業種 |
機械
半導体・電子部品・その他/その他製造/設備・設備工事関連/化学
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本社 |
大阪、東京
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【総合防災メーカーとして、人々の暮らしや企業活動を守り続けています】
明治時代、京都商工会議所の初代会頭が二重瓶消火器を発明し、火災の脅威から京都の文化財や建造物を守ろうとしたことから始まりました。
さまざまな消火器の開発・製造・販売で着実に成長を続け、今では消火システムや消火設備、防火に関するコンサルティング、消火栓、消防ホースなど、防災や防火に関する幅広い事業を国内外で展開しています。
消防庁の資料では、平成30年の1年間で37900件の出火が報告されています。これを単純に1日当たりで計算すると、約104件。テレビや新聞で報道されていないだけで、実はたくさんの火事が日本各地で日々起こっているのです。火災と聞くと、個人の生命や財産への脅威を連想します。しかし、火災は企業の経済活動にも大きな支障をきたします。工場内でボヤが起こり、その生産ラインが止まってしまったら、部品を供給されている企業のラインもストップしています。こうした火事を「いかに未然に防ぐか」、出火が起きた場合は「いかに早く鎮火するか」が私たちの仕事です。総合防災メーカーとして、現代社会には欠かせない事業を行っています。
私たちが販売している代表的な製品がまず消火器。さらにこの消火器に加えて、消火システムや消火設備、さらに火災のリスクを診断するコンサルティングも事業展開しています。スプリンクラーなどの設備提案であればゼネコン、サブコンなどに、ビルや工場といった施設に対する防災コンサルであれば販売代理店に営業提案を行っています。工場の生産設備に付帯させる消火システムなどは、一般的にあまり知られていませんが、意外と大きな市場です。また当社の製品は、日本の消防法という厳しい法律基準をクリアしていますので、海外でも高い評価を得ています。防災分野はまだ成長段階。今後さらなる伸展が見込まれる事業分野です。
技術系社員としての魅力は、ずばり「防災」に関する製品やサービスに関わり続けられること。防災事業に特化した会社なので、社会に貢献したいという想いはどの部署にいっても大きくブレることはありません。また、組織がコンパクトなので、商品の企画段階から、開発、試作、製造にいたるまでの一連の流れを身近で感じることができます。営業やエンドユーザーとの距離も近く、同行して直接声を聞く機会もたくさんあります。最近は海外にも進出していますので、海外出張に行く社員も珍しくありません。消火薬剤のイメージから、化学系社員ばかりが在籍しているイメージを持たれがちですが、機械、電気・電子、情報系の社員も活躍していますよ。
事業内容 | 防災、防火にトータルで対応している総合防災メーカー
・各種消火システム ・特機システム ・各種消火器 ・各種消火設備 ・消火栓 ・消防用ホース ・消火設備のメンテナンス ・防災関連機器の開発および販売 |
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創業設立 | 創業:明治35年(1902)12月
設立:昭和22年(1947) 8月19日 |
資本金 | 8千万円 |
従業員数 | 約730名(2023年1月1日現在) |
売上高 | 2021年 197億円
2022年 215億円 2023年 313億円 |
代表者 | 代表取締役社長 初田和弘 |
事業所 | ■本社:大阪府枚方市招提田近3-5
■東京本社:東京都港区芝大門1-5-10 ■防災ソリューション事業部:北海道、宮城、東京、新潟、富山、愛知、大阪、愛媛、広島、福岡 ■消火設備事業部:東京、愛知、大阪、福岡 ■ファイヤープリベンションシステム事業部:東京、愛知、大阪、福岡 ■メンテナンス事業部:東京、愛知、大阪、福岡 ■消火栓事業部:北海道、宮城、東京、新潟、愛知、大阪、香川、広島、福岡 ■ホースTI事業部 ■海外販売部:大阪 ■海外工場:中国(寧波)、ベトナム(ダナン) ■海外販売拠点:中国(上海)、タイ(バンコク) |
沿革 | 明治35年(1902)12月京都市で二重瓶消火株式会社設立、二重瓶消火器の製造販売を開始。
昭和13年(1938)2月大阪市西淀川区大和田町に新本社工場を建設。本社・工場を移転。 昭和19年(1944)7月初田工業株式会社に社名変更。 昭和22年(1947)8月初田工業株式会社より事業を分離独立し、株式会社初田製作所を設立。資本金195,000円。本社を大阪市北区神明町、工場を大阪市西淀川区御幣島町に移転。 昭和31年(1956)5月著しい企業の合理化、技術向上が認められ、大阪府知事から中小企業優良工場表彰を受ける。 昭和36年(1961)12月消火装置の製造販売を開始。総合防災メーカーとしてのスタートをきる。 昭和42年(1967)9月大阪府枚方市に本社社屋完成、本社移転。 昭和45年(1970)8月「日本万国博覧会」に施設参加。 平成11年(1999)8月国際標準化機構ISO9001認証取得。 平成14年(2002)12月国際標準化機構ISO14001認証取得。 平成15年(2003)10月中国上海に、初田(上海)国際貿易有限公司を設立。 平成15年(2003)12月業界初のエコマーク消火器発売。 平成17年(2005)10月IG55消火設備が中国消防局の認定取得。 平成18年(2006)9月環境大臣より廃消火器の「広域認定」取得。 平成23年(2011)4月業界初カーボンフットプリントマーク付消火器発売。 平成27年(2015)7月東京本社屋を設置、東京支社を移転し、営業を開始。 平成30年(2018)事業部制に移行 販売代理店向けWeb発注システム「RaPO」スタート 令和元年(2019)ベトナムにHATSUTA AUTOMATIC SAFETY SOLUTIONS CO.,LTDを設立 令和3年(2021)株式会社ハツタテクノ統合 令和5年(2023)株式会社横井製作所統合 |
ホームページ | http://www.hatsuta.co.jp/ |