業種 |
非鉄金属
金属製品
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本社 |
東京
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UACJは、2013年10月にアルミニウム圧延業界の国内トップ2社が経営統合して誕生した、非鉄金属素材のリーディングカンパニーです。
自動車・飲料缶・エレクトロニクス分野などの日用品や、航空宇宙・エネルギー分野などの産業用に至るまで、UACJの素材はあらゆる分野で使われています。
高品質な素材を提供することで、UACJは日本のモノづくり「Made in Japan」を支えています。
私たちUACJは、2013年10月、アルミニウム圧延業界国内トップシェアの古河スカイおよび第2位の住友軽金属工業との統合によって誕生しました。母体となった両社はいずれも、優れた素材特性を活かして幅広い分野で活躍する金属素材、アルミニウムのメーカーとして長い歴史と豊富な実績を培ってきました。この両社の融合によって誕生したUACJは国内で随一、そして世界でも数少ない”アルミニウム総合メーカー”として、幅広い産業分野のニーズに、グローバルな規模で応えています。「日本発のグローバルアルミニウムメジャーグループ」として、アルミニウムの持つ可能性に挑戦し、新たな価値を創造し、広く社会に貢献していきたいと考えています。
高品質な大型アルミ素材を製造できる国内唯一、世界でも数少ない会社です。LNGタンカーや航空機などの外装材には、広幅長尺の大きなアルミ厚板が必要ですが、大規模な生産設備とともに、高品質を安定的に実現する高度な技術力が不可欠です。また先端ニーズに対応するため、技術研究所を中核とした研究開発体制を整備。基礎・基盤技術の深化とともに、新技術や新用途の開発にも積極的に取り組んでいます。
「企業は人なり」の言葉のとおり、企業の土台は人材であり、企業の総合力は従業員一人ひとりが発揮した能力の総和であると考えます。そして、従業員一人ひとりの能力は、日常の業務を通じて実践的に高めていくことが基本であり、人材育成の要であると考えています。今後ますます加速が予想される変化の激しいビジネスフィールドの中で、UACJ社員が創造的に能力を発揮していくため、「職場内OJT(日常の業務を通じた教育)」を中心に、「階層別研修」「スキル教育」「自己啓発支援」を3つの柱として、魅力的な人材の育成を進めていきます。
事業内容 | 【板事業】2022年度に国内生産されたアルミ板圧延品は約111万トンでしたが、UACJの推定シェアは約50%となります。世界最高水準の板厚制御技術や、全長400メートル、幅4.3メートルにおよぶ世界最大級の大型圧延機など、世界でもトップクラスの生産能力を誇ります。これら高度な生産技術と長年にわたり培ってきた独自のノウハウを結集し、万全の品質保証体制のもと、幅広い産業分野に向けて、アルミ缶から航空宇宙までの幅広い用途・ニーズに最適な製品を供給しています。
【自動車部品事業】自動車部品事業では、高い要求品質に応えるアルミニウム部品を供給しています。国内トップのアルミニウムメーカーとして培ってきた知見と生産技術を活かして、お客様のニーズに迅速にお応えするとともに、その高品質な製品をグローバルに供給しています。 【押出・加工品事業(押出)】押出事業ではさまざまな押出方法を駆使して、軽量かつ高精度のアルミ押出品を、自動車・熱交換器・鉄道車両・航空機材・建材・事務機器などの部材として、グローバルに供給しています。 【押出・加工品事業(加工品)】UACJグループで生産されるアルミ素材を、建築分野からエレクトロニクス、産業機器、自動車用途などのさまざまなニーズに、機能とコストパーフォーマンスを両立させた提案をしていきます。 【箔事業】グループ2社(日本製箔および住軽アルミ箔)が2014年初めに統合し、UACJ製箔として再スタートしました。安全性が求められる食品や医薬品包装材、精密さが求められるリチウム電池、電子機器のコンデンサー用など、UACJの箔事業として多くの分野で存在感を発揮しています。 【鋳鍛事業】鋳物分野では、精密鋳造技術を活かした世界シェア1位のターボチャージャ用コンプレッサホイールをグローバルに供給。鍛造分野では、国内最大規模の鍛造プレス機を駆使して、大型鍛造品のニーズに応えています。 【R&Dセンター】アルミニウムの新たな価値を創出するため、グループの研究開発拠点である「R&Dセンター」を軸に、お客様とともに次世代の製品や技術を開発しています。 |
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設立 | 2013年10月 |
資本金 | 522億77百万円 |
従業員数 | 9,510人 (2023年3月末、連結ベース) |
売上高 | 9,628億円(2023年3月期、連結ベース) |
代表者 | 代表取締役社長 田中 信二
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本社所在地 | 〒100-0004 東京都千代田区大手町1-7-2 東京サンケイビル |
事業所 | 【製造拠点】
板:福井(坂井)、愛知(名古屋)、埼玉(深谷)、栃木(日光)、イギリス、ギリシア、タイ、中国、米国 押出:愛知(名古屋・安城)、栃木(小山)、滋賀(近江八幡)、群馬(伊勢崎)、チェコ、タイ等 箔:群馬(伊勢崎)、栃木(野木)、滋賀(草津)、マレーシア等 鋳鍛:栃木(小山)、ベトナム等 加工品:埼玉(深谷)、福島(郡山)、岐阜(恵那)、滋賀(湖南)、大阪、インドネシア、メキシコ等 【研究拠点】愛知(名古屋)、福井(坂井)、埼玉(深谷) 、米国、タイ等 【営業拠点】本社(東京)、中部(名古屋)、関西(大阪)、九州(福岡)、米国、タイ、中国等 |
UACJ主要関連会社 | (国内主要グループ会社)
UACJ押出加工 UACJ製箔 UACJ鋳鍛 UACJ金属加工 UACJトレーディング UACJ物流 UACJアルミセンター など (海外グループ会社) Tri-Arrows Aluminum UACJ(Thailand) UACJ Extrusion(Thailand) UACJ Extrusion Czech UACJ Foil Malaysia UACJ Metal Components North America, UACJ Foundry & Forging(Vietnam) など |
アルミ素材って何? | UACJの素材は、そもそもどのようなところに使われているのでしょうか?実は皆さんの日常生活のなかで毎日、私たちの製品に触れているはずです。
例えば… 自動車(内外装ボディパネル、カークーラーなど)、鉄道車両、船舶、航空機(外装、内装)、H2ロケットなど、皆さんの身近な乗り物などにたくさん使用されています。 また、 アルミ缶(缶ボディ、缶キャップ、缶エンド)、アルミ箔(コンデンサー、食品、医薬品)などの皆さんの食生活を支える包装容器や、コピー機(感光ドラム)、建築資材(アルミサッシ、カーテンウォール)、モバイル情報機器のケースやPCのハードディスクなど、生活のあらゆるシーンでアルミがあり、そこにUACJが存在しています。 皆さんは決してUACJのロゴを目にすることはありません。でも、形を変え、姿を変え、加工され、皆さんの日々の生活の中で、UACJのアルミ素材は「made in Japan」の高品質を支え、貢献しているのです。 |
UACJの強み(その1) | 自動車の軽量化を支えるアルミ。 今、自動車に使用される金属素材として脚光を浴びるアルミニウム。 その軽さが車体重量の軽減、さらには燃費性能の向上をもたらすため、 ボディパネルなどでの使用が広がっています。
また、ラジエータ、エアコン、インタークーラーなどの熱交換器にはアルミニウムが活躍していますが、高温の流体や固体を媒介として熱のやりとりをする熱交換器の素材には、軽さに加えて、耐熱性、強度、耐食性が求められます。 アルミはその熱伝導性の高さに加え、複雑で微細な形状を可能にする加工性の良さ、さらには多様な表面処理が可能といった特性によって、その要求に対応できます。 自動車メーカーが環境対応を迫られる中、車両の軽量化はもちろん、熱マネジメント改善という側面からも低燃費、低公害化に、当社のアルミニウムが貢献しています。 |
UACJの強み(その2) | 地球環境にやさしいアルミ。たとえば私たちがほぼ毎日のように手にする飲料用アルミ缶。この胴体部分やキャップの多くに当社のアルミ板が使われています。アルミ缶はリサイクル性が高く、新たに製造するのに比べて、はるかに少ないエネルギー量でリサイクルすることができます。しかも繰り返しリサイクルできることから、 アルミ缶のスクラップは素材として他の飲料容器のそれと比べて価値が高く、処理施設や流通ルートの整備も進んでいます。
年間約180億本のアルミ缶が生まれ、その90%以上がリサイクルされるアルミ缶は、環境負荷の少ない「循環型飲料容器」として、私たちの暮らしに欠かせない存在です。 |
UACJの強み(その3) | 電化製品の省エネを支えるアルミ。例えば、水が蒸発するときに周りの熱を奪うように、内部を循環する冷媒が気化と液化を繰り返すことで室内の空気と熱交換を行うエアコン。
内部に張り巡らされ、冷媒を循環させる円管の材料には従来銅が使用されていますが、近年では銅からアルミ合金に変える動きが高まっています。また円管の周りで幾層にも重なったフィン材には従来からアルミが使用されており、円管からの熱を運び、広い表面積で室内の空気との効率的な熱交換を行っています。 エアコンは小型化・高性能化のニーズが強く、そのためにUACJは100分の1ミリという公差での微細な溝加工を実現したり、コスト削減に取組んだりするなど、高い技術力で応えています。 |
UACJのグローバル戦略(世界各地のニーズに即応できる供給体制を確立) | 経済環境が大きく変貌しているグローバルマーケットの動きを見据えながら、海外ネットワークを展開中。大きな成長が見込まれる中国やアジア、多くの自動車メーカーを擁する欧州、そして世界最大のアルミニウム消費地域である北米など、世界各地域で製造・販売拠点を拡充し、素材の力で現地進出している日系企業の“Made in Japan”を支えている。
具体的な展開としては、アジアでは顧客の現地調達ニーズに応えるため、日本のアルミ業界としては初めて海外での板圧延一貫生産工場をタイで稼働開始。また世界のアルミ缶市場の4割を占める北米では大規模板圧延拠点に出資。更に軽量化に対応した自動車パネル用アルミニウム材製造拠点の建設も米国で開始した。押出事業では熱交換器用材料の製造拠点として、グローバルに展開する自動車産業に対応すべく、タイ・チェコに展開している。 |
【新型コロナウイルス感染症への対応】 | ・Web説明会は、マイページから予約後に視聴いただきます。
・選考等で来社される際、事前に検温していただき、37.5度以上の場合、該当者は個別に対応致します。また熱がない場合もマスクの着用を推奨します。 |