業種 |
旅行
芸能・芸術/レジャー・アミューズメント・パチンコ/農林
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本社 |
鹿児島
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私たちは、島津家別邸「仙巌園」や島津家800年の歴史を紹介する博物館「尚古集成館」といった歴史的な背景を生かした事業を行っています。
そのほか、伝統工芸品「薩摩切子」の製造・販売や、林業、土木・建築に使用される砕石の採掘・販売など、幅広い事業を展開。
島津家が築いた歴史遺産や鹿児島の文化を受け継ぎながら鹿児島の発展に寄与することを目指しています。
社名にもある「島津」は、幕末維新期まで南九州を治めてきたことでよく知られている「島津家」に由来しています。中央から遠く離れた地方にありながら、日本を強く豊かな国にしたいという思いを持ち、新しい発想で薩摩(鹿児島)や日本を盛り上げてきた名家です。当社はその思いや志、伝統を引き継ぎ、文化や歴史を守ること、広く知らしめることを使命としています。その中心が仙巌園や尚古集成館などの観光事業。2015年には仙巌園一帯を含む旧集成館が「明治日本の産業革命遺産」として、ユネスコの世界文化遺産に登録されました。さらに鹿児島の発展のため、一度途絶えた薩摩切子の復元に成功。その他林業等の環境保全にも取り組んでいます。
島津家別邸「仙巌園」や「尚古集成館」といった文化や歴史を紹介する観光事業を展開している当社。伝統工芸品「薩摩切子」の製造販売も当社の大切な事業ですが、実は明治時代に一度、製造が途絶えてしまいました。しかし1985年以降、後世に薩摩切子の伝統を残したいとの思いで復元に取り組み、成功。その後は、新しいタイプの薩摩切子の製造に取り組むなど、歴史や伝統を守り伝えるだけでなく、新しいモノづくりや技法にもチャレンジしています。そのほかの事業でも鹿児島ならではの自然や資源を生かしながら、時代に合ったビジネスモデルの構築にも取り組んでいます。
当社は、島津家が築き上げた歴史や文化を守る事業を中心に展開しています。その中で当社設立以来一貫して行ってきた事業が「林業」です。整備された森林はCO2を吸収して地球環境に貢献するほか、災害の防止に役立っています。当社ではスギ材やヒノキ材を住宅用の資材として生産しています。また、持続可能な再生可能エネルギーとして近年注目されている、環境に優しい「木質バイオマス発電」にも新たに取り組み、住宅用建材として使用できない部分を利用した発電燃料の生産事業も進めています。文化、歴史からインフラ整備、エネルギー事業まで、鹿児島の活性化を目的としたさまざまな事業に参画できるのは、当社だからできることです。
事業内容 | ■仙巌園
「仙巌園」に関する営業、行催事企画、レストラン運営、販売等 ■文化財部 歴史博物館「尚古集成館」の運営 及び調査研究、お客様への案内業務等 ■薩摩ガラス工芸 薩摩切子の製造販売、渉外等 ■島津ゴルフ倶楽部 ゴルフ場・練習場の運営 ■林業部 山林環境事業(森林育成)・木材の生産販売 ■砕石部 建設現場等への砕石の製造販売 ■本社 人事総務・経理・不動産・広報 |
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設立 | 1922年(大正11)1月5日 |
資本金 | 5,000万円 |
従業員数 | 356名(2024年10月1日時点) |
売上高 | 46億円(2023年12月期 連結) |
代表者 | 島津 忠裕 |
事業所 | ■本社
鹿児島市吉野町9700-1 TEL:099-247-7000 FAX:099-247-9539 ■仙巌園 鹿児島市吉野町9700-1 TEL:099-247-1551 FAX:099-247-9539 ■文化財部(尚古集成館) 鹿児島市吉野町9698-1 TEL:099-247-1511 FAX:099-248-4676 ■薩摩ガラス工芸 鹿児島市吉野町9688-24 TEL:099-247-2111 FAX:099-247-8441 ■島津ゴルフ倶楽部 鹿児島市宮之浦町4092-2 TEL:099-294-8111 FAX:099-294-8674 ■林業部 鹿児島市宮之浦町4056 TEL:099-294-8131 FAX:099-294-8132 ■砕石部 鹿児島市吉野町平松10694 TEL:099-247-1161 FAX:099-248-1049 |
関連会社 | ■(株)島津建設
https://shimadzu-kk.com/ ■南九州クリーンエネルギー(株) https://www.shimadzu-ltd.jp/mce/index.htm ■島津リテールサービス(株) |
沿革 | 1922年 薩摩興業(株)設立
事業内容は、鉱業・林業・不動産管理業など 1923年 集成館機械工場を博物館に改装 「尚古集成館」として開館 1951年 (株)島津興業に社名変更 1958年 仙巌園・花倉御仮屋跡が国指定文化財(名勝)に指定 1978年 島津ゴルフ倶楽部開場 1985年 薩摩ガラス工芸(株)設立 薩摩切子の復元を発表 2002年 野天風呂薩摩いろはの湯オープン 2003年 南九州クリーンエネルギー(株)設立 2005年 尚古集成館本館展示室をリニューアル 2009年 九州・山口の近代化産業遺産群が 世界文化遺産暫定リストに追加記載され、 旧集成館、および旧集成館機械工場が構成資産に 2009年 島津リテールサービス(株)設立 2012年 本社を仙巌園内に移転 2015年 「旧集成館」が「明治日本の産業革命遺産」として世界文化遺産登録 2019年 仙巌園内に「鹿児島 世界文化遺産オリエンテーションセンター」をオープン 2022年 株式会社設立100周年を迎える 2022年 仙巌園内に「体験施設」をオープン |
社章の由来 | 「丸に十の字」
島津興業の社章は「丸十」、これは島津家の家紋としてあまりにも有名です。しかし、 この丸十紋が島津家の家紋となったのは戦国時代の終わり頃からです。それ以前の家 紋は十文字、「十」だけであり、ザビエルの手紙にも島津家当主が十字紋をつけてい たことが書かれています。なぜ丸で囲まれたのか、理由ははっきりしませんが、殺伐 とした時代が終わり平和になるにつれ、家紋にも装飾性が求められたからではないか といわれています。 |