当組合は昭和47年に、島内の7つの農協が合併し発足しました。その後、対馬椎茸農協を吸収することで、対馬椎茸の取り扱いの一元化を図るなど、時代に合わせた進化を続けています。離島であることから、耕作面積が少なく交通上でのハンディを持っている中絶え間ない努力を重ねることによって、特産品を生み出し販路を開拓し農家の収益を確保しています。対馬ブランドを全国に広げる活動など積極的に取り組んでいます。
組合員でもある農家の営農について、専門的な知識や最新の情報をもとに指導をしていきます。後進の育成や新商品開発さらに販路開拓など、JAのネットワークを活かした農家の育成・発展が中心となっています。また、多くの組合員を有することでスケールメリットを活かした、信用事業・共済事業・購買事業なども重要となっています。農家の生活を守り、万が一の時の保証や共同購入による低コスト化など、個人の農家では不可能なことをJAが実現しています。地域の特性を知り尽くした当組合だからこそできるきめ細かいサービスと、全国のネットワークを活かした販路確保など、地域の農業振興のために幅広い事業を推進しているのが私たちJAの役割です。
当組合が位置する対馬は、玄界灘に浮かぶ離島であり本土とも距離があるため、他の地域に比べてハンディを負っています。耕作面積も少なく、昔から限られたリソースをうまく活用することで、地域性の高い特徴ある農作物を育ててきました。韓国との距離も近く、古来から海の要所として大陸との交流の窓口を担ってきました。こうした長い歴史の中で培ってきた先人の知恵や努力によって、対馬名産の椎茸や蕎麦などの特産品が現在も営々と育てられています。私たちJAはこのような農作物を現代の消費者に届けるための商品開発や宣伝広告、販路開拓などを通じて農業を振興し、先人の開拓してきた大切なものを後世へと伝える重要な役割を担っています。
JAの仕事は、営農の指導といった農業に直接関わる仕事ばかりではありません。事業資金の調達をサポートする金融に関する事業や、万が一の時の保証をおこなう共済事業、共同購入事業など幅広い仕事があります。いずれもそれぞれの分野における専門的な知識を身につけたスペシャリストが活躍する仕事であり、農家によって力強いサポーターとして信頼されています。みなさんも入職後は希望や資質を考慮し、いずれかの業務を担当していただくことになります。初めは基本的なことから一つずつ身につけ、いずれはスペシャリストの一人として活躍することを期待しています。対馬農家の未来を開拓していく若い才能の参加を広く求めています。
事業内容 | ○営農指導事業
○信用事業 ○共済事業 ○購買事業 ○販売事業 |
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設立 | 1972年3月 |
資本金 | 2億9376万円 |
従業員数 | 76名 |
売上高 | ○○○万円(***年*月時点) |
代表者 | 代表理事組合長 縫田 和己 |
事業所 | 〇本店
〒817-0013 長崎県対馬市厳原町中村606-19 〇経済センター 長崎県対馬市三津島町小船越379 〇対馬支店 長崎県対馬市厳原町中村606-19 〇中対馬支店 長崎県対馬市豊玉町仁位1555-2 〇峰事業所 長崎県対馬市峰町三根2-22 〇上対馬支店 長崎県対馬市対馬町比田勝829 |