私たちは海産物に特化した製品の企画・生産・販売を行っています。北陸・金沢という水産資源の調達・加工に有利な立地を活かし、創業以来新鮮な魚介を使った海鮮おつまみや干物類を販売。「おさかなバル」のブランド名でギフト向けの商品も企画し、売上をのばしています。また、近年は総菜会社をM&A化することにより、総菜部門にも進出。通販やおせち料理など、当社が扱ってこなかった分野にも積極的に参入しています。
当社は従来より魚介系のおつまみや塩干の事業を全国の小売流通業に対し展開してきましたが、昨今のライフスタイルの変化により需要が減少し、販売競争が激化しています。そこで近年力を入れているのが魚総菜の事業です。共働き世帯が増加し、核家族化が進むことにより世帯構造が変化。外食と家庭料理の中間的存在である「中食」の市場が拡大しています。それに伴って多様化・増大する利便性の高い食や個食へのニーズに対応すべく、新商品の開発に総力を挙げて取り組んでいるのです。また、当社では利便性のみならず、消費者の健康や食の安全性も追求。社会的な食のニーズを当社が満たすことで社会に貢献しています。
当社は1966年の創業以来、50年以上にわたり小売店への海鮮加工品の卸売を生業としてきました。しかし、2008年に近江町市場内に「のざきの焼き魚」を展開することで営業形態に幅を広げ、自社の商品を直接顧客に届けることができるようになりました。2015年には金沢百番街内に2店目の直営店「金澤北珍 肴の匠」を展開。これらの直営店は消費者から直接意見を聞くことができるため、商品開発の貴重な情報元として活用しています。さらに近年はインターネットでの販売を本格稼働。自社サイトのECのほか、知名度の高いショッピングサイトに出店するなどして販路を広げています。またSNSを使って情報発信するなど積極的な広報活動にも努めています。
当社の社員は食を通じて地域社会に貢献できるよう、日々の仕事に取り組んでいます。社員が持てる力を存分に発揮できるよう、当社では各種休暇制度や医療保険などの福利・厚生制度を重視。また、社員の文化活動・スポーツ活動を推奨しており、ソフトボールやボーリングなどのスポーツ活動や、会社ぐるみのレクリエーションが活発に行われています。新入社員からベテラン社員まで社歴に関係なく社員同士がコミュニケーションをはかる機会を大切にしているのです。さらに、社員一人ひとりが自らの職業能力の開発・向上に取り組むため、ビジネス・キャリア検定制度を積極的に導入。合格者に受験料を会社が支給するなどの支援を行っています。
事業内容 | 海産物に特化した製品(珍味・干物・総菜等)の企画・生産・販売 |
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設立 | 1968年6月(創業:1966年6月) |
資本金 | 3000万円 |
従業員数 | 75名(2022年9月現在) |
売上高 | 14億48百万円(2022年度実績) |
代表者 | 代表取締役社長 山上 智之 |
事業所 | 本社:石川県金沢市湊4丁目56番地
直営店 肴の匠北珍 百番街店:石川県金沢市木ノ新保町1-1 金沢百番街 あんと内 近江町のざきの焼き魚:石川県金沢市上近江町50 近江町市場内 |
グループ企業 | 株式会社ヤマト
株式会社KOU NO SHOU 株式会社大彦 北珍グループ株式会社 |
沿革 | 1966年6月:北陸珍味食品として故 山上惠一郎が個人創業
1968年6月:金沢市高柳町にて株式会社北陸珍味食品を設立。資本金200万円 1969年9月:金沢市松村2丁目230番地に本社・工場を新築移転 1977年2月:金沢市無量寺に加工工場を新設 1978年2月:資本金を500万円に増資 1979年3月:資本金を1,000万円に増資 1979年4月:C.I.を導入 1979年6月:松村2丁目の本社・工場を増設 1986年2月:資本金を3,000万円に増資 1986年4月:職能資格等級制度を導入 1986年7月:オンラインシステムを導入 1987年5月:金沢市湊4丁目56番地に本社・工場を新築・移転 1988年5月:MCA無線を導入、配送サービスの向上を計る 1988年7月:畜肉製品の製造を開始、ドライステーキを発売 1990年11月:岐阜県のひるがの高原に社員保養施設を新築 1991年4月:ホクチングループ株式会社ベストフードを設立 1991年6月:第2期C.I.を導入、社名を株式会社ホクチンに改称 1991年6月:創業者山上惠一郎が会長に、山上雅敏が社長に就任 1991年10月:本社倉庫に配送ヤードを増設 1991年11月:優良申告法人表敬状を受ける 1993年12月:金沢駅百番街に直営店「肴の匠北珍 百番街店」を出店 1993年12月:本社・第2工場を増設 1994年2月:ホクチングループ株式会社ヤマト(能登)を設立 1994年11月:ホクチングループ株式会社ヤマト 本社・工場を竣工 1994年11月:オリジナル商品「いしり仕立て新鮮一夜干し」が第5回全国水産加工品総合品質審査会に於て水産庁長官賞を受ける 1996年11月:優良申告法人表敬状を受ける 1997年4月:企画室拡充(商品企画と販促企画の統合強化)と同じにV.I.(ビジュアル・アイデンティティ)展開に着手 1997年10月:北陸自動車道松任徳光P.A.(まっとう車遊館内)「肴の匠北珍 C.C.Z店」を出店 1997年10月:国際食品見本市(ANUGA、SIAL)に1994年より連続4回目出店 1999年9月:ISO9001の認証を(財)日本品質保証機構より取得 2004年6月:山上智之が社長に就任 2004年11月:食品衛生功労者・優良施設石川県知事賞受賞 2005年4月:第8回ファベックス2005(惣菜デリカ・弁当・外食専門展)に出展(東京ビッグサイト) 2006年5月:プライバシーマークの認証を(財)日本情報処理開発協会より取得 2006年10月:本社社屋リニューアル完成 2007年3月:通信販売酒類小売業免許を取得 2007年8月:株式会社のざきをM&Aで子会社化 2008年3月:FOODEX JAPAN2008(第33回国際食品・飲料展)に出展(連続15回目出展/幕張メッセ) 2008年8月:居酒屋産業展出店(パシフィコ横浜) 2008年10月:株式会社のざきを経営統合 2008年10月:(社)日本食品衛生協会より優良施設の表彰を受ける 2008年12月:本社敷地内に総菜工場を新設 2008年12月:近江町直営店「のざきの焼き魚」を改装オープン 2009年2月:第6回ジャパン・インターナショナル・シーフードショー大阪に出店(2回目) 2009年2月:第43回2009スーパーマーケット・トレードショーに初出展(東京ビッグサイト) 2009年2月:百番街めいてつ・エムザ地下食品フロア内に直営店「金澤魚惣 惠」を出店 2011年8月:“チャンカレさきいか”が2011年金沢ブランド優秀新製品に認定 2011年11月:「食べてくれてママ安心 いわしふりかけ」が第22回全国水産加工品総合品質審査会において、大日本水産会会長賞を受賞 2012年7月:「匠 さば照焼」がモンドセレクッション銀賞を受賞 2013年7月:ホクチングループ 株式会社 KOU NO SHOUを設立 2014年7月:惣菜工場にて、急速凍結機プロトンを導入 2015年7月:金沢百番街あんと内に直営店「金澤北珍 肴の匠」改装オープン 2015年9月:惣菜工場にて真空圧力釜を導入 2016年9月:塩干小売専門店の株式会社大彦と資本提携 2016年10月:惣菜工場にバンドソー、切身スライサーを導入 2016年11月:「のどぐろ鮮魚干し」が第27回全国水産加工品総合品質審査会に於いて水産庁長官賞受賞 2017年1月:株式会社 KOU NO SHOUがサンクゼール(久世福商店)のフランチャイジーに参画 2017年3月:株式会社 KOU NO SHOUが「久世福商店 イオンモール新小松店」をオープン 2017年3月:惣菜工場にて新焙焼機を導入 2018年2月:北陸自動車道松任徳光P.A.(はくさん街道市場)肴の匠北珍C.C.Z店」を退店 2019年4月:株式会社 KOU NO SHOUが「久世福商店 香林坊大和店」をオープン 2019年9月:株式会社 KOU NO SHOUが「久世福商店 イオンモール高岡店」をオープン 2021年7月:株式会社 KOU NO SHOUが「久世福商店 イオンモール白山店」をオープン 2021年8月:株式会社 KOU NO SHOUが「元祖中津からあげもり山 新保本店」をオープン 2022年7月:ゴーゴーカレー監修「ゴーゴーカレーさきいか」を新発売 |