CHALLENGE the INVISIBLE.
総合舶用電子機器業界のリーディングカンパニーである当社は、「その道のプロ」であるお客様へ、「見えないものを見るための装置」や「確かな情報を得るための装置」をグローバルに提供しています。
コア技術を結集させたもの作りを通じて「安全安心、環境に優しい社会・航海の実現」を目指します。
フルノのコアテクノロジーは、Sensing Technology(センサー技術)、Processing Technology(信号処理/情報処理技術)、Communication Technology(情報通信技術)の3つの技術。そしてこれまでの事業活動で培った知識・経験・スキル・ノウハウを統合(Integration)する。この「S・P・C&I」により、お客様に役立つ確かな情報が得られる機器・システムの提供をしつづけることが、古野電気の事業テーマです。「海の中」や、「数十キロ先の船舶」、「気象の観測」など、見えないものを見る技術は、このコアテクノロジーから生まれています。
フルノは世界で初めて魚群探知機の実用化に成功して以来、船舶機器分野において、その独自の超音波技術と電子技術をもとに、数々の世界初・日本初の商品を提供し続けてきました。そして今では、総合舶用電子機器メーカーとして世界トップクラスのシェアを占めるなど、確固たる地位とブランドを確立するに至っています。そんな私たちですが、今は舶用機器で培ってきた技術力を駆使し、街や空のフィールドでも積極的に事業展開をしています。安全安心、環境に優しい社会の実現を目指して日々新商品開発に取り組んでいます。
事業内容 | 「電子応用機器、通信機器、医療用機器等の開発・製造・販売」
私たちは、主にプロ用(業務、産業用)の電子機器を開発・製造・販売しています。 ●「海」を事業領域とする事業部・・・売上げの約80% 最先端技術を駆使した製品によって、創業以来、漁業の効率化・より安全な航海の実現を支えるとともに、海底探査や資源調査といった公共ニーズにも応えています。 <主な製品> 船舶用レーダーや船舶用GPSナビゲーションなどの航海機器、魚群探知機やソナーなどの漁撈機器、衛星通信装置やGMDSS等の無線通信機器、さらに海底地形探索探査ソナーや潮流観測装置等の海洋調査機器、気象レーダーなど ●「陸」を事業領域とする事業部・・・売上げの約15% 海で培った技術を応用して、より安全・便利な社会の実現や、さらなる医療技術の進化を目指しています。 <主な製品> ETC車載器、カーナビ用GPS受信機、GPS基準周波数発生装置、GPSマーカー、血液分析装置、超音波骨密度測定器など ●「空」を事業領域とする事業部・・・売上げの約5% 海の分野で育んだ電子技術や位置測定技術を発展させた航空用電子機器に特化して公共的ニーズに対応する特殊機器やシステムの開発・販売を手がけています。 <主な製品> ヘリコプター用GPSナビゲーション |
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売上高 | 2024年2月 連結:1148億円 単独:814億円
2023年2月 連結:913億円 単独:601億円 2022年2月 連結:847億円 単独:552億円 |
資本金 | 7,534百万円 |
従業員数 | 連結:3,356名 単独:1,927名 (2024年2月) |
設立 | 昭和26(1951)年5月23日 |
代表者 | 代表取締役社長執行役員 古野幸男
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事業所 | ●本社/兵庫県西宮市
●国内拠点/東京、東京、広島、北海道、青森、宮城、千葉、静岡、福岡ほか ●工場/兵庫県三木市、中国・広東省 ●海外拠点/アメリカ、オランダ、デンマーク、スペイン、ギリシャ、香港、シンガポールなど |
関係会社 | ●国内/フルノシステムズ、ラボテックインターナショナルほか 国内関係会社 計8社
●海外/フルノUSA、フルノUK、フルノスペイン、フルノフランス、フルノノルウェー、フルノデンマーク、フルノフィンランド、フルノ大連、フルノ香港、フルノ上海、フルノコリアほか 海外関係会社計 33社 海外での販売拠点は80カ国以上に及んでおります! |
フルノのキーワード(市場編) | ★世界150以上の国・地域
フルノは世界中の主要港に、関係会社・代理店も含めた販売・サービス網を築いています。長い航海中にはどんなトラブルが起こるか予想ができません。万一のトラブルが発生した際は、アラスカでも南アフリカでも、たとえ洋上であってもエンジニアが駆けつけます。営業努力ときめ細かい対応が評価され、今では150以上の国・地域でフルノの電子機器が愛用されています。 ★提案型営業 フルノでは、お客様の要望を製品開発に活かすため、お客様とのコミュニケーションを重視した提案型営業を貫いています。 |
フルノのキーワード(技術編1) | ★GPS
衛星からの情報を用いて正確な位置と時間を求めるGPSの技術は世界でも高い評価を得ています。また、受信機だけでなく、船舶用や航空用のナビシステム、(デジタル放送や携帯電話基地局で使われる)基準周波数発生器、狩猟用の発信器(GPSマーカー)、(火山活動を監視する)地殻変位計測システムなど、応用商品の豊富なバリエーションは世界トップクラスです。 ★マイクロ波 マイクロ波は船舶用レーダーの媒体として用いる高周波です。フルノではマイクロ波を発生させるマグネトロンも自社生産しています。 ★超音波 魚群探知機をはじめ各種ソナーなど水中で使われる超音波の研究は、半世紀以上の歴史があります。この研究実績から骨粗しょう症の発見に役立つ「超音波骨密度計」も生まれました。 |
フルノのキーワード(技術編2) | ★NMEA最優秀メーカー賞を51年連続受賞!!
毎年、アメリカ国内における船舶用電子機器ディーラーが、カテゴリー別の最優秀メーカー賞の投票を行います。 古野電気はこの賞ができた1971年以来、毎年 最優秀メーカー賞に選ばれ続けております。 ★特許を中心に知的財産権の取得累計は2,000件以上! 魚群探知機、船舶用レーダー、GPS受信機、ヘリコプター用ナビゲーション、医療機器...etc 普段の生活では目にする機会はないですが、社会の役に立つ技術ばかりです!! |
フルノのキーワード(働きやすさ編) | ★入社3年後離職率
日本では、就職した大卒新入社員のおおよそ3割が入社3年以内に辞めるといわれています。 そんな中、古野電気ではその入社3年後離職率が平均約5%(過去15年の平均実績より算出) 。平均勤続年数も約16年となっております。 新入社員研修、OJT教育などでしっかりフォローしていることがこの数字に繋がっていると考えます。 |
フルノのキーワード(挑戦) | 私たちが世界で初めて実用化に成功した「魚群探知機」
食糧不足が深刻だった時代に、古野電気の創業者が「漁業の科学化」を目指し挑戦し、生み出した製品です。 この発明は水産業の歴史に大きな革命をもたらしたといわれ、今なお各界より評価をいただいております! ☆2014年 「発明協会 戦後日本のイノベーション100選」に選定 http://koueki.jiii.or.jp/innovation100/innovation.php ☆2014年 「電気学会 でんきの礎」に選定 http://www2.iee.or.jp/ver2/honbu/30-foundation/data02/index07.php その他、数多くのTVメディア等でも取り上げていただいております。 古野電気の創業の精神は「挑戦」にあり、「挑戦し続けること」が私たちのポリシーです。 最近でも、 ●世界最小・最軽量クラスの小型気象レーダーの開発 ●クルーの福利厚生にもつながる「衛星通信事業」の推進 ●航海機器にマルチタッチスクリーンを業界で初めて導入した「NavNet TZTouch」の開発 と、事業フィールドを問わず、挑戦を続けています。 よりよい社会・航海の実現をめざして、古野電気の挑戦はまだまだ続きます。 是非説明会にお越しいただき、私たちの挑戦を聞いて下さい。 |
フルノのキーワード(グローバル戦略) | 昨今よくみる「グローバル」。当社では創業間もない約60年前から事業のグローバル展開を実施してきました。
というのも、私たちが販売する船舶用電子機器は、船に搭載され世界中を移動します。 世界中を移動されるお客様のサポートをきめ細やかに行うために、グローバル展開が必須であると、業界に先駆けて1956年頃より製品の輸出を開始。事業のグローバル化に取り組んできました。 今では150以上の国・地域と取引をし、海外売上比率が約6割となるなど、名実ともに「世界のフルノ」となっています。 世界中の拠点を駆使し、世界中のお客様をサポートする。フルノほどサポートに力を入れている舶用機器メーカーは他に類をみないといっても過言ではありません。 世界シェアを支えている秘密の1つは、グローバル拠点を生かしたサポート力です。 |
フルノのキーワード(おまけ) | ★西宮
私たちの本社およびINTセンターがあるところです。西宮は大阪と神戸の中間に位置し、どちらにも電車で約15分で行けます。 最近では関西の中でも特に住みやすい街として知名度を上げているエリアとなります。 ★社内販売 多くの企業で他社商品などを格安で購入できる「社内販売制度」を導入していると思いますが、フルノの特徴は海産物の販売です。お中元やお歳暮のシーズンには産地直送のまぐろなどが市価よりも安く購入できます。本社事業所では冬場にかにも。 |