネスカジュアルよりラフな格好」など、私服で参加した人もいました。
スーツ以外の服装を選んだ背景としては、「指定がなく私服とあれば私服、スーツの指定があればスーツ」「参加した企業が普段着と指定していたため、スーツは避けた」「社員の方の格好を真似した感じで、ブラウスとスラックスを基本にしていた」などの声がありました。

スーツ以外で参加した人はどんな服装だった?

では、スーツ以外で参加した先輩たちは具体的にどのような服装だったのでしょうか?
「ビジネスカジュアル」「普段着に近いビジネスカジュアルよりラフな格好」と回答した人の声を見ると、襟つきのシャツやブラウスに、パンツやスカートを合わせている人が多くいました。黒や白など、派手すぎない色のものを選ぶ傾向があるようです。

一方、「インターンシップ先の業務内容から、ジャージなどの動きやすい服装で参加するよう指示があった」「屋外のプログラムだったので、防寒できて動きやすい服装で参加した」「私服で通勤して、現地では制服に着替えていた」という声もあり、プログラム内容に合わせて動きやすい服装や指定の作業着で参加した人もいました。
ビジネスの場の服装選びで大事にしたいのは、「相手に不快感を与えない」こと。スーツ以外でも、その企業に合った服装、清潔感のある服装を心がけるといいでしょう。

スーツの着こなし、私服選びのポイントについて詳しく知りたい人はこちら↓

社会人と接する最低限のマナー 服装編

インターンシップに参加した先輩たちのコーディネートを紹介

インターンシップ等に参加したことがある4人の先輩たちが、どのような服装で参加したのかをインタビュー。服装選びで悩みがちなビジネスカジュアルで参加した3人とスーツで参加した1人の服装を写真で紹介します。服装選びのポイントも聞きました。

【例1】ビジネスカジュアルで参加

紺のジャケット、ストライプの入った薄いグリーンのワイシャツ、白のチノパンの写真

IT業界のインターンシップに参加する際、自分の持っている服の中から、きちんと見えそうな紺のジャケット、ストライプの入った薄いグリーンのワイシャツ、白のチノパンを選びました。服装の指定がなくて、どんな服装で参加するといいか悩んだときは、人事担当者に質問。「例年こんな服装で参加する人が多くいます」という回答を参考に選ぶこともありました。

【例2】ビジネスカジュアルで参加

袖にフリルのついたベージュのブラウス、紺のサブリナパンツの写真

人材業界のインターンシップに参加した際は、トップスは襟つきのシャツや、襟はないけれど、きちんとした印象のブラウスなどを選んでいました。Tシャツや英字が入ったものは避けるようにしていました。冬はシンプルなニットを着たり、上からスーツのジャケットを羽織ったりすることも。ボトムスは動きやすいパンツを選ぶことが多かったです。

【例3】ビジネスカジュアルで参加

グレーのポロシャツ、黒のチノパンの写真

通信業界のサマーインターンシップに参加。襟つきのポロシャツに黒のチノパンを選びました。色違いでチノパンを何本か持っていて普段もはいているのですが、インターンシップに参加する際は黒を選ぶようにしていました。トップスも普段着ているものの中から“モノトーン”と“襟つき”を意識して選ぶようにしていました。

【例4】スーツで参加

黒のジャケット、白のブラウス、黒のスカートの写真

インターンシップ等に参加した企業の金融・不動産業界は、いずれも「スーツで参加」との指定がありました。そのため、大学の入学式用に買ったスーツに白のブラウスを着用して参加しました。黒い無地のものですが、ボタンにブランド名が書かれていたり、襟元のステッチが目立つデザインだったので、採用選考の始まる時期にはシンプルなスーツを買い足しました。

「この服装マズかったかも…!?」と、参加当日に思わないために

インターンシップ等の案内に服装に関する記載がない場合や、「服装自由」「私服でお越しください」などの指定をされた場合には、どのような服装で行けばいいのかわからず、悩んでしまう人もいるでしょう。「スーツが無難なのでは?」「カジュアルな服装でも問題ないのか」「当日に、周囲から浮いてしまったらどうしよう」など、疑問や不安を抱えてしまう人は少なくないようです。いずれにしても、会場で「自分だけちょっと違った…」という気まずさを味わうことは避けたいものでしょう。
インターンシップ等に参加するときの「適切な服装」は、受け入れ先企業の雰囲気や所属業界、プログラム内容によってさまざまです。どんな服装で参加するか悩んだ場合は、事前に人事担当者やインターンシップ等に参加したことがある先輩に聞くなど、情報を集めてみてはいかがでしょうか。インターンシップ等の説明会や選考会場などで、その企業で働く社員の服装を見ておくのも参考になるかもしれません。

リクナビでは、さまざまな「インターンシップ」「オープン・カンパニー&キャリア教育等」のプログラムを見ることができます。気になるプログラムがあるか見てみましょう。

インターンシップに着ていく服を選ぶ学生

【調査概要】
調査期間:2024年12月4日~2025年1月7日
調査サンプル:2025年3月に卒業予定の大学生、大学院生、短大生、専門学校生213人
調査協力:株式会社クロス・マーケティング

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峯 陽子先生

【監修】峯 陽子さん
約20年の専業主婦の後、人材育成会社で企業の社内研修講師などを経て、独立。企業の会社研修の講師のほか、女性の社会復帰支援、学生へのキャリア育成セミナー・マナー講座なども担当。

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記事作成日:2018年8月28日 記事更新日:2025年6月12日
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※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。

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