大分バス株式会社

当社は、「奉仕／社会インフラを担う重要な業務と認識し、社会に奉仕させていただくという崇高な気持ちを持つ。」「人間尊重／人の命はかけがえのないもので絶対に事故を起こさない強い意志を持つ。お客様を第一に考え、人として最大限のやさしさで接する。」という企業理念のもと、創業以来、公共交通機関としての役割を果たしてきました。少子高齢化が進むなか、バス事業の環境は厳しさが増すことも予測されますが、一方で、交通手段を持たない高齢者の方々の足として、バスの役割は大きくなっていくと当社では考えています。これからも、バス事業の使命と言える「安全・安心の確保」につとめ、社会の支えになりたいと思っています。

当社では、「現状に満足せず、常に改善・改革を心がけ、新しいものを取り入れる工夫をする。」という行動指針に基づき、バス事業以外にも多角的な事業展開を進めてきました。高速・特急バス、貸切バスへの進出はもとより、総合広告代理店としてテレビなどの広告媒体を扱うとともに、ラッピングバス・車内放送・バス停広告などの交通広告を展開。また、旅行事業者としてバスツアーの企画・添乗、団体旅行の提案、各種チケット手配なども行っています。交通関連ではさらに、「ガッツレンタカー」のFCとしてレンタカー事業を行っているほか、牛丼の吉野家のFC店舗を展開。各種サービスの提供により、地域の方々の暮らしやレジャーに貢献しています。

当社では「安全」への取り組みを徹底しています。常に安全運転に徹することはもちろん、運転士が運転中、体調の急変等で安全運行ができなくなった場合にボタンを押すことでバスを停止させる「ドライバー異常時対応システム」を順次導入。また、貸切バスの一部には「ふらつき警報機能」や「車線逸脱警報」などを積極的に採用しています。さらに、ドライブレコーダーを全車両に設置して社内外の状況を常時記録。万が一、起きてしまった事故原因を分析することで、新たな事故の防止につなげています。こうした取り組みにより、日本バス協会より「貸切バス事業者安全性評価認定制度」の最高等級「三ツ星」として2015年に認定を受けています。