業種 |
機械
繊維/化学/半導体・電子部品・その他
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本社 |
大阪
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私たちは、水や油、危険な薬液・ガスなどの流体を制御する「流体制御関連機器」を設計・開発・製造しているメーカーです。さまざまな産業機械に用いられる流体制御関連機器を生み出し、市場を拡大してきました。また、現在ではシール技術や材料技術を発展させ、半導体・免震装置・ふっ素樹脂基板など、先端技術で時代の要請に応える製品を展開し、幅広い分野に貢献しています。今後もグローバルに事業を展開していきます。
当社は、2つの事業セグメントで世界の幅広い産業を支えています。1つ目は「電子機器関連事業」です。この事業はハイテク市場に特化していて、なかでも半導体・液晶・医療分野に注力しています。当社がつくる耐薬品性・耐熱性・クリーン性の高いふっ素樹脂製の継手やポンプなどは、多様な薬液に影響されないため、半導体基板(シリコンウエハー)の洗浄に広く用いられているのです。事業セグメントの2つ目は「産業機器関連事業」で、回転機器に組み込んで流体の漏れを制御するメカニカルシールや、バルブのステム部分のシール材として使用するグランドパッキン、さらに配管と配管の間に設置するガスケットなどを扱っています。
2024年に創業100年を迎える当社。グローバルに事業を展開中で、海外11ヵ国に16拠点を構えています。当社を中心とする「ピラーグループ」は、従業員数800名超・売上高406億円(2021年度実績)という規模を誇っています。そんな私たちは、現在の主軸である「半導体製造装置向けのふっ素樹脂製品」と「一般産業向けのメカニカルシールやグランドパッキン」に続く、第3の柱の構築を合言葉に、新たな製品・技術の開発を推進中。具体的には、地震などから人々を守る「免震装置」や、次世代通信規格(5G)・自動運転などに使用される「ふっ素樹脂基板」といった製品の開発を進め、安心・安全な未来を支えていきます。
当社は、流体制御技術を強みに、時代と共に変化するニーズに合わせ、電力、石油精製・化学、船舶、自動車、半導体など、幅広い分野で活躍する独創的で高品質な製品を開発してきました。どの製品にも「豊かな地域社会の発展に貢献する」という想いがあり、私たちは“社会を支える”未来を創るために挑戦し続けているところです。こうした挑戦を加速させる原動力となるのは、何よりも「人」だと当社では考えています。社員一人ひとりの意欲に応えるサポート体制を強化し、柔軟な発想を生み出す社内外のコミュニケーションやダイバーシティーも推進中。新しく大きな可能性に挑む当社で、あなた自身の可能性も広げていってほしいと思います。
事業内容 | ■流体制御関連機器の開発・製造・販売
■免震装置・スライドベアリング・ふっ素樹脂基板など新製品の開発・製造・販売 |
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設立 | 1948年5月(創業:1924年) |
資本金 | 49億6,600万円 |
従業員数 | グループ計:858名
(2023年3月現在) |
売上高 | 連結売上高:586億円
単体売上高:490億円 (2024年3月期) |
代表者 | 代表取締役社長 岩波 嘉信 |
事業所 | 本社/大阪府大阪市西区新町1-7-1
三田工場/兵庫県三田市下内神字打場541-1 福知山事業所/京都府福知山市長田野町2-66-3 九州工場/熊本県合志市福原1-25 東京支店/東京都千代田区内幸町2-2-2(富国生命ビル) 横浜支店/神奈川県横浜市中区相生町6-113(オーク桜木町ビル) 名古屋支店/愛知県名古屋市東区東桜1-4-13(アイ高岳ビル) 京都支店/滋賀県彦根市旭町1-24(田中ビル2nd.) 大阪支店/大阪府大阪市西区新町1-7-1 神戸支店/兵庫県明石市樽屋町1-29(エヌグラン明石) 広島支店/広島県広島市南区稲荷町4-1(広島稲荷町NKビル) 九州支店/熊本県合志市福原1-25 |
関連会社 | ■国内主要グループ会社
株式会社ピラーシールソリューションズ/株式会社エヌピイ不動産/株式会社ピラー精密/株式会社エヌピイ工業/株式会社ピラー九州/株式会社増子製作所 ■海外販売子会社 株式会社ピラーシンガポール/株式会社ピラーインドネシア販売/株式会社ピラータイ/株式会社台湾ピラー台北事務所/上海ピラートレーディング有限公司/韓国ピラー株式会社/株式会社ピラー中東/株式会社ピラーアメリカ ヒューストンオフィス/株式会社ピラーアメリカ フリーモントオフィス/株式会社ピラーヨーロッパ ■海外製造子会社 株式会社ピラーインドネシア製造/株式会社台湾ピラー 高雄工場/ジョ州ピラー有限公司/株式会社ピラーアメリカ ヒューストンオフィス/株式会社ピラーメキシコ |
理念 | ■社是
品質第一・和衷協力・一歩研究 ■経営理念 1.住みよい地球と豊かな社会環境づくりに貢献します。 2.独創的で高品質な製品を提供し、お客様にとってかけがえのない企業を目指します。 3.法令・社会規範を遵守し、公正で健全な企業活動を行います。 |
環境への取り組み | ピラーグループは、「流体制御技術」を核として、お客様の要求に合った独創的で高品質な製品とサービスを経済的に供給することで、住みよい地球と豊かな社会環境づくりに貢献しています。 |
沿革 | 1924年 船舶用レシプロエンジンのシリンダ-グランド用として合金製ピラーパッキンを考案し
「日本ピラー工業所」を創業 1926年 工業用流体制御パッキンの本格的生産を開始 1932年 自動車用及び船舶内燃機用のガスケットの生産を開始 1948年 「日本ピラー工業株式会社」を設立 1951年 国内に先駆けてメカニカルシール(軸封装置)を開発し、生産を開始 1980年 当社としては初の海外合弁会社「Korea Pillar Packing Co., Ltd」を設立 1984年 大阪証券取引所市場第二部特別指定銘柄(新ニ部)に株式上場。半導体製造装置向け ふっ素樹脂製品の開発に着手し、継手(ピラーフィッティング)を発売 2001年 東京証券取引所及び大阪証券取引所市場第一部に上場 2002年 世界に先駆けて画期的なシール機構を実現した「スーパー300タイプピラーフィッティング」 の生産を開始 2022年 東京証券取引所市場第一部からプライム市場に移行 2023年 福知山第二工場、三田工場イノベーションセンターを竣工 2024年 創業100周年を迎え、社名を「株式会社PILLAR」に変更 |