業種 |
精密機器
半導体・電子部品・その他/医療機器/機械/重電・産業用電気機器
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本社 |
東京
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戦後間もない1948年、軍用技術として研究されていた超音波技術を、魚群探知機や航路測探などの平和目的に転用し、漁業の新興や航路の安全確保に貢献するため設立された海上電気株式会社が前身です。その後、培ってきた超音波技術をHDD・時計・工業部品など産業用製品の精密洗浄、IC・LEDなどの半導体製造における超高速接合技術といった分野に応用しながら業務の幅を拡大。当社の超音波技術は世界各国でも高い評価を得ています。
私たちは、1948年の設立以来培ってきた超音波技術を基盤に、その技術を応用して、さまざまな産業に役立つ装置等の開発を行っており、なかでも二つの事業が柱となっています。一つは「半導体組み立てシステム事業」で、ICチップと微細なワイヤを、0.045秒の間にわずか1/1000ミリ単位の精度でつなぐ技術を搭載した、半導体の製造装置を開発しています。もう一つが「超音波エネルギー応用事業」。1958年に自社開発した時計用の超音波洗浄機を皮切りに研究を続け、現在は機械部品・半導体ウェハー・液晶ガラス・ハードディスクなど厳密な洗浄が必要な精密部品などに使われています。高度なものづくりの場面で、当社の技術は使われています。
「企業は人である」と私たちは考えています。超音波という、特化した技術で業界のフロントランナーを自負する当社ですが、それを支えてきたのは、いつの時代も一人ひとりの社員でした。考え方、得意なこと、夢や目標などはそれぞれ異なりますが、その個性を認め合い、お互いを理解しながら仕事に取り組める環境。それが、何よりも大切だと思っています。業務においては、先輩や上司が一つひとつ仕事を教えながら、成長の機会を与えていくほか、困りごとなどの相談にも率先して対応。安心して自分の役割に没頭できるよう見守っていきます。また、納涼祭など全社員が参加する社内イベントも恒例になるなど、アットホームな社風です。
「企業は人である」をモットーとする当社ではまた、社員がプライベートも大切にしながら安心して働けるよう、体制や環境を継続して改善してきました。たとえば休日は完全週休2日制とし、夏期休暇・年末年始休暇などを合わせて年間休日は123日を確保。また、初年度から12日間の有給休暇を付与し、取得の推奨も行っています。さらに、社員の健康を考え、栄養バランスに配慮した昼食がとれる社員食堂や、体調維持のためのアドバイスや相談を受ける健康管理室を設置。保養施設も利用でき、リフレッシュための時間を持てるようにしています。勤務時間は1日7時間45分とし、残業の削減にも取り組み、働きやすい職場づくりを目指しています。
事業内容 | ■半導体組み立てシステム事業
半導体製造装置:ワイヤボンダ・ダイボンダ ほか ■超音波エネルギー応用事業 超音波応用電子装置:半導体・液晶用洗浄機、ハードディスク用洗浄機・水共振システム ほか ■開発・生産受託事業 |
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設立 | 1948年7月21日 |
資本金 | 9,000万円 |
従業員数 | 300名(2020年10月現在) |
売上高 | 非公表 |
代表者 | 代表取締役社長 及川 哲夫 |
事業所 | <本社>
東京都羽村市栄町3-1-5 <支店・事業所> 関西支店/大阪府大阪市淀川区西中島3-8-21 新大阪パークサイドビル5階 松本事業所(生産本部)/長野県松本市和田4010-29 |
親会社 | 澁谷工業株式会社(東証・名証一部上場) |
関連会社 | 上海楷捷半導体科技有限公司
台湾海上希歩洋股分有限公司 Kaijo Shibuya America Inc. KAIJO SHIBUYA EUROPE GmbH |
企業HP | https://www.kaijo.co.jp/ |