当社は野菜や果物といった青果物を扱っており、中でも産地と消費者の間をつなぐ役割を担っています。農協などを通じて日本全国の産地から中央卸売市場に集まってくる、1日あたり野菜で約400t、果物で約100tという膨大な量の成果物。私たちはセリや相対と呼ばれる方法で仲卸業者に販売しています。
当社は青果物の卸売業者として、生産者→卸売業者→仲卸業者→小売業者→消費者という物流の流れの中で生産地と消費地の間に位置し、生産から商品を仕入れ消費地へ販売する、いわば食の流通の橋渡しとして社会で大切な役割を担っています。また、青果物の流入は日ごとに決まっているわけではなく、天候に大きく左右されます。そのような状況下でも、兵庫県民に青果物を安心かつ安全に安定共有するという重要な使命をもっているといえます。
当社の仕事の多くは、人気商品を生み出すというよりは、毎日コツコツと積み上げる仕事です。毎日食べる身近な食材であるがために、1年間の取引数量・金額は大きく、担当者1人あたりの取引高が億単位になることも珍しくありません。また、近年では、販売の方法がせり売りから商談へと変化が進んでおり、約1か月先の予測をもとに商品の売買を行うことになります。従来の方法だけでなく、今までにない着眼点をもって商談を進める面白さを感じることができます。
一人一人の裁量権が大きいことで不安を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、心配はいりません。私たちの職場の特徴として、先輩社員に相談しやすいことが挙げられます。青果物の取り扱いには経験が非常に重要になってきます。そのため、伝統的に周囲に対する教えあい・先輩から後輩へのフォローの文化が根差しており、人に対するあたたかさを常に感じながら働くことができます。充実したバックアップを受けながら、自分なりに試行錯誤して商談を進めることができることが当社の強みなのです。
事業内容 | 【青果卸売業】
●全国の農協をはじめとした生産者から、多種類の青果物(野菜・果物)やその他加工品を安定的に集荷 ●中央卸売市場中央市場で、せりまたは相対の方法によって迅速かつ適正に価格を設定 ●仲卸・量販店・小売店を通じて、新鮮なうちに市民の台所へ届ける役割を果たしています |
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設立 | 1958年10月8日 |
資本金 | 1億円 |
従業員数 | 146名(2023年4月現在) |
売上高 | 352億円(2023年3月決算) |
代表者 | 代表取締役社長 米井丈人 |
事業所 | (本社)
〒652-0844 神戸市兵庫区中之島1丁目1番1号 神戸市中央卸売市場本場内 (明石支社) 〒673-0044 明石市藤江2029番地の1 明石市公設地方卸売市場内 (尼崎支社) 〒661-0976 尼崎市潮江4丁目4番1号 尼崎市公設地方卸売市場内 |
主な取引先 | 全国の農協(JA)、出荷団体他 |