レディーススーツのボトムスにはスカート、パンツと2種類ありますが、今回はパンツスーツ選びと着用時のポイントについて、就活ファッションに詳しい「洋服の青山」のご担当者にアドバイスを頂きました。
パンツスーツは動きやすい、防寒対策になるといったメリットがあります。合同企業説明会参加時や一日に複数の会社訪問をするなどアクティブに動きたいとき、また、寒い時期にオススメです。就活時にパンツスーツで行くか、スカートで行くか、悩むこともあるかもしれませんが、一番大切なのは、自分に合ったサイズのスーツをきちんときれいに着こなすことです。
ここでは、パンツスーツを選ぶ際に気をつけたい「素材」「サイズ」の2つのポイントについて解説します。
▼パンツスーツの一例
素材は、「ウール100%」か「ウールとポリエステルの混紡」がオススメです。ウール100%は肌触りがよいのが特徴。一方、混紡はしわになりにくく、洗濯機やシャワーでスーツを洗うことができる「ウォッシャブル加工」が施されているスーツもあります。どちらも季節を問わず、体の動きにフィットするストレッチ性もあります。
「着心地」と「扱いやすさ」のどちらを優先したいか、好みで選ぶとよいでしょう。
素材もさることながら、パンツスーツの着心地を左右するのがサイズ選び。選ぶ際は、食事をしたり長時間座ったりすることを想定し、ウエスト回りに手が入るくらいの余裕があるものを選ぶとよいでしょう。
パンツスーツの裾は、裾上げすることを前提に長めに作られています。裾上げの際には、パンツスーツと靴のバランスを意識して、甲に軽くハーフクッションができる程度、裾はヒールにかかる程度に調整するとよいでしょう。
なお、裾上げにかかる日数を考慮して、スケジュールに余裕を持って買いに行くことをオススメします。
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続いて、実際にパンツスーツを着る際に気をつけたいポイントを紹介します。
パンツスーツ着用時は、だらしなく見えないようにシャツやインナーをボトムスの中に入れるようにしましょう。ただ、立ったり座ったりしていると、ズレ上がってきてしまうことがあります。
シリコン製の滑り止めテープをボトムスのウエストの内側につけると、乱れが気にならなくなります。
一日パンツスーツをはいていると、センターライン(中心に入った折り目)がぼやけたり、ストレッチ生地でも全体にしわがついたりしてしまいます。連続してパンツスーツを着用する機会があるときには、しわが目立たないか確認しましょう。
オススメしたいのは、パンツスーツ着用後は、脱いですぐにクリップのついたボトムス用のハンガーにかけること。このとき、センターラインをきちんと合わせて裾側をクリップに留めてください。そうすることで、下にくるウエスト部分の重みでしわが自然に回復していきます。
それでもしわがとれない場合は、霧吹きで霧を吹きかけるか、シャワー後のバスルームに下げるなど、するのもよいでしょう。アイロンはかけ過ぎてしまうと生地にテカリが出てしまうこともあるので、湿気を利用して生地を傷めずしわを回復させましょう。
ベルトを選ぶ際は、は牛革素材で、色が黒いものがスーツと合わせやすいでしょう。ベルトの幅が太いとカジュアルな印象になってしまうので、2~2.5㎝程度のもの、バックルの色はシルバーがオススメです。
スーツは連日同じものを着用するのではなく、中3日ぐらい休ませてダメージを回復させるのが理想です。けれど、就活中は説明会や選考が重なって休ませることが難しいこともあるでしょう。スーツ一式を複数そろえるのもお金がかかってしまうので、ボトムスだけ複数用意しておくのも一つの手です。
生地の風合いや色味がスーツによって異なるので、追加で購入する際には、できればジャケットと同じブランドの製品を選ぶとよいでしょう。
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