株式会社グッドマン

当社は、1970年代に先端医療技術として登場した「インターベンショナル・カーディオロジー（心臓循環器系疾患の診断および治療）分野」の将来性にいち早く着目し、同分野に必要なカテーテルなどの治療用具と診断機器の開発・導入を手がけてきました。また、国内に先駆けて心機能画像解析ソフトウェアの開発も進めてきました。特にカテーテル製品に関しては、国内の販売を通じて蓄積したノウハウをもとに、日本独自のニーズに合った製品の開発・導入を行っています。近年は製品の自社開発・製造にも注力し、医療現場のニーズに応えるべく努力を続けているところです。今後も先端医療技術の提供を通じ、社会に貢献していきます。

医療分野の開発および技術革新はまさに日進月歩で、時代のニーズに的確かつ迅速に対応する必要があります。当社では、治療分野においては、従来の治療用具にとらわれずに革新的なニューデバイスを市場に導入してきました。また、新素材（ポリウレタン）による人工血管を開発・導入し、人工臓器の分野に参入しました。技術力・開発力に磨きをかけるために、常に社員の専門知識の向上を図り、技術を研鑚できる環境を整えています。そのほか、長年にわたり海外で培った信用と、著名な医師・専門スタッフとのネットワークも当社の強み。海外での高度な情報収集能力を活かすことで、先端の医療技術および医療機器の開発・導入を実現しています。

昨今、日本国内で問題視されているのが、生活習慣病患者の増加です。心疾患も生活習慣病の一種で、なかでも心臓病はガンに次ぐ第2位の死亡原因となっています。このため、心疾患分野の診断および治療のための安全で有効かつ高品質な高度医療技術を求める声は多くなる一方です。こうした中で当社は、心臓血管分野を中心として、より低侵襲的な・より安全な・より確実な・より迅速な診断および治療を可能にする技術の開発・導入を目指しています。また、蓄積したノウハウをもとに、多様な自社製品の開発を見据えており、今後、海外からの情報も大いに活用し、国内医療現場のニーズを的確に捉えた活動を展開していこうと考えています。