業種 |
農林
食品
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本社 |
山形
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美味しさをお届けすることを通じて、人や地域、社会を元気にしていきたいという想いから、養豚から卸売、加工、配送までを一貫して手掛ける食肉総合会社です。自社ブランド豚として「米の娘ぶた(こめのこぶた)」を展開。東北圏内のスーパーのほか、地域のラーメン店やレストランなどに食肉の卸売を行っています。豚糞を活用したバイオマス発電事業による循環型農業に取り組み、環境大臣の地域環境保全功労者表彰を受彰しました。
「元氣のみなもとをつくっます」 おいしい「食」の提供を通じて、人々の幸福と健康に貢献することを使命とし、地域の食文化や伝統の普及に継続的に取り組む企業を目指しています。当社は1979年に食肉卸を営む企業としてスタート。取引先である大手総合スーパーグループとともに、食や循環型農業をテーマに販路を拡大。2000年には宮城、秋田、青森、新潟まで営業エリアを広げました。自社ブランド「米の娘ぶた」を中心に、お客様のニーズに幅広く対応した商品をお届けしています。また、食品安全マネジメントシステム「ISO22000」「FSSC22000」認証取得による厳格な管理体制のもと、安全や健康、そして元氣を提供しています。
当社は食肉の一貫生産体制があり、「肉」を軸として、食から再生可能エネルギーによる環境事業まで幅広く事業展開しています。「自社商品×地元の食材×循環型農業」を掲げ、地域発展にも貢献してきました。循環型農業の取り組みでは、自社の養豚による豚肉と最上地域の名産のニラを使った「米の娘(こめのこ)餃子」を製造し、飲食販売店「米の娘家(こめのこや)」や地域のスーパーで販売。廃棄物はたい肥に使用し、スーパーで廃棄されるパンの耳は豚のエサとして使用。豚糞や地域の農家の野菜くずはバイオマス発電事業で活用し、豚舎への熱供給も検討しています。当社はこれからも社員とともに、新たな挑戦を行っていきたいと考えています。
入社後はジョブローテーションを行い、基本的にすべての部署の業務を体験。業務を通じて「食」を通じて元氣のみなもとを提供するという使命ややりがいなどへの理解を深めていきます。幅広い事業を展開しているため、その後のキャリアパスは社員によって様々です。たとえば、配送を担当した後、営業として活躍し、管理本部に異動。製造工場の立ち上げや飲食店の開発に携わったという社員も。希望や適性に応じて、多彩なキャリアパスを描けます。また、元氣で明るい社風で、部署内はもちろん、部署の垣根を越えて、何でも話しやすい雰囲気。業務でわからないことがあるときは気軽に質問できる環境があり、上司や先輩社員が丁寧に教えています。
事業内容 | ■牛豚・生産飼育業務
■豚肉脱骨・整形及び部分肉製造業務 ■業務用食肉アウトパック業務 ■食肉・加工食品卸売業務 ■生鮮食品・米穀の販売 ■食肉加工品製造販売・飲食販売業務 ■バイオガス発電事業 |
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設立 | 1979年7月 |
資本金 | 1億円 |
従業員数 | 418名(2023年2月現在) |
売上高 | 112億(2023年2月) |
代表者 | 代表取締役社長 小野木 重弥 |
事業所 | 本社・カット事業部・産地パック事業部/山形県東田川郡庄内町家根合字中荒田21-2
秋田事業部/秋田県秋田市新屋鳥木町1-39 山形事業部/山形県山形市桧町4-1-43 青森事業部/青森県黒石市大字下目内澤字小屋敷添5-11 酒田営業所/山形県酒田市京田2-13-10 盛岡営業所/岩手県紫波郡矢巾町広宮沢第3地割408 米の娘家・餃子工場 米の娘ファーム もがみ牧場 バイオガスプラント/山形県最上郡金山町下野明字下野明向955-1 |
風力発電事業について | 養豚を活用したバイオマス発電事業を展開する当社では、再生可能エネルギーの活用の推進を図るため、2021年に地域の企業3社によって風力発電事業を開始しました。
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沿革 | 1979年:
株式会社肉の大商設立 1980年: 庄内地区の中卸業として酒田営業所開設 1985年: 最上地区の中卸業として新庄営業所開設 村山地区の中卸業として山形営業所開設 1989年: 水産関連会社を主として惣菜加工センター開設 1994年: 山形県酒田市に酒田食肉流通センター開設 株式会社大商に商号変更 1996年: 秋田県・秋田市の誘致企業として、秋田食肉流通センター開設 1998年: 山形県山形市に山形食肉流通センター開設 2002年: 山形県庄内町(旧・余目町)にミートセンター開設 2004年: 新潟県長岡市に新潟営業所開設 青森県黒石市の誘致企業として、青森食肉流通センター開設 2008年: 宮城県仙台市に仙台営業所開設 ミートセンターが食肉分野で、食品安全マネジメントシステム「ISO22000」認証取得 山形県による山形県産業賞受賞 有限会社金山最上牧場が山形県最上郡金山町に自社農場を竣工 2009年: 自社ブランド豚「米の娘ぶた(こめのこぶた)」販売開始 「米の娘ぶた」「東京ビジネス・サミット大賞2009」で食部門賞受賞 2010年: 「米の娘ぶた」「2010食肉産業展」の「銘柄ポーク好感度コンテストPart.9」で最優秀賞を受賞 2012年: 有限会社金山最上牧場と合併、株式会社大商金山牧場に商号変更 カット事業部(加工課除く)が肉製品のカット及び整形・加工分野で、食品安全マネジメントシステム「FSSC22000」認証取得 2013年: 「米の娘ぶた」が「食肉産業展」の「銘柄ポーク好感度コンテストグランドチャンピオン大会」最高賞の「農林水産省生産局長賞」を受賞し、グランドチャンピオンの称号を獲得 2016年: 山形県金山町に餃子工場開設 併設の米の娘家オープン 2017年: 山形県金山町にバイオガスプラント完成 2018年: 大商金山牧場オンラインショップをオープン 自社農場の米の娘ファームが「農場HACCP認証」取得 中小企業庁「はばたく中小企業・小規模事業者300社」選定 経済産業省「地域未来牽引企業」選定 バイオガス発電・売電開始 2019年: 山形県環境保全協議会主催「第21回山形県環境保全推進賞」最高賞の山形県知事賞を受賞 ミートセンター(庄内町の工場全体)が食肉のカット、整形及び加工分野で、食品安全マネジメントシステム「FSSC22000」認証取得 山形県最上町に肉牛飼養を目的とした自社牧場として大商もがみ牧場竣工 2020年: 米の娘ファームが「JGAP」認証取得 山形県知事よりミートセンター(庄内町の工場全体)「食品衛生優良施設」選定 食の元氣株式会社との資本業務提携 2021年: 山形県庄内町で風力発電事業開始 2022年: スターゼン株式会社との資本業務提携 米の娘餃子が「山形のうまいものファインフードコンテスト」で、畜水産加工部門最優秀賞受賞 2023年: 「山形県障がい者雇用優良事業主」に認定 環境省「地域環境保全功労者」地域環境保全環境大臣表彰 |