寿高原食品株式会社は、1919年に「更級杏ジャム株式会社」として創業し、千曲市特産の杏加工を皮切りに果実加工事業を展開してきました。先人たちの努力と技術の蓄積、お客さまや仕入先との信頼関係が当社の財産です。社会の変化に対応し、「くだもので笑顔を」をモットーに、社員と共に社会全体への貢献を目指しています。真摯な姿勢と安心安全なモノづくりで、愛される企業を目指し続けています。
寿高原食品は、長野県の旧更級村で創業して以来、100年以上にわたり果物加工業に専念してきました。安心・安全をモットーに、地元の特産品である杏を使用したジャムからスタートし、りんご汁や無添加搾汁など、革新的な商品開発で業界をリードしています。お客さまの「欲しい素材は決まっているが、粘度や糖度などの細かいことはわからない」というご要望にも、豊富なノウハウと実績を生かし、最適なプランをご提案。予算や材料のご希望にも柔軟に対応し、お客さまにあわせた製品をお届けします。今後も、伝統を守りつつも新しい味覚の創造を追求し、高品質な果物加工品を提供し続けていきます。
当社の主力製品は、業務用の濃縮果汁やピューレ・りんごプレザーブです。大手食品メーカーから多くの取引をいただき、各種清涼飲料や冷菓、製菓、製パン、洋菓子、調味料など、幅広い分野の原材料として利用されています。エンドユーザ―に社名を知られることこそ少ないですが、果実のプロフェッショナルとして、高品質な原材料を届けることで多くの人の安心・安全な食生活づくりに貢献しています。砂糖・ペクチンを使わず果実本来の甘さを活かしたジャム、ソース類はギフトとしても好評。北信地域のリンゴや信州産の白桃、巨峰などをそのまま搾ったストレートジュースは、果実そのものの濃厚な味わいで多くのお客様より好評をいただいています。
当社は、おいしさと安全にこだわり、業務用から一般消費者向けまで幅広い製品を提供し、社会に貢献しています。2019年には令和元年の東日本台風で被災しましたが、お取引先さまや地域社会の支援を受け、2022年に復旧復興事業を成し遂げました。この経験から、多くの支えがあってこそ企業が成り立つと再認識し、「果実加工を通じて社会全体へ笑顔をもたらすこと」を使命としています。環境への配慮と、一人ひとりの誠実さを大切にし、長い歴史で培った技術と経験を生かして、健康的で愛される商品を信州から発信し続けたいと考えています。新しいことにチャレンジする好奇心旺盛な方と共に、次の100年も歩んでいくことが当社の願いです。
事業内容 | 果実・野菜類の加工販売
●取扱品目 【業務用】 ジャム、フルーツ・野菜ソース、果実ピューレ・ペースト、果実瓶缶詰、冷凍果実、りんごプレザーブ、濃縮・ストレート果汁 【家庭用】 ジャム、フルーツソース、りんごジュース、他各種ジュース、各種ギフト |
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設立 | 1962年(昭和37年)7月1日 |
資本金 | 1億円 |
従業員数 | 125名 |
売上高 | 37億7000万円(2024年6月時点) |
代表者 | 代表取締役 水井 寿彦 |
事業所 | ●本社
長野県千曲市大字戸倉1465-1 ●豊野工場 長野県長野市豊野町浅野1899-1 |
関連会社 | 合資会社壽商会
有限会社壽興産 津軽果工株式会社 壽食品工業株式会社 |
SDGsへの取り組み | 長野県SDGs推進企業登録制度(第4期)に登録し、(1)二酸化炭素排出量の削減 (2)女性管理職比率アップを重点的な取組みとしています。
(1)2024年豊野工場に太陽光発電設備を設置しました。これにより同工場年間使用電力量の約13%を賄える試算となっています。 (2)現在、女性管理職(課長)は1名となっています。 引き続きSDGs達成に向けた取組みを推進し、環境・社会・経済に貢献して参ります。 |
沿革 | 1919年 創業者・水井壽穂が更級杏ジャム(株)創立
1924年 更級ジャム(株)に社名変更 1927年 更級ジャム(株)解散 1931年 東京に(資)壽商会を設立、営業再開 1947年 東京に壽食品工業(株)を設立 1962年 水井正三が寿高原食品(株)を設立 1972年 ジャム原料用いちごの加工処理量が2000トンに達する 1994年 りんご窒素ガス搾汁を開始 2014年 本社工場・食品安全マネジメントシステムISO22000取得 2018年 千曲市の体育館ネーミングライツを取得「ことぶきアリーナ千曲」 2020年 東日本台風・水害による被災、豊野復興事業(2022年豊野工場復旧を果たす) 2024年 豊野工場・食品安全マネジメントシステムISO22000取得 |
ホームページ | https://www.kotobuki-hfc.co.jp/ |
募集人数 | 1~5名 |