業種 |
その他商社
海運/陸運(貨物)/コンサルタント・専門コンサルタント/商社(化学製品)
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本社 |
東京
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当社が運んでいるのは日用品が形になる前の液体の化学品。
例えばシャンプーや洗剤、洋服の材料である合成繊維、これらは原料の段階では液体なのです。
固体よりも輸送が難しい液体貨物。その問題を解決する液体専用の輸送容器であるISOタンクコンテナに着目し日本でいち早く普及させ、現在では世界中の液体・高圧ガス物流を手掛けています。
2017年に東証プライム上場、2018年には商船三井と提携し着実に成長を続けています。
日々大量に生産・消費される日用品。原材料となる化学品の物流は、絶え間なく流れる血流のように、社会を支える生命線です。それだけに、輸送にかかるコストや安全性、環境への配慮がつねに求められてきました。以前は使い捨て前提のドラム缶が一般的だった液体輸送の常識が一変したのは、タンクコンテナが登場してから。繰り返し使える経済性や、ISO規格に準拠した安全性、鉄道や船舶といったCO2排出の少ない輸送が容易になり、瞬く間に液体物流の世界的スタンダードになったのです。日本での普及を担い、世界の物流をつなげ、かけがえのない地球環境を、未来につないでいく。それが私たちの事業であり、ミッションです。
私たちのお客様は、国内外の大手化学品メーカーや商社など多岐に渡ります。海外拠点はヨーロッパ、アメリカ、東南アジアに広がり、代理店も含めると世界6大陸をカバーするグローバルネットワークを展開中。そんなボーダレスな国際物流の舞台で、私たちが選ばれている理由は「日本クオリティ」です。タンクコンテナの安全性やサービス品質の高さ、利便性といった物理的な強みだけではなく、むしろその核になっているのは「日本流のビジネススタイル」。例えば、利益だけで考えず縁を大切にする。目先の売上よりも信頼を選択をする。国籍が違っても人と人の信頼関係は世界共通です。国際感覚を持ちながらも日本流のスタイルで勝負できる仕事です。
世界で活躍するうえで、語学力や国際感覚は必要ですが、それよりも必要なのは、自分たちのビジネススタイルに自信と誇りを持つことだと思っています。当社では「約束を守り、縁を大切にし、信頼に応える」という、日本人らしい“誠実さ”と“心意気”を大切にすることで、言葉や文化の違いを越え、世界中の企業と信頼関係を築いてきました。会社と会社の取引も、突き詰めていけば、個人と個人の付き合いと同じ。誠実であるか、感謝の気持ちを持って向き合っているかが重要です。例えば人から「ありがとう」と言われて素直に喜べる人。困っている人を見過ごせない人。そんな人はきっと世界でも活躍できます。
事業内容 | 北米、欧州、アジア全域、中東、オセアニア等にサービスをご提供できる、
グローバルネットワークと世界をかけまわるフットワークの軽さを武器に 国際総合物流事業を展開しています。 <事業内容> ・反復利用可能なタンクコンテナを活用した、サステナブルなトータルソリューションの提供 ・化学品をはじめとした各種の液体や高圧ガスの国際複合一貫輸送 ・タンクコンテナを活用した貨物の保管、加温、移し替え ・タンクコンテナのリース、メンテナンス、法定検査 ・フロンガスをはじめとした各種ガスの保管、回収、再生、無害化 ・残留貨物の適正な処分 |
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設立 | 1994年1月6日 |
資本金 | 11億3478万1750円 |
従業員数 | 連結:191名
※2023年12月末時点 |
売上高 | 連結:172億円(2023年12月実績) |
代表者 | 代表取締役社長 松元 孝義 |
事業所 | 【本社】
〒100-0011 東京都千代田区内幸町2-2-2 富国生命ビル 8階 【京浜支店】〒210-0862 神奈川県川崎市川崎区浮島町12-8 【京葉臨海支店】〒293-0011 千葉県富津市新富101-5 【中部支店・営業所】〒510-0027 三重県 四日市市高浜新町1257-2 【神戸支店・営業所】〒650-0045 兵庫県神戸市中央区港島8-11-6 【阪神支店・営業所】〒650-0045 兵庫県神戸市中央区港島8-11-6 【水島支店・営業所】〒713-8103 岡山県倉敷市玉島乙島7471-252 【徳山支店・営業所】〒744-0000 山口県下松市葉山1-819-13 【新潟出張所】〒950-0031 新潟県新潟市東区船江町1-55-30 【海外現地法人】アメリカ・オランダ・イギリス・シンガポール・マレーシア |
主要な代理店ネットワーク | 韓国/台湾/タイ/香港/中国/インド/フィリピン/ベトナム/インドネシア/パキスタン/オーストラリア/ニュージーランド/U.A.E. /メキシコ |
沿革 | ■1994年1月
東京都中央区に日本コンセプト株式会社設立 ■1996年7月 東京都江東区に東京支店、兵庫県神戸市に神戸支店開設 ■1998年6月 新潟県新潟市に新潟出張所開設 ■1998年11月 山口県下松市に徳山支店開設 ■1998年12月 ヨーロッパにおける営業拠点として ロッテルダム(オランダ)に100%出資子会社NICHICON EUROPE B.V.社設立 ■2001年3月 東南アジアにおける営業拠点として シンガポールに100%出資子会社NIPPON CONCEPT SINGAPORE PTE. LTD.社設立 ■2002年6月 イギリスにおける営業拠点として ロンドンにNICHICON EUROPE B.V.社を親会社とするNICHICON UK LIMITED社設立 ■2002年9月 NICHICON EUROPE B.V.社、NICHICON UK LIMITED社の持株会社として EURO CONCEPT B.V.社設立、両社を子会社化 ■2002年12月 マレーシアにおけるISOタンクコンテナの洗浄・メンテナンス拠点として、 NIPPON CONCEPT SINGAPORE PTE. LTD.社を親会社とする NIPPON CONCEPT MALAYSIA SDN. BHD.社設立 ■2005年9月 施設拡張のため、神奈川県川崎市に京浜支店開設、東京支店廃止 ■2010年3月 大阪市中央区に大阪営業所開設 ■2011年8月 東京都千代田区に本社を移転 ■2012年2月 アメリカにおける営業拠点として、 テキサス州ヒューストンに100%出資子会社NIPPON CONCEPT AMERICA, LLC.社設立 ■2012年10月 大阪証券取引所(現東京証券取引所)JASDAQ(スタンダード)市場に株式上場 ■2013年2月 三重県四日市市に中部支店及び中部営業所開設 ■2013年9月 神戸支店を拡張 ■2015年8月 岡山県倉敷市に水島支店及び水島営業所開設 ■2016年2月 神戸営業所開設、大阪営業所の機能を統合 ■2016年 9月 東京証券取引所市場第二部(東証二部)へ市場変更 ■2017年2月 千葉県富津市に京葉臨海支店開設 ■2017年7月 東京証券取引所市場第一部に指定 ■2018年1月 兵庫県神戸市に阪神支店及び阪神営業所開設 ■2018年2月 株式会社商船三井と資本業務提携契約を締結 ■2019年1月 創業25周年 ■2022年4月 東京証券取引所 プライム市場へ移行 |
経済性と利便性に優れた輸送容器。日本発の液体物流企業! | 私たちが扱う液体貨物のほとんどは、毒性や腐食性、引火性を帯びた危険物です。
その危険物を安全かつ効率的に運ぶことができる容器こそISOタンクコンテナなのです。 液体貨物の輸送に特化した私たちが主に輸送する液体には ◎有機化学品 ◎天然油 ◎鉱油 ◎食品 などがあり、有機化学品がその大部分を占めています。 広く一般に流通しているドラム缶の多くはスチール製で 低コストな点がメリットですが、腐食しやすく再利用しないケースが主流です。 私たちが扱っているタンクコンテナはステンレス製で腐食に強く、経済的耐用年数は約20年。 独自の技術でタンクコンテナを隅から隅まで徹底的に洗浄して繰り返し使用するので ドラム缶のように使い捨てることなく、とてもエコロジーなのです。 また、タンクコンテナの洗浄を行う京浜支店では公共下水がないので、自社で大規模な排水処理設備を完備し、 徹底的な管理の下で多摩川放流基準値まで排水を浄化しています。 余談ではありますが、その排水がキレイな状態であることを確かめるために放流直前の水枡に金魚を飼っています。 多摩川の生物を守るため、環境をとても大切にしている会社なのです。 |
Door to Doorで目的地へ | タンクコンテナの行き先は日本国内やアメリカ、ヨーロッパといった先進国だけではありません。
経済成長の著しい東南アジアの国々をはじめ新興国でも大活躍しています。 新興国は港や、港と工場をつなぐ交通インフラなどの整備がこれからという国も多くあります。このような条件下でもタンクコンテナは、その荷姿のまま港湾において保管容器としての役割を果たします。 しかも通常の箱型の海上コンテナ(ドライコンテナと言います)と外形寸法が同じなので、タンクコンテナごとクレーンで持ち上げ、船からトラックや鉄道などに載せ替えることができます。 中身を移し替えることなく容器ごと、液体貨物がDoor to Doorで目的地へ向かいます。 |
2017年よりガスタンクコンテナ事業を開始!SDGs達成に貢献 | 2017年5月より京葉臨海支店、2018年1月には阪神支店でもガスタンクコンテナ事業を開始しました。液化ガスの輸送に加え、タンク内に残留するフロンガスの回収、再生、無害化の処理まで行うトータルソリューションサービスを提供しています。フロンガスはわたしたちの生活に欠かせないエアコンや冷蔵庫の冷媒として使用されていますが、特に古いタイプのフロンガスはオゾン層破壊係数や地球温暖化係数が高く、地球環境への影響が大きいことが明らかになっています。そのフロンガスの回収、再生、無害化などの処理を当社が確実に行うことで、オゾン層破壊や地球温暖化の防止に徹底して取り組み、事業を通じて地球環境を守るSDGsの達成に継続的に貢献します。
※2016年には国際的な枠組みであるモントリオール議定書が改正されフロンガスの排出量削減が義務化、2019年には国内でも「フロン排出抑制法」が改正されたことにより、フロンの製造から無害化までの包括的な対策と違反者への罰則が設けられました。当社は所管大臣の許可を受けた事業者としてフロンガスを最後まで適正に処理することにより、お客様に安心・安全な輸送サービスを提供しています。 |
【新型コロナウイルス感染症への対応】 | オンラインでの開催を予定しております。 |