丸亀産業株式会社

建築事業部では、オフィスビルや工場、店舗、倉庫、マンションといった様々な建物を建設しています。建物の規模は様々ですが、1物件当り1～3億円の案件が中心で、5～6億円の大型案件も手掛けています。その内の約9割が民間の案件です。当社の特長は、「作って終わり」ではなく、その後も最後までトコトン面倒を見て、不具合があった時の修繕やメンテナンスなど、長いお付き合いをしている点です。それがお客様からの信頼につながり、長いお付き合いのお客様がたくさんいます。また、最近では人の力に頼るのは限界があることから、DXやICTといったデジタル技術を積極的に取り入れて、一人ひとりの負担を減らすようにしています。

土木事業部は道路や橋梁の建設、河川の護岸工事などの公共事業が約8割で、民間からの依頼を受けて土地の造成工事やインターネットやスマホの普及に伴う情報通信インフラの整備なども行っています。大規模な工事が多い土木事業部では、ICTの導入に積極的に取り組んでいます。今までは重機の操作は作業者の経験や勘に依存する部分が多かったのですが、最近は重機にデータを入力して、決められた深さになれば、そこで掘るのをやめることで、作業時間の短縮や効率化を推進しています。今後も積極的に最新の技術を導入していきたいと考えています。ですから、ICTを使いこなせる柔軟な発想を持った若手スタッフに大いに期待しています。

当社は昭和30年に設立し、65年以上にわたって土木事業と建築事業を柱に、三重県松阪市を中心とした地域に密着した事業展開を進めてきました。現在は土木事業が約4割、建築事業が約6割と、バランスが取れていることが特徴です。いずれも先代社長が常に言っていた「建設サービス業」を根幹に置き、どうしたらお施主様・エンドユーザー・設計事務所など、当社に関わる方々に満足していただけるかを考えて、事業を展開しています。そして、ニーズに合わせた企画提案から設計・施工・メンテナンスまでの一貫責任施工体制を整えていることが強みです。さらに、災害時には行政の要請に応じていち早く対応し、地域の人々の安全な暮らしに貢献します。