業種 |
医薬品
食品/化粧品
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本社 |
奈良
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主に漢方薬などの天然物を使用した医薬品に特化し、製品を開発・製造しています。
新規事業にも積極的に取り組んでおり、
超臨界二酸化炭素抽出技術を用いた機能性素材の開発を展開しているほか、
ヨーロッパ初の医薬品としての漢方薬の販売承認取得を実現するなど海外事業にも着手しています。
健康創造総合企業として、天然物が持つ可能性を追究し、
人に優しく安全な素材や製品として提供しています。
当社は漢方薬を中心とした天然物医薬品を得意分野としており、その研究開発力は業界でもトップクラスです。大手製薬メーカーを含めた多くのお客様より製品開発の依頼をいただいており、開発の初期段階から当社が中心となって製品開発を進めています。CMに登場するようなブランドの製品ももしかすると当社が製品開発を行ったものかもしれませんよ。さらに、生薬の調達から製品の包装までを自社で一貫して行うことで、自社による品質チェックを全製造工程で実現。多くのお客様から信頼される高い研究開発力と高品質製品で人々の健康に貢献していきます。
当社はドイツにおいて世界で初めて医薬品としての漢方薬の販売許可を得ることに成功しました。これは漢方薬の世界市場創出のための大きな第一歩。漢方薬の普及活動と現地の人に合った新製品の開発を進めることで日本の誇る伝統医薬品を世界中に広めていきたいと考えています。また、最新のデータサイエンスの考え方を取り入れることで、製品開発の効率化や製造技術のさらなる向上、より信頼性の高い品質管理の実現を目指しています。さらに、漢方薬の従来の分析法とデータサイエンスを組み合わせた新しい研究にも取り組んでおり、これからのデジタル社会にもマッチした、世界中で必要とされる健康創造総合企業の地位を確立していきます。
若手であっても様々な仕事を任せていくのが、当社の特徴であり社内に根付いている風土です。中には入社1年目から新工場の立ち上げに参加し、中心メンバーとして活躍したという猛者も・・・。これは若手社員が主体的に活躍することこそが会社の成長の大きな推進力となると考えているからです。上司やベテラン社員たちも若手社員の才能を引き出し、活躍の場を作ることに労力を惜しみません。若手の柔軟な発想力とベテランの豊富な経験を融合させることで、より一層成長していくことができる、そう信じて全社員が一丸となり、努力を続けています。
事業内容 | ■漢方薬を中心とした医薬品の研究開発
■医薬部外品や保健機能食品、化粧品などの原料となる新素材開発 ■海外での新規市場開拓 ■漢方薬のOEM事業 |
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設立 | 1947年(創業1900年) |
資本金 | 4,000万円 |
従業員数 | 従業員数232名 (2024年10月現在) |
売上高 | 98億(2024年度9月末実績) |
代表者 | 辻 将央 (代表取締役社長) |
事業所 | ■本社/奈良県大和高田市根成柿574
■奈良工場,奈良第二工場/奈良県五條市住川町1321 ■橿原研修センター/奈良県橿原市葛本町字西知見寺501-1 |
海外展開 | 天然物回帰の流れの中、特にヨーロッパでは伝統的にハーブ薬が使用されてきた経緯があり
今日益々伝統医薬に対する期待が高まっている。 当社では2011年から現地の提携会社と協力してドイツを中心とした ヨーロッパの医師と共に漢方薬の普及活動に取り組んでいる。 また、ヨーロッパでの医薬品としての漢方薬の普及を目指して、ドイツの連邦保健省に対して 承認申請もおこなっている。 TradReg2017-BfArmのシンポジウムでは漢方薬の承認申請に関する発表をおこなった。 (BfArmとは連邦保健省直轄の機関である医薬品・医療機器連邦研究所のこと) 2018年にはドイツに新会社を設立。 2019年より漢方薬の本格的な輸出、販売を開始した。 |
沿革 | 1900年 大峰堂薬品工業株式会社の前身である「行者本舗大峯堂 辻利吉」 創業
1947年 大峰堂薬品工業株式会社設立 1949年 配置向けに製品を販売開始 1968年 漢方エキスプラントを新設 1972年 薬局向けに製品を販売開始 1980年 GMP工場完成 1981年 医療用漢方製剤のOEM開始 1989年 橿原研修センターおよび生薬倉庫を新設 2000年 辻 将央が代表取締役社長に就任 2006年 超臨界二酸化炭素抽出プラント完成 2008年 辻将央社長、稲盛経営者賞を受賞 2015年 奈良第二工場エキスプラント完成 2017年 経済産業省から「地域未来牽引企業」に選定される 2018年 ドイツに新会社「Ominedo Pharmaceutical Deutchland GmbH」を設立 2019年 Pohl/Boskamp社と提携してドイツでの漢方薬の販売を開始 2024年 「中堅・中小企業の賃上げに向けた省力化等の大規模成長投資補助金」の補助事業対象企業として選定 2025年 新しい品質管理棟の完成・移転(予定) 2026年 IoT対応型漢方製剤製造工場の完成(予定) |