これが私の仕事 |
分析機器による測定業務や展示会での成果発表 メーカーや大学などから依頼された試料を測定しています。より良いデータを得るために分析条件や測定前処理などを試行錯誤するのですが、想定通りの結果が出たときは非常に嬉しいです。そのほかには、装置や分野ごとに分析の実例であるアプリケーションデータを作成したり、営業と協力して販売促進用の資料を作成することもあります。
基本的には会社の研究室での業務が多いですが、学会や展示会に参加することもあります。展示会は、普段なかなかお話できないお客様と話すチャンスでもあります。測定業務で得た知識や経験をもとにしてお客様からの相談に適した提案ができるように心がけています。
また、製品紹介や測定のコツなどをお客様に向けて発表する機会もありますし、開発に携わることもあります。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
分析のノウハウや新しい技術をお客様に伝えること 分析業界では特に大きな展示会の1つにJASISと呼ばれるものがあるのですが、当社はこの展示会で分析のノウハウについてのセミナーを毎年行っています。お客様の中には分析装置を初めて使用する方や、普段の測定で悩みのある方も多く、役に立つ情報やテクニックを伝えることができるという嬉しさがあります。
展示会や学会では新技術を発表することがあります。私は入社5年目の時に新技術開発に携わったのですが、開発部門と協力して試行錯誤を繰り返しながら測定の効率化に関する新技術の発表を行いました。たくさんの実験データから得られた知見やノウハウを詰め込んだ内容でしたので、発表後にお客様から問い合わせやご相談をいただくことは大きな喜びでした。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
様々な分野で活躍する研究者の仕事を分析機器メーカーの立場からサポート 大学では分析関係の研究室に所属しており、分析関係の仕事をしたいと最初は漠然と考えていました。就職活動を始めて間もない頃こそ食品業界や化学業界の会社を中心に調べて自分が研究者になることをイメージしていましたが、修士課程や博士課程の就活生が周囲に大勢いる中で自分が能力を発揮できるかどうか、若干の不安もありました。
そんなとき、今の会社の説明会に参加しました。分析機器メーカーという立場から様々な分野の研究に携われるということが魅力的に感じられたこと、自分がバリバリ研究をするよりも研究者の仕事をサポートするという方が自分に向いているのではないかと感じたことが入社の決め手となりました。
実際の業務においても様々な分野の方と話をできますし、時には技術的な相談をしていただくこともあり、やりがいを感じます。 |
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これまでのキャリア |
サービス(分析装置の引取修理業務:2年間)→応用研究(2年間)→開発技術(2年間)→応用研究(現職・今年で3年目) |