業種 |
化学
その他製造/プラント・エンジニアリング
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本社 |
大阪
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あらゆる天然資源の枯渇化と地球温暖化が、地球規模のレベルで論じられる時代。中でも石油はエネルギーとしてはもちろんのこと、生活のあらゆる分野になくてはならない資源となっています。私たちは石油製品を主体とする有機溶剤をリサイクルし、限りある資源となる石油の有効活用を通して、環境保護に貢献しています。
私たちは他社で使用された有機溶剤を蒸留精製することでリサイクルしている化学メーカーです。あまり知られていませんが、モノづくりの過程で有機溶剤が使われるケースは非常に多く、有機溶剤はモノづくりをするうえで欠かせないと言っても過言ではありません。実は大手電子メーカー(世界トップシェアの電子機器向け部品を製造しています)の溶剤のリサイクルも私たちが一手に引き受けていたり、触媒メーカーや医薬品メーカーなど幅広い業界のメーカーと取引をしたりと、「日本のものづくりを見えない所で支え、国内立地の製造業を守っていく」ことが私たちの役目です。~ Support manufacturing ~ 日本のモノづくりを支えていきませんか?
当社の事業の柱は使用済有機溶剤のリサイクル事業です。今まで廃棄していた使用済有機溶剤を当社が原料として買取、リサイクルしたものを製品として販売します。蒸溜というビジネスを通じて純製品以上のものへと生まれ変わるため、今まで溶剤を処分する際にかかっていたコストや環境への負担を大幅に抑えることができます。今回募集の技術総合職は依頼された溶剤が当社でリサイクル可能かどうか判断するための分析や、回収率を知るための実験、効率よくプラント全体の工程を管理するなど非常に多岐にわたります。使用済有機溶剤が当社の技術によって綺麗になり、お客様のところで再度使用されているのを見られる、やりがいを感じられる仕事です!
有機溶剤リサイクルの拠点として滋賀工場は高さ20メートルの連続蒸留精製塔を3基設置し、原料製品タンクを9基、事務棟には管理室、研究室など、最先端の設備を兼ね備えております。また、清潔で明るく機能的で、オフィス家具や研究室の実験設備から、休憩室の備品に至るまで、「社員がのびのび快適に働くこと」にこだわったオフィスです。「社員の生活が充実することが大切である」という社長の考えのもと、少数精鋭で一人ひとりに責任ある仕事が任されると同時に、互いに助け合う温かさがある社風が特長です。今後は新たな工場の建設も予定しており、最先端設備や工場のマネジメントに関わっていただけます。
事業内容 | 有機溶剤を蒸留精製し、高純度リサイクル品として販売
製造、メーカー等石油資源を利用する企業より発生した使用済溶剤を当社にて引取り、 限りなく新液に近い状態に精製し、元の企業または他の企業に販売しています。 ※リサイクル品というと、品質が劣るイメージがありますが、 当社では小ロット単位の管理で正確に品質管理が出来るので、 純商品以上に高いレベルまでリサイクルすることも出来ます。 |
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設立 | 1980年(昭和55年) |
資本金 | 2,000万円 |
従業員数 | 58名 |
売上高 | 21億6000万円(2022年12月期) |
代表者 | 代表取締役社長 藤本 基 |
事業所 | 本社工場/大阪府鶴見区横堤4丁目9番34号
滋賀工場/滋賀県甲賀市甲賀町隠岐2403-25 |
主な取引先 | 大手半導体メーカー、大手ペイントメーカー、大手インキメーカー、大手化学系企業、化学系商社 他 150 社 |
沿革 | ■昭和13年
大阪市北区松ヶ枝町にて藤本種商店を創業 有機溶剤及びアルコールの販売を開始 ■昭和21年 大阪市北区綿屋町に工場を設置し、従来の業務の他、酒精ニスと有機溶剤系試薬の製造を行う 商号を堀川化成工業所と改称 ■昭和39年 6月 蒸留施設を設置した危険物製造所を新設 蒸留精製を主とした業務に転換 ■昭和56年 9月 事業所を堀川化成株式会社に改組 藤本基が代表取締役に就任 ■平成 5年 3月 社団法人クリーン・ジャパン・センター会長より再資源化貢献企業として表彰を受ける ■平成18年 3月 滋賀工場を竣工し、蒸留専用工場として稼動 ■平成19年 8月 環境管理システムの国際規格であるISO14001の認証取得 ■平成21年 11月 ISO9001の認証を取得 ■平成23年 11月 大阪府経営革新計画の認証を受ける ■平成26年 10月 滋賀工場二期工事完成 回分式蒸留塔1基及びVPセパレーター設置 ■平成28年 12月 資本金を2000万円に増資する |