株式会社中山製鋼所

中山製鋼所は大阪市大正区という都心部に鉄鋼メーカーには珍しく本社と工場の両方を構えています。創業は1919年と一世紀以上の歴史を持ち、東証プライムにも上場しています。転勤が少なく安定した生活環境で働くことが出来るため、従業員の勤続年数も長く、仕事に必要な知識や技術をじっくりと磨くことが出来るのも魅力です。また、粒径を制御することで鉄に強さとしなやかさを持たせた微細粒熱延鋼板の製造技術で特許を取得し、大河内記念技術賞やフランス鉄鋼協会『 ベストワン賞 』を受賞しました。今後もこれまで長年にわたり培ってきた技術力に加え、新たな技術開発にも取り組み、社会のインフラを支えて参ります。

当社では、鋼板、棒鋼、メッキ加工品などの製品を、毎月10万トン以上生産しています。製品が出来上がる過程には、技術職・事務職共に様々な職種の方々が関わり合っています。例えば、技術職の方ならば、生産現場の効率化やコスト削減に取り組んだり、事務職の方は営業活動、市況を読みながらの原料・資材の買い付け、生産計画の作成などです。また、一人一人の能力や入社後のスキルアップに合わせて様々なプロジェクトに携わることが出来るのも魅力の一つです。

私達が都市型の鉄鋼メーカーとして心掛けていることは『 地域との共生 』です。カーボン排出量の少ない電気炉製鋼法を用いて製品製造を行うことを始めとし、工場から発生する粉塵量を削減するため大きな設備投資を行ったり、工場排水も自治体の基準よりさらに厳しい数値設定で管理を行うなど、環境負荷の少ない企業を目指すことで、地域と共に歩んで参りたいと思っております。また、『 我々も地域の一員である 』との想いから、従業員による公道清掃を行うなど地域に根差した活動にも力を入れて参ります。