業種 |
商社(繊維製品)
商社(アパレル・服飾雑貨・貴金属)
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本社 |
広島
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菱友商事は、日本のみならず世界中ターゲットに
付加価値の高い国産のテキスタイル(生地)を開発・提供する専門商社です。
商社といっても、企画提案から徹底してこだわる「ものづくり」が強みです。
本社のある福山市周辺はもとより、全国各地の有数な繊維産地と連携し
織糸、紡績、織布、染色、洗い加工などの “技”を極めた専門メーカーとタッグを組み
お客様が望む個性や機能を持ったテキスタイルを生み出しています。
会社が成長する原動力、それは20~30代の若手社員たちです。社員がやりたいことは制約をつけず、大胆に挑戦できるように人に投資をすることで事業が成長しています。繊維・アパレル業界は、人と人とのコミュニケーションで成り立っている世界。付加価値をつけた提案や商品力を高める仕掛けづくりなど、お客様と価値を共感できると仕事は大きく広がります。そして利益が出れば、社員にしっかりと還元。年2回の定期賞与に加え、社員持ち株制度があるので6月に配当があります。業績次第ですが、自分の仕事の結果が反映されるからこそ、仕事へのモチベーションが高まり、社内に好循環が生まれ、挑戦する風土や若手の活気につながっています。
私たちが開発するテキスタイルは、有名アパレルメーカーや世界的な高級メゾン、セレクトショップに並ぶ高価格帯のボトムスやアウター、バッグ、スニーカーなどに採用されています。菱友の名前は知らなくても、最終商品のブランド名を聞けば、誰もが知る顔ぶれがずらり。「こういう生地ができないか」というご要望をもとに、素材感・色・柄などを一緒に作り上げていくスタイルが国内外で高く評価されています。自社工場がないのに、なぜ「ものづくり」ができるのかと言えば、全国にある織糸、紡績、織布、加工などの専門メーカーと協力関係を築いているから。個々の力を結集することで、日本でしかできない「ものづくり」に挑戦しています。
2021年、ショールームを備えた東京事務所を恵比寿に開設。東京や海外の既存のお客様との商談はもちろん、間接的に素材を購入されているお客様や新規のお客様との出会いの場として機能し、今までにないニーズの広がりを感じているところです。ゼロからブランドの立ち上げを提案し、生地づくりをすべて任せていただく案件も多数進行中。素材や加工メーカーの新たな開発情報がいち早く集まるメリットを活かし、付加価値を織り込んだ生地を国内外に積極的に発信・提案していく考えです。また、サステナブルな素材を求める海外の高級メゾン向けに、菱友オリジナルで数種類のオーガニックコットン糸の開発を進め、高まるニーズに対応しています。
事業内容 | テキスタイル(繊維素材)の企画、生産、販売販売先各商社、生地コンバーター仕入先各紡績、商社、織布メーカー |
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設立 | 1956年5月 |
資本金 | 9600万円 |
従業員数 | 30名 |
売上高 | 53億円(2024年4月期)
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代表者 | 代表取締役 花田 充民 |
事業所 | 本社/広島県福山市 |
主要取引先 | 総合商社、専門商社、生地コンバーター、その他 |
社長メッセージ | ◆自らの考えでどんどん行動できる人であって欲しいですね。
若手の社員がやりたいと言うことに、NGを出したことはありません。 責任は「やってみ!」とOKした社長の私にありますから、思う存分活躍してください。 ものづくりのアイデアやヒントは、いろいろな人との交流のから生まれるもの。 社員には、出張に行ったら、業界の人だけじゃない人と会うように言っています。 例えば、行きつけのバー。 そこで、出会ったいろいろな人と会話できるくらいになれ!と言っています。 |
事業について | ◆日本でのものづくりを基本に!
菱友商事は、企業の存在意義を意味する パーパス(Purpose)を重視した経営に徹している会社です。 日本で扱われている繊維製品の98%以上が輸入品という現状において あえて日本産中心の取り扱いを社是とし、 エンドユーザーは日本のみならず世界をターゲットに 福山の地に本社を構えて「ものづくり」をしています。 地元である広島・岡山をはじめ、 さらには四国、播州、山梨、蒲郡、浜松、新潟、北陸など全国の有名産地で 独自の製法に磨きをかけ、新しいものづくりに挑戦している 糸、織り、染め、洗いを専門とする各工場さんたちとネットワークを築き、 チームを作ってメイド・イン・ジャパンを生み出しています。 日本でしかできないことがまだまだたくさんあります。 それを強みに、時代の先を読んだアイデアやテーマを見出し、 たくさんの人を感動させられる価値あるものをマーケットに届けています。 ◆広がるアイテム、こだわりのある素材 私たちが提供する生地は、基本オリジナル。 お客様のターゲットに合わせて特注で作り上げています。 チノパン・デニムなどのボトム用生地、 シャツ・アウター用生地、さらにはバッグやスニーカー用生地まで、 今やそのアイテムは数え切れません。 持ち込まれた古着から、生地をリプロダクションするなど、 お客様がこだわる表現やテイストを徹底して追求することも。 最近では、SDGs(持続可能な開発目標)への取り組みが求められており、 オーガニックコットンをはじめ、再生ポリエステル、再生ナイロン、 再生コットンなどを使った素材へのニーズが非常に高く、 特にヨーロッパで信頼・支持されるには、 サステナブルな素材開発は重要なテーマの一つです。 次々と表れる新しいテーマに果敢に挑戦し、 大量生産の工業製品では決して表現できないテキスタイルを生み出しています。 |
社風について | ◆社員持ち株制度を運営。
当社では持ち株制度を実施しており、社員の大半が株主でもあります。 よって、会社運営は公明正大に行っています。 ◆社内組織は二事業部制。 事業部を二つに分けているのは、各事業部が、ひとつの会社組織のように 効率的に動くことで、社員のみんなに力を100%以上発揮してもらいたいからです。 ◆自分で事を起こす、チャンスを逃さずに成長してほしい! 自分で「事を起こそう」という気持ちで仕事に取り組んでほしいので、 学びたいことがあれば、どんどん海外にも行って 本物を感じてもらいたいと思います。 |