新潟県商工会連合会

VUCA 「Volatility（変動性）、Uncertainty（不確実性）、Complexity（複雑性）、Ambiguity（曖昧性）」と呼ばれる現在、企業を取り巻く経営環境は非常に困難なものになっています。商工会の職員は、そうした厳しい経営環境下におかれる地域の企業にとって、最も身近な存在、パートナーとして、企業に寄り添い、公的機関故にできるきめ細かな支援を通じて、企業の元気を支え、地域の発展に繋げる、そうした役割を担っています。経営者や関係機関の幅広い年代の方々と接しながら、課題や悩みを共有し、解決に向けてともに考えることで、様々な業界の知識が得られるとともに、地域の色、魅力を再発見できることも、この仕事の魅力の一つです。

「経営指導員研修生」として採用され、キャリアがスタートします。その後、2年間の研修期間を経て、「経営指導員」へとキャリアアップします。「研修生」期間中は、商工会業務に関する基礎知識から、経営支援に関する専門知識を短期、長期の様々な研修を通じて習得します。特に長期研修は、「中小企業大学校」を会場に充実した環境下で、専門スキルを学ぶことが出来ます。OJTを含め、多様な研修が整備されていますので、安心して入社してください。先輩職員からは、「大学で畑違いのことを学び不安だったが、入社後、研修や先輩からの助けで日々成長の実感を得られた」といった声も寄せられていて、現在、経営指導員として活躍されています。

新潟県商工会連合会では、職員がやりがいを持って意欲的に働くことのできる職場環境の整備、充足化に向けて取り組んでいます。待遇面について、休日は、完全週休2日制（土・日）、祝日や年末年始の休暇を含めると、年間で123日あります。その他、年次有給休暇が20日付与に加え、夏季休暇（5日）や結婚や忌引きなどの特別休暇、小さなお子さんの看護休暇などがあります。県内商工会の2023年度の年次休暇や残業の実績は、年次休暇12.0日、残業は月平均11.4時間です。今後、ワークライフバランスの充実を促進するため、更なる改善に取り組んでいきます。勤務地は新潟県内のみで、腰を据えて働ける点を魅力に感じている職員も多くいます。