株式会社銀閣寺大西

「お肉を買うなら、銀閣寺大西で間違いない」。そんな風に京都で長く親しまれている精肉専門店です。現在は京都市・長岡京市内に22店舗、滋賀県内に3店舗、大阪府内に2店舗、兵庫県内に1店舗出店しています。全国で数々の最優秀賞を受賞している『村沢牛』や、経産牛（出産を経た母牛）を長い年月をかけて再肥育した『サスティナブル和牛「熟」』などのオリジナルブランド牛も好評で、卸売業も順調。安定した事業基盤のもと、2015年には海外への店舗展開に加えて輸出事業にもチャレンジ！8年間で輸出国は増え続け、約30ヵ国に「WAGYU」をお届けしています。地域の一人ひとりも、世界の皆さんも美味しいお肉で笑顔にするのが銀閣寺大西なのです。

近畿大学を卒業し、2022年に新卒で入社した高島です。在学中のアメリカ留学で「ちゃんとした日本食がない」と感じ、日本食を広めたいと思うようになりました。就活のキーワードは「食品」「海外」。ただ、大手企業はTOEIC700程度では通過せず、入社できても海外勤務への道のりは遠そう。一方、銀閣寺大西の「頑張り次第だよ」という言葉に惹かれました。入社後はスーパー内の店舗に配属。対面でお客様とコミュニケーションしながらの販売のため、常連さんとは「お孫さんが帰ってきてるんですね」などと会話が弾んだり、「これ絶対好きだと思います！」とおススメして喜んでもらったり。「地域に密着して貢献できている」という実感がありました。

さらに楽しかったのは、本当に自分次第でなんでもやらせてもらえること。かたまり肉から自分でカットしたり、ショーケースやパックの盛り付けひとつでもより美味しそうに工夫したり。豚トロが余ってしまったときには、「お惣菜として豚トロ丼を作ろう」と提案しました。それで見事豚トロが売り切れた時は達成感がありました。そして、ついに入社1年目の終わりにシンガポール店への異動を打診されたんです。「なるべく若いうちに海外に行きたい」とは思っていたのですが、まさかこんなに早くチャレンジできるなんてビックリ。常連のお客様には「寂しくなるけど頑張って」と言っていただきました。そして2023年12月、いよいよ海外へ羽ばたきます！