これが私の仕事 |
模型を華やかに彩るスライドマーク・ステッカーデザイン タミヤでは、模型製品の開発とともに、パッケージやカタログなど印刷物全般を製作するグラフィッ
クデザイン業務も社内で行っています。その中で私はスケールモデルに貼るスライドマーク、RCカーやミニ四駆に貼るステッカーのデザインを担当しています。実物をスケールダウンする模型では忠実なマーキングの再現を目指し、オリジナルデザインの模型では魅力的なマーキングを考え、ステッカーとして形にします。入念な観察力、アイデア、デザインのバランス感覚などが求められる仕事です。デザインワークは主にPCツールを使用しますが、マーキングを形にするためナイフやペンを使った手作業もします。また資料取材のため、カメラを持って外に出て、レースイベントなどを撮影することもあります。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
自分のデザインが模型ファンの目に留まる 私は自動車模型のスライドマーク・ステッカーを担当することが多いのですが、入社半年ごろ、担当したRCカーの製品が専門誌の表紙を飾ったときは「自分もタミヤの一員になれた」と実感しました。
マーキングを施した模型が完成するたび、ユーザーの目に触れていきますが、出来栄えを評価さ
れたときは格別の思いがあります。オリジナルマーキングの場合は「カッコいいデザイン」を目指し
て熟考の末、産み出していきますが、アイデアを形にするためにPC作業だけでなく、ペンでイラストを描いたり、筆で漢字を書いて素材にすることもあります。出来上がったとき「カッコいいね」「今回はこんなアイデアで来たか」という反応を見るのも楽しんでいます。最近はSNSなどでユーザーの率直な感想を得られるのも、次の仕事への励みになります。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
子どものときから自分を育ててくれた会社 小学生のころから、タミヤのプラモデル、RC、ミニ四駆に親しんで育ちました。ミニ四駆第一次ブーム世代です。ユーザーだったころから、タミヤ製品の精密さとクオリティに「すごい会社だな」と思っていました。地元の埼玉から遠い静岡のタミヤは憧れの存在で、自分が仕事をすることになるとは思いませんでしたが、偶然タミヤの求人を見たときは「まさか自分が働けるチャンスが来るとは」と驚いたのを覚えています。単身静岡に移ったことで少し苦労もありましたが、あのとき入社の機会に恵まれたことは、人生の大きな転換点になりました。入社してからわかったことですが、私と同じように子どものころからタミヤ製品に親しみ、地方から就職したスタッフが多くいることも、当社の魅力を表していると思います。 |
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これまでのキャリア |
埼玉県出身。デザイン系専門学校卒業。2004年にタミヤに入社しました。 |