公益財団法人鉄道総合技術研究所

研究開発（機械・土木・電気・情報・材料・人間科学）／コンサル

業種	鉄道シンクタンク／機械／建設／総合電機（電気・電子機器）
本社	東京

インターンシップ＆キャリアの評価（320件～330件）

総合評価
4.77
評価が高い項目
職場雰囲気の理解 4.79

浮上式鉄道技術研究部　電磁気研究室
浮田啓悟

【出身】理工学研究科　機械工学専攻卒
【年収】非公開

これが私の仕事	電磁気技術で鉄道の発展を目指す私の所属する研究室は、超電導磁気浮上式鉄道の技術開発で培った電磁気技術を在来方式鉄道（新幹線・在来線）に応用する研究開発を行っています。鉄道の発展に資する新技術を提供するため、非接触による力の伝達や電力変換といった、電磁気技術の特長を活かした装置を考案し、開発することが仕事です。

だからこの仕事が好き！一番うれしかったことにまつわるエピソード	課題解決に貢献できたとき入社6年目に旅客鉄道会社に出向する機会を得て、電気設備の保守業務の傍ら、設備の状態監視データを分析し、それを活用する方法について検討しました。実際の設備をモデル化して分析することで、保守省力化に役立つ知見を得ることができました。出向先の皆様にお褒めの言葉をいただいたときは、課題解決に貢献できた喜びと共に、自身の成長を感じることができました。また、この業務において必要となった電気機器の分析のノウハウは、出向以前に先輩方からOJTで指導していただいたものであり、研究所で働いて培ってきたものが間違いではなかったと思えた瞬間でした。

ズバリ！私がこの会社を選んだ理由ここが好き	鉄道１/１スケールの試験設備採用過程で鉄道総研を見学したとき、多くの試験設備が実物大の鉄道設備、部品を対象としており、その規模に圧倒されたのを覚えています。自分も大きな試験設備で実験をしてみたいと、子供のように思ったことが、志望理由の一つだったと思います。鉄道総研には、それらの試験設備を使った実験を構想し、実行することができる経験豊富な先輩がいますので、研究所内で現物、現場に近い試験ができる、とても恵まれた研究環境だと思います。

これまでのキャリア	新人研修（5か月）→浮上式鉄道技術研究部　電磁力応用研究室→鉄道事業者（ＪＲ）に出向→浮上式鉄道技術研究部　電磁気研究室（現職）

この仕事のポイント

	応用研究・技術開発
	生活基盤や社会インフラを作り上げる仕事
	ひとつのプロジェクトを長期間かけて進める仕事
	その道のプロと呼ばれる人と一緒に進める仕事
	客観的に整理・分析する能力が身につく仕事

先輩からの就職活動アドバイス!

会社によって企業風土は大きく異なります。それらは、ホームページなどの文字情報だけではつかみにくいので、インターンシップや、説明会など、会社の中の人と接する機会を得て、その会社や業界が持つ価値観などを感じ取っていただければと思います。いろんな会社の意見を同時に聞き、考える経験はとても貴重ですし、社会に出てからの糧にもなります。ぜひ前向きに、アクティブな就職活動をしていただければと思います。