業種 |
化学
プラント・エンジニアリング/半導体・電子部品・その他/農林/医薬品
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本社 |
東京、大阪
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住友化学は、1913年、 「環境問題の克服」と「農業振興への貢献」を共に目指して設立されました。社会の信頼に応えることを最も大切にするという住友の事業精神と、「自利利他 公私一如」、すなわち「自身を利するとともに事業を通じて広く社会に貢献していく」という理念の下、当社は、時代の要請に応え、多様な事業を展開し、絶えざる技術革新で、人々の豊かな暮らしを支えています。
私たち住友化学は、1913年、別子銅山(現在の愛媛県新居浜市)で行われていた住友の銅製錬事業において生じた煙害を解決するために、原因となる銅鉱石中の硫黄分を取り出し、それを原料に肥料を製造する「住友肥料製造所」としてスタートしました。
住友化学は、経済社会のグローバル化をいち早く予見し、独自の技術を駆使しながら、積極的に海外での事業展開を推進してきました。高度な技術力をベースに世界各地に営業・販売・研究開発の拠点を開設し、グローバルな情報ネットワークを構築するなど、現地社会と一体となって新規事業の育成に取り組んでいます。また、今後成長が見込まれる「食糧」、「ICT」、「ヘルスケア」、「環境」の4つの重点分野に一段と注力していくことにより、化学産業におけるリーディングカンパニーになることを目指しています。
住友化学は、長年にわたる広範囲な研究活動を通じて、有機合成、無機合成、高分子合成、分析物性、安全性評価、ゲノム科学、プロセス開発、材料設備技術など、多様な “基盤技術”を培い、さまざまな製品開発を通じて、精密高分子加工、機能性染料・顔料、結晶構造制御、焼成、高分子機能設計、バイオ、キラル化、触媒という“コア技術”を深化させてきました。住友化学は、これらをベースに、独自の技術を深化・拡大させ、最先端技術を駆使した技術・製品開発に挑んでいます。さらには、さまざまな発想、価値観を融合することで、化学の枠にとらわれない新たな価値を生み出す「創造的ハイブリッド・ケミストリー」を追及しています。
事業内容 | アグロ&ライフソリューション、ICT&モビリティソリューション、アドバンストメディカルソリューション、エッセンシャル&グリーンマテリアルズ。私たち住友化学は、これら4つの事業分野にわたり、幅広い産業や人々の暮らしを支えるソリューション(技術・製品)をグローバルに供給しています。
■アグロ&ライフソリューション部門 農作物の安定的な供給、世界の人口増加に対応するための食糧増産、感染症の蔓延防止、衛 生的で健康な生活の実現などに貢献するため、農薬や肥料、飼料添加物のほか、家庭用殺虫 剤、感染症対策製品などを製造・販売しています。 ■ICT&モビリティソリューション部門 A Iに代表される技術革新の加速に伴い、変革期を迎えている社会において、新たな価値創出に貢献するため、偏光フィルムなどのディスプレイ向け材料、フォトレジストなどの半導体用材料、次世代モビリティや電子部品に求められるエンジニアリングプラスチックなどの機能材料や電池部材、省エネルギー社会に寄与する高純度アルミナや化合物半導体などの先端無機製品を製造・販売しています。 ■アドバンストメディカルソリューション部門 多様な医療やヘルスケアニーズに応え、人々のより健康で豊かな生活に貢献するため、ゲノム編集による遺伝子治療用の長鎖核酸や低分子医薬領域における先端医療CDMO(医薬品開発製造受託機関)事業を展開するとともに、放射性医薬品の製造・販売や、再生・細胞医薬の研究開発などに取り組んでいます。 ■エッセンシャル&グリーンマテリアルズ部門 ポリエチレン、ポリプロピレン、メタクリル樹脂などの合成樹脂や、各種工業薬品、無機材料など、さまざまな産業の礎となる化学製品を提供しています。資源循環を実現するリサイクルプラスチックをはじめ、環境負荷の低減に貢献する製品の開発・供給と、技術ライセンスによるソリューション提供にも積極的に取り組んでいます。 |
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設立 | 1925年6月(大正14年) |
資本金 | 90,059百万円 (2024年7月19日現在) |
売上高 | 2兆4,469億円(2023年度連結)
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代表者 | 代表取締役社長 岩田 圭一 |
従業員数 | 単体 6,706名 (2024年3月31日現在)
連結 32,161名 (2024年3月31日現在) |
事業所 | 本社/東京、大阪
工場/青森(三沢)、千葉(市原・袖ヶ浦)、大阪、愛媛(新居浜)、大分、他 研究所/茨城(つくば)、千葉(袖ヶ浦)、大阪、兵庫(宝塚)、愛媛(新居浜)、大分 支店/愛知(名古屋)、福岡 海外/アメリカ、イギリス、フランス、ベルギー、シンガポール、サウジアラビア、中国、韓国など |