自動車や家電製品など、製品が稼働する際に安定させる必要がある温度の測定や制御に不可欠な「サーミスタ」と呼ばれる半導体セラミックスを主力製品として、1939(昭和14)年の創業以来、みなさんの暮らしの必需品を支える電子部品の設計・開発・製造を手がけてきた会社です。「モノづくり」「制御」「コントロール」「温度」「熱工学」といったキーワードにこだわりややりがいを感じるエンジニアたちが多数、活躍しています。
写真の製品は一体、何だと思いますか。実はあなたの身近なものに使われていて、必要不可欠な電子部品と言ったら、驚くでしょうか。この製品、私たちが1939(昭和14)年の創業以来、100年近くにわたって培ってきた技術とノウハウの結晶とも言える主力製品「サーミスタ」が使われている「半導体セラミックス」と呼ばれる電子部品です。自動車や家電製品といったみなさんの身近な製品に使われており、温度の測定や制御に関わる重要な部品になります。自動車や家電製品などに、常に正常な動作をさせるためには、温度の管理は不可欠なもの。そんな「心臓部」とも言える製品で、世界トップクラスのシェアを獲得しているのが私たち大泉製作所なのです。
私たちの主力製品「サーミスタ」は、世界中の多様な製品のメーカー様から厚い信頼を寄せられています。例えば自動車では、メーカー様によってその製品の仕様も異なれば、温度を管理・制御したい部位も、どのような管理・制御をしたいのかも違います。しかしながら私たちは、どんなに「違い」があったとしても、私たちが100年近く、長年にわたって培ってきた技術力とノウハウをフル稼働させ、難しいご要望の一つひとつに丁寧にお応えできるよう、全力を尽くします。時にはメーカー様の会議やプロジェクトにも参加させていただき、開発段階から携わらせていただくこともある。私たちの製品や技術に、世界中のメーカーから注目が集まっています。
私たちの主力製品「サーミスタ」を生み出し、市場へ流通させるために、実に多様な能力を持った優秀なエンジニアたちが、大泉製作所の製造現場では連携・協力しています。製品の仕様を生み出す「設計技術」やその仕様を満たすような材料を研究する「材料開発」、効率的かつ安全・安心な製品の生産体制を築く「生産技術」、工場の製造ラインを組み立てる「製造」、その名の通り製品の品質を担保する「品質保証」など、各部署でそれぞれの知見やノウハウを蓄積したエンジニアたちが活躍しています。それぞれのエンジニアが、それぞれのこだわりをぶつけ合い、より良い製品づくりを目指すからこそ、世界中のメーカー様から信頼されるのだと思います。
事業内容 | サーミスタを利用した温度センサをはじめとした各種電子部品の企画・設計・開発・製造・販売 |
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創業 | 1939(昭和14)年8月 |
設立 | 1944(昭和19)年3月 |
資本金 | 14億8000万円(2022年12月31日現在) |
従業員数 | 連結1606名 単体184名(2023年3月末現在) |
売上高 | 119億6000万円(2021年3月期) |
代表者 | 代表取締役社長 内藤雄一 |
事業所 | <本社>
埼玉県狭山市新狭山1-11-4 <工場・技術開発センター> 青森県十和田市大字三本木字里ノ沢1 <物流センター> 青森県八戸市北白山台2-2-30 <営業所> 東京/東京都千代田区内神田1-6-6 MIFビル 2階 刈谷/愛知県刈谷市相生町2-29-2 K-frontビル 4階 京都/京都府京都市下京区中堂寺粟田町93 KRP6号館 3階 |
グループ企業 | <国内>
八甲田電子株式会社 センサ工業株式会社 <海外> 東莞大泉傳感器有限公司 OHIZUMI MFG (THAILAND) CO.,LTD. Representative Office Europe |
主な取引先 | 株式会社デンソー 他 |