諏訪中央病院組合

職員みんなで考えた“あたたかな急性期病院”というちょっと変わったスローガンを掲げる私たち。これは、急性期医療で命を守り、緩和ケア・在宅ケアを通して看取りまでしっかり診る、という私たちの使命を表す言葉。そんな想いをもとに、安全でたしかな医療提供はもちろん、やさしくあたたかい姿勢で患者さんをサポートしています。また、多角的な視点で地域に寄り添うのも特徴のひとつ。ためになる知識をわかりやすく学べる『ほろ酔い勉強会』、医療・病院・自分の身体や病気について知るイベント『病院祭』、アーティストと病院スタッフのコラボレーションで生演奏や合唱を披露する『ホスピタルコンサート』など、幅広い活動を行っています。

薬剤部は、薬剤師19名、薬剤助手4名、SPDスタッフ4名で構成。調剤、漢方調剤、注射剤、がん化学療法、無菌調製・院内製剤調整、病棟薬剤管理、医薬品情報管理（DI）といった業務を担っており、全ての院外・院内処方を薬剤部で鑑査・疑義照会しています。医療の高度化・細分化の加速により薬剤師の重要性や期待値が益々高まっている昨今。安全・正確・スムーズな調剤の実現のために散薬ロボットを導入するなどテクノロジーの力も駆使し、業務効率化やインシデントの無い環境を目指しています。また、医師・コメディカルとの垣根の低い環境も確立されており、各職種と連携したチーム医療で服薬指導や医薬品の管理を行っています。

地域のみなさまとの距離の近さが特徴の当院。例えば、新任スタッフのために、地域住民の方々が手づくりの郷土料理で歓迎会を開いてくれます。そんなあたたかなおもてなしにより、若手・ベテラン問わず全国からスタッフが集まるようになり、より一層、質の高い医療提供が実現。全国的にとても珍しいことで、地域のみなさまに支えられていることを改めて実感できる当院ならではの風土です。また、当院の取り組みとして、良い医療の提供には優れた医療人の育成が重要だと考え、臨床研修研究センターでの医師・医療スタッフの教育にも注力。更に、安心して長く働き続けられるよう、託児室、親睦会、共済組合など福利厚生や制度も充実させています。