業種 |
医薬品
化学/化粧品/食品/商社(医薬品)
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本社 |
大阪
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浜理薬品工業は、1948年 浜理化学研究所として誕生し、純度の高い人工甘味料「サッカリン」の製造・販売から始まりました。『誠意・創意・熱意』を信条として、お客様や時代が求める、より「有用な物質」の創製に努め、化学合成技術を磨き、医薬品の研究・開発企業として歩んで参りました。当社は、これからもお客様に愛される企業として、グローバルなオンリーワンへの道を歩んでまいります。
"当社は、医薬品のBtoB企業であり、非天然アミノ酸、ペプチド、フロー合成に強みを持つ原薬メーカーです。当社の想いは、世界をリードする技術を駆使し地球と人々を幸せにすることです。これは、当社のシンボルマークにも表現されており、私たちが企業活動を通して世の中(社会、世界)の幸福に貢献し、発展する姿を表しています。医薬品業界では、様々な技術や、守るべき法律が日々進歩しており、当社は常に高品質な製品やサービスを世界中のお客様へ提供する使命があります。そのためには、社員一人ひとりが、自分の持つ力を最大限発揮し、日々努力することが大切だと考えています。当社はその努力を応援・表彰する機会を設けています。
当社のお客様は、世界各国にいます。そのお客様に製品をお届けするために、大阪に加え国内に2つの工場を有しています。研究員は担当するテーマの必要に応じて、各工場にて製造方法を検討します。最初はフラスコで研究していた反応が、大きな反応釜にまでスケールアップされ世界中のお客様に製品が届けられる。そんな一連の「ものづくり」を経験できます。また、製造現場への新技術の導入・開発、社員の留学派遣・大学との産学連携にも積極的で、「グローバルなオンリーワン」を目指しています。展示会や学会への発表もあり、当社には多くの実績とチャレンジ精神を併せ持つ、バランスの取れた研究開発環境があります。※2023年10月バルセロナ撮影
浜理薬品工業は、製薬の「ものづくり」企業であり、高度な技術を基軸としています。その原点は、入社後2年目に全員が約半年間、工場の製造経験を経て配属される事。現場を知り「ものづくり」を学んでから、色々なステージで活躍していただいています。お客様からの依頼により、その都度、研究・製造する内容が変わるので、様々なテーマに取り組めることが仕事の面白さです。研究・製造された製品は医薬品だけでなく、化粧品・食品添加物・健康食品など色々な消費財に活用されています。特に化粧品・健康食品などは自社商品を持ち、健康食品はスポーツに関わるアスリート向けに国際的なアンチドーピング認証を取得した商品も販売しています。
企業理念 | 一人ひとりが、どういう仕事の仕方をするか
その基本的な考えです。 浜理薬品は【誠意・創意・熱意】を信条としております。 『誠意・創意・熱意』を信条に 私たち浜理薬品は、 より『優れた製法』の開発、より『高度な品質』の探求、 そして、より『有用な物質』の創製と、比類ないサービスの追及をもって、 人々の健康と幸福な未来を創造し、世界に通用する優良企業を目指します。 また、従業員の皆さまにとっては、【全従業員の物心両面(物=給与などの報酬と、心=安心して長く勤務できる職場環境、やりがい、誇りなど)の幸福を追求していく企業を目指す】ことを掲げています。 |
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4本柱の技術力 | 当社は、2023年12月に創立75年を迎えました。その歴史の中で、60を超える原薬・医薬中間体の製造実績・生産規模での反応例を有しています。特に、以下の4つの技術は、当社を支える重要な柱です。これらは、適宜特許出願及び論文報告を行い、社会貢献に努めています。
【不斉合成技術】 当社が独自開発した不斉合成技術は不斉水素化触媒です。 既存のRuCl[(R,R)-TsDPEN](p-cymene)に代表される触媒と比較し、フェニルアセトン型イミンの不斉水素化反応において、より高い不斉収率で対応する光学活性体を与えます。 【テーラーメードアミノ酸 ~Soloshonok-Hamari Ligand~】 Soloshonok-Hamari Ligandは、大学との共同研究により開発した特殊アミノ酸の化学合成を容易にするLigandです。アミノ酸の立体反転反応や不斉付加反応などに幅広く用いることができます。 【ペプチド合成】 液相合成・固相合成共に豊富な製造経験があります。短鎖から長鎖、環状、コンジュゲート等、それぞれのペプチドに対して最適な製造方法が提案できます。 【フロー合成】 不均一系水素化反応をフロープロセス化することによるtrans-トラネキサム酸の立体選択的な合成法の開発や不斉アルキル化反応のフロー合成による非天然型アミノ誘導体の効率的合成法の確立等、豊富な実績があります。 |
事業内容 | ● 以下の化成品の受託を含む製造及び販売
・ 医薬品(原薬、原薬中間体、製剤) ・ 動物用医薬品 ・ 化粧品原料 ・ 食品添加物 ・ 食品素材 ・ その他化学薬品 ・ 健康食品およびその素材 ● 受託研究、FTE研究、フロー合成研究 |
設立 | 昭和23年12月10日 |
資本金 | 1億2000万円 |
売上高 | 86億円(2023年9月期実績) |
代表者 | 代表取締役社長 高美 慶大 |
従業員数 | 130名 |
事業所 | 【本社・研究所】
本社 : 大阪府大阪市住之江区南港北1丁目19番40号 柴島事業所: 大阪府大阪市東淀川区柴島1丁目4番29号 北浜オフィス: 大阪市中央区北浜2丁目1番26号 北浜松岡ビル6階 東京オフィス: 東京都中央区日本橋室町1-13-7 H’O日本橋室町3階 |
海外拠点 | ■中国・上海
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関連会社 | ■浜理PFST株式会社 米沢工場 (山形県米沢市)
ISO14001認証、FDA(米国食品医薬品局)承認 ■浜理PFST株式会社 千歳工場 (北海道千歳市) ISO14001認証 北海道HACCP取得 ■浜理薬品栄養科学株式会社(大阪市中央区北浜) ■浜理国際商貿(上海)有限公司 (上海/中国) |
人事制度 | 勤続年数や保有スキル、担当の役割などを元に、10以上の等級に割り振られており、各等級ごとに基本給の幅(レンジ)が決まっております。目標達成度合いや行動特性(コンピテンシー)や自己成長目標などの達成度合いによって昇給スピードや賞与支給率が増減します。また、介護や持病などの問題があったとしても働き続けることができるよう、職種を変えて休みが取りやすかったり、突発的な業務増減が無い部署や業務への異動を申請できる制度も整えています。 |
教育制度 | 当社には、新入社員からベテラン社員まで、多様な研修制度があります。
下記以外にも、各部署で社内外問わず様々な研修があり、参加を推奨しています。 【新入社員導入研修】 入社後、どの部署の新入社員も、各部署長からそれぞれの部署の役割と会社の説明を受けます。 【メンター制度】 新入社員1名ずつに先輩社員が1名メンターとしてつき、3か月の研修を受けます。 その後、研究開発部員は1年間の浜理PFST 米沢工場にて、浜理グループを支える原薬製造の現場を経験して頂きます。 【国内・海外留学制度】 留学制度では、ペプチド・連続生産技術に関わる最新研究トレンドや英語力強化及び海外の文化習慣を学び、グローバルで活躍できる研究者を育てるため、国内外の大学および外部研究所へ約2年間研修として派遣しています。 【社内TOEIC試験】 2回/年 社内TOEIC試験を実施しています。 【階層別研修】 役員、中堅社員、若手社員など、階層別に合わせた研修の受講を推奨しています。 社会人としての基本スキルや、それぞれの立場で求められる能力を習得して頂きます。 研修は様々な形でご用意しており、e-ラーニングから、集合研修、グループ合同研修などがあります。 |
社内の雰囲気 | 公正で誰もが活躍できる職場環境を維持するため、以下の施策を長年続けています。
1)『~さん』付け運動 社長や取締役、課長や新入社員関係なく、当社はどんな場面でも『●●さん』という呼び方を徹底しています。目的はコミュニケーションの円滑化と、なんでも話しやすい風土の醸成です。 2)社内SNS 社内SNSを利用し、写真や動画を使って山形・北海道・大阪市中央区などの各拠点と重要な情報の即時共有とコミュニケーションの活発化を図っています。 3)社内フィロソフィの浸透 クレド(Credo)のようなものですが、浜理薬品工業の存在価値や、社員としての行動指針を確認・共有するため、毎朝の各部署での朝礼や経営陣の四半期ごとの業績発表会で浸透をはかっています。 |
5S活動 | 【高洗浄度の環境を整備し、顧客・従業員の満足度を高める】
6ヶ月を1ブロックとし、サークルごとに定置管理や定数・定量管理、業務改善活動を行っています。 |