業種 |
食品
化学/商社(食料品)/外食・レストラン・フードサービス
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本社 |
大阪
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当社は大正12年に、荒地であった桃谷を開拓するところからスタートしました。量り売りの行商からはじめ、低温殺菌による瓶詰へと進化し、やがて多くの人へ“命をつなぐ栄養剤を毎日届ける”という使命感を伴う、大切な事業へと成長してきました。戦中戦後の混乱期やその後の高度経済成長など、時代に合わせて新たな商品やサービスを開発し、販路を拡大しながら牛乳メーカーとして確固たる地位を確立しました。
牧場経営を開始した大正期には、日本人にとって牛乳はまだ生活に密着した飲料ではありませんでした。高温殺菌の実用化などを経て、広く牛乳を届けることができるようになったことや、戦後になって学校給食に採用されたことなどを契機に、我が国においても、牛乳を飲む習慣が定着していきます。当社では戦時中や戦後の混乱期に、傷病に苦しむ人々に対する大切な栄養補給の一つとして、また成長期の子ども達への健康維持に貢献することを使命として、安全でおいしい製品の供給に努めてきました。創業から100年を経て、時代は変われども変わらない価値を追求し、人々から求められる製品の開発と提供のため、日々努力を重ねている企業です。
牧場経営からスタートしている当社だからこそ、新鮮で栄養価の高い「生乳」にこだわっています。安定供給できるよう複数の産地から生乳を調達しており、全ての契約者・契約事業所へ、製品が間違いなく届くような工夫にも力を入れています。また人工透析治療を受けている方など、そのままでは牛乳が飲めないようなケースでも、独自に特許取得した「低リン乳」を開発し、牛乳の持つすばらしい恩恵が享受できるような取り組みもおこなっています。また、子ども・女性・高齢者におすすめの「オリゴセレクト」など、すべての人が豊かな栄養を日々摂り入れながら、健康な毎日を過ごすことができるよう、製品開発を進めています。
当社には、新製品の開発や品質管理など化学分野・農学分野を専攻した人が活躍できる部署、さらに生産工程で機械・電気分野の知識を活かす仕事など、多くの職種があります。それぞれの職務において、学校で学んだ知識をベースに実務に合わせてアレンジしたり工夫する場面があり、やりがいを感じることができます。学んだことや、自分で興味を持って取り組んできたことが仕事に活かせる。さらに自分のアイデアや着想が社会の役に立ち、多くの人に喜ばれるような仕事につながる。このような経験ができる場所はそれほど多くはありません。今も進化を続けている生産現場のフロントラインで、いきいきと活躍することができる仕事があります。
事業内容 | ○牛乳、加工乳、乳飲料、発酵乳、学校給食用牛乳などの製造販売 |
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設立 | 1950年12月 |
資本金 | 9,200万円 |
従業員数 | 104名(男性84名、女性20名) |
売上高 | 81億4000万円(2023年度) |
代表者 | 代表取締役社長 鵤 照 |
インタビュー記事 | 社長名鑑
https://shachomeikan.jp/industry_article/3310 |
事業所 | ■本社
〒559-0024 大阪府大阪市住之江区新北島4丁目4-12 |